ザ・サークルのレビュー・感想・評価

エマ・ワトソンは、サークルに入ると化粧が濃くなる。
他の人の目を意識するという点が女性らしくて、かわいいな。

観た映画を他の人達と完全に共有したら、映画産業は成り立たない。
自己矛盾しているので、おかしいな。
「面白い映画」という断片的な情報なら、映画の観客動員数を向上させ、
映画はヒットする。

共有する情報のコントロールがポイントになる。

既に、エシュロンによって日本人の電話、電子メール、フェイスブック、
は盗聴され、プライバシーは侵害され、個人は透明化されている。
「シチズンフォー スノーデンの暴露」や「スノーデン」を鑑賞すれば
分かることだ。

男なら、将来は自分で変える。

自分で共有する情報をコントロールし、自分で将来を変える。

”国会等の移転に関する法律”が制定されましたが、遷都されなかったのは、
偶然か？
自衛隊が海外に派遣されるようになったのは、偶然か？
ウサマ・ビン・ラーディンが米国多発テロの１０周年を前に殺害されたのは、
偶然か？
フェイスブックの新規株式公開が失敗したのは、偶然か？
米国がイラクのイスラム国を攻撃した後で、逆オイルショックが起きたのは、
偶然か？
クリミア半島を実効支配したロシアに対して、ルーブルショックが起きたのは、
偶然か？

偶然ではなく、共有する情報をコントロールすることで、私が変えてきた。

私はエシュロンを潰して、プライバシーを守るというように将来を変える。

君は自分の手で歴史の歯車を回してみたいとは思わないのか？

友人の紹介で世界一のSNS企業に就職した主人公が新たなサービスである小型カメラによるリアルタイムの動画配信でプライベートを切り売りして行く話。

トイレ等以外は常にクラウドで自身のプライベートが配信されているという設定。

誰のせいでもないって…現実でもこれに準ずるぐらい思慮の足りない人達がいるのも事実だけど、そんなアホなという思いが強くリアリティがない。

抑揚はあるけれど大袈裟で、まあそうなるだろうねという浅い展開と、そんなものかというオチで面白味に欠けた。

テーマも設定もキャスティングも良い。
だからこそ過度に期待をしすぎていました。
面白いけれど、中盤あたりから現実味が薄くなっていって「ありえへんやろ」というようなことがどんどん...
SNSが良からぬ方向へ成長していく様子は面白かったです。
もっと深めてほしかったなぁ。

なんか終わり方中途半端気味

エマワトソンじゃないキャスティングしたら客層暴落な感じかも

内容が浅すぎ。

はずれが少ないトム・ハンクスさんが出られているので期待しすぎてしまいました。
可もなく不可もなく。平均点かしら。

SNSという題材、現代の闇を描くということでどこまで切り込むのかと思ったのですが、なんだかふわりとした印象。
もっと現実感を持たせて恐怖やあおりがあってもよかったと思います。追い詰め方を描くと思っていたので拍子抜けでした。

ただ、もちろん俳優さんたちは実力派、素晴らしいので時々のシーンで惹かれるところは多々ありました。
期待しすぎないでおけばもっと楽しめたと思います。

飛行機の機内で鑑賞。意外とアメリカでの評判はいまいちだったが、思ったより楽しめました(^^)
同じく機内で観た超駄作「シンクロナイズドモンスター」が、なぜか評論家の評価が高く、騙されてしまった（でも、観客の評価はいまいち）こともあるから、洋の東西を問わず、映画評論家なんてそんなもんかもσ(^_^;)

SNSの恐怖を描いたテーマはやはり今日的で、全然他人事ではない。
ストーリーはやや脇が甘いが、大衆が簡単に情報操作されてしまう、このテーマの本質的な恐怖は、この映画の観る価値を高めている。
エマ・ワトソンは、やはりエマ・ストーンより、魅力的な女優だと思う。インテリジェンスでは当代トップクラス。
いつも「いい人」トム・ハンクスも、いい味だしてます。
おすすめ(^^)

作り手の意図は感じる。
SNS全盛期の今、人々は何もかも一つのことに関して面白がりすぎなんではないかと。
日本でいうと、週刊誌で一つの記事が出て、そのことに対して、ひたすら叩く風潮と同じではないかと。
それに対して、疑問を投げかけているように感じた。
悪くはない。社会を風刺していてとても興味深い作品ではあった。
近未来を予感させる会社の設定は、面白みがあったし、ドキドキさせられた。
エマワトソンとトムハンクスの演技はさすがであった。
しかし、最後のあっけない結末は、少し消化不良。
見て損ではないと思うが、後味はあまり良くない。

飛行機の中で見ました。SNS、監視社会、宗教と化してしまうベンチャー企業の危うさ、年齢性別関係なくキャリアアップできるし忖度不要など、テーマ的には良かったと思う。でも、表面的で浅くて急いで作った映画という印象でした。

ハワイ行きの機内で一足先に鑑賞。

SNSをテーマにした作品でしたが、もっとリアリティがあるかと思いきや、全くでした。
私たちもSNS依存症と呼ばれつつあるこの時代に生きているので、実際にこんなことがあったらどうなるんだろう？などなどもっと深く考えさせられるかと思いきや、、、。
アメリカなら少しあり得そうでしたけど。笑

エマ・ワトソン、トム・ハンクス、ジョン・ボイエガと俳優陣が豪華な割に、全員が全員微妙な演技と微妙な設定でひたすら違和感を感じました。
と言うか、こんなに豪華にする必要がありましたかね。
この内容なら、もっと駆け出しの俳優陣でやる方がリアリティがあったのでは。

あ〜つまらなかった！と言うか残念だった！

主人公だけやたら優遇される展開が謎
主人公が調子に乗りすぎる展開が謎
ソーシャルネットワーキングというレベルを逸脱しすぎた展開が謎
最後のしっぺ返しが謎、なんの解決にもなってない

ただエマワトソンが綺麗だと感じるだけの映画でした

全く盛り上がらない。内容も薄っぺらい。エマワトソンの演技も下手すぎ。なに、これ？って感じ。見に行ったら絶対金、返せ。というと思う。そういう意味では見る価値はあるかもしれない。トムハンクスという名優を出演させてこんな映画ができるなんて。ある意味すごい。制作国がアラブ首長国連邦、アメリカなんだけど、ギャラがすごかったのかな？とにかく脚本が悪すぎると思う。

巨大IT企業ザ・サークルに就職したメイはふとした自分の失敗が功を奏して企業の広告塔を任され世界中から注目される存在となるが、それによって自分のプライバシーだけでなく家族や友人のプライバシーが世界中にさらされることになり、やがて悲劇が訪れるというITサスペンス。
会社の中庭でシレッとベックがライブ演ってたりするイカした企業のCEOを演じるトム・ハンクスによる相当周回遅れな感じのジョブズのモノマネ、終始スマホを弄っているだけで何を考えているか解らないカリスマプログラマー役のジョン・ボイエガ、世界中の物好きが暇に任せてスマホ片手に人探しするというポケモン抜きポケモンGOにしか見えない同社開発の人物検索エンジン”ソウルサーチ”、そもそも主人公の自業自得に終始する物語は何もかもが中途半端で全く納得のいかないエンディングまでどこまでも消化不良。
パーキンソン病を患っていて介護が必要だが娘メイに負担をかけまいという思いを滲ませる父親役を演じたビル・パクストンの名演だけが光っていますが、本作が遺作となりました。残念です。