ザ・サークルのレビュー・感想・評価
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#4キャストと発想は良いのだが,
キャストは豪華。
内容は今時の話で,表と裏の面を描く作品。
思っていたのと違う…。
予告では,私生活も曝け出して…とそれが中心に話が回ると思いきや,そこまで行くまでが長い。
結末が納得いかない
巨大SNSに翻弄される若者を描き、SNSって怖いよってなるのかと思いきや、結局「?」ってなった
結論主人公は何も成し遂げていないどころか、悪を広めているだけ。制作サイドの意図がなんだったのか不明すぎる。
【作品のテーマは良かったのだが、深みが足りなかった作品】
SNSの弊害をベースにしたところは、良かった。
トム・ハンクスの起用方法が彼の俳優の魅力と合わず、エマ・ワトソンも頑張ったのだが、作品自体の魅力向上に結びつかなかった。
ジェームズ・ボンソルト監督。テーマは良いが、作品に深みが足りないよ、と思ってしまった作品。
<2017年11月11日 劇場にて鑑賞>
技術的な話は無し、社会問題をとりあつかった作品
サイエンスフィクションではないスペキュレイティブフィクション
「テクノロジー」という言葉が頻出するが
その実、発想は既存の技術の域を出ない
最後のやり返すシーンは一見の価値あり
現代の社会問題に警鐘を鳴らす意味では成功した作品だと思う
問題への回答としては平凡かつ無理がある発想で残念かな
技術を使ったディストピアの崩壊を期待していたが、期待はずれだった
思想的に肌に合わない
テンポは良いし、それなりのクオリティで
主人公の声優が沢城みゆきなので吹替も良い
残念な出来
エマ・ワトソン主演ってことで鑑賞。トム・ハンクス出てきた(見るまで知らなかった)
巨大なSNS会社に入った主人公がそこで見たものは!?という筋立てを見ると面白そうなのだが…。盛り上がりにもカタルシスにも欠け、正直つまらない。
会社にいる人間の行動が画一すぎて(そんな反応ありえなくね?)というのが多過ぎる。全員洗脳されてるならともかく・・・。最後も中途半端というか何が描きたいの?という終わり方。問題提起はわかるけど「人はそんな簡単ではないよ」という気分に。
残念な部分しかないけど、エマ・ワトソンのニット姿と組織トップの胡散臭さ漂わすトム・ハンクスの演技で星ひとつオマケ。
IT勤めは学生のサークル感覚!!
超大手IT企業が舞台で、最初は少しワクワクしますが、以降はつまらないのでガッカリしました。ジョブズやTEDのようなプレゼンの熱気()の反面、生活に全く必要ないだろと思ってしまうので、映画として失敗だったと思います。IT企業勤めは学生のサークル感覚、という意味でしょうか。
この時代において取り上げられて当たり前のテーマで、そのターゲットが...
この時代において取り上げられて当たり前のテーマで、そのターゲットがfacebookであることもいいと思った。ただ、クライマックスの内容があまりにも雑だったし、もっと深く考えてもいいような内容だと思った。特に全て晒されることへのなんとなくの抵抗の本質はどこにあるのか、個人情報と共存はありうるのか。もっとここまで考えて作り込まれてもいいのではなかったか。
代案のない反対意見
個人評価:3.6
世界がSNSを通して1つになる。
その可能性と危険性を描いているが、監督はどちらを伝えたいのか。
反対意見だけを述べ代案を立てない、大多数の民衆の意見に留まるだけな気がする。
プライバシーの侵害と対比させ、隠し事がなくなった時のホッとする解放感と、秘密の無くなった時の人々の無限の可能性を説いたトム・ハンクスの思想は次世代的で興味深い。
最後の物語の着地点がありきたりで、スノーデンのように問題提起してくれるような作品にはなっていないと感じる。
SNSの闇
スマホで成り立つ世の中。
便利になり生活の質が向上しいい面もある。
しかし、依存度も高く危惧されている面も、、、
いい評価を得る時もあれば、見たくも知りたくもない誹謗中傷もすべて情報として入る。
まさにプライバシーはなし。
今後技術が発達した世を見越した便利が故にSNSの闇をうまく表現できていた作品だと思う。
すごくおススメ!と言うより、警告感に☆5つにしました。
最後のオチ、ナイスでした☆
オープンワールド
世界ナンバーワンのシェアを誇る超巨大SNS企業「サークル」に就職した女性主人公に巻き起こるお話。
お話の巨大企業はアメリカ的に理想的な企業で夢はあるが、途中途中関わる人々による「?」と面倒くさそうな展開に映画を観る人は気付き始めるだろう。彼女の管理・監視されていく異変に。
そして開かれた世界へ利用されていく。
企業が企業だけに映画の展開が読め、正当性や批判的意見の主張も一部一部あるのだが、映画の面白さに繋がっているかと言われればNOであった。
とくに中盤までが酷い。
公共的に良い事を言うが、最終的には企業に100%利益が発生する話にうんざりだし、主人公も裏があると考えずメリットしか考える事が出来ない。社会貢献、会社貢献出来てると勘違いしちゃってる。全体として物が見れない性格にうんざりした。
(頭良さそうなエマ・ワトソンだから余計に。)
まぁ、そう思える事は制作者側の思うツボなのだが、巨大企業がこんな人間1人で成立するのならガッカリだw
人は馬鹿でも無いんだよね。
馬鹿を2/3観せられる映画は辛い。
最後もあり得ない企業展開。
少し脚本を練ってもらいたかったな。
現代社会を利用し掲げる問題をテーマにしてはつまらない。
お暇ならどうぞ。
トムハンクスの無駄遣い
ネット、SNSに支配される社会に疲れ始めている現代人に問題意識を持たせる物語としてアプローチは悪くない。幼馴染、親友、開発者、経営者、、、登場人物みんなキャラクターが薄いせいか、なんだか退屈だった。
特にイーモン役はトムハンクスである必要はないとさえ思ったが、キャラが強くない分、別のキャスティングだとさらにつまらなくなっていたのかも。名作にも駄作にも多く出演する彼の、ちょっと勿体無い部類の出演作品だ。
自由すぎると不自由になる
乱暴な言葉を使うと、どんなにバカでも分かるように、SNS社会の暴走と行く末を描いた映画。
司法を通さず人が裁かれる魔女狩りの恐ろしさ。総監視社会の始まり、総私刑社会とでもいおうか。
刑法に反してなくても、些末なことで社会的制裁を行われることの多いこと。人は失敗を学んで成長していくものだし、多くを学び過去の自分とは違う考えを持つことも大いにあるけれど、現代のネット社会ではそれが許されない。
日本では実名でSNSを行う人は世界で少ないと聞く。匿名だから大きな気になって人のことをあれこれ書けるのであって、この映画のトゥルー・ユーのように全て実名であればもっと発言に責任を持つのかもしれない(このシステムには反対だけど)。
話は脱線したが、劇中のサークル社は明らかにグーグルを意識。個人からの情報収集方法が不完全だとしてフランスのデータ保護機関「情報処理・自由全国委員会」(CNIL)が制裁金を課したことは記憶に新しい。
メイがCE0の人柄や話術にほだされたかなんだか知らないが、「自分の経験をシェアしないことは他人の知る権利を奪う」などと言いだした時は、いくらなんでも考えが飛躍しすぎじゃないかと驚いた。
それなのに、友人アニーも会社への猜疑心ではなく嫉妬心でメイから離れていっただけだし、肝心の「トゥルー・ユー」開発者のタイもたいした活躍もしなかったし、メイの友人マーサーの死によって「反サークル運動」が起きたわけでもないし、誰も権力の暴走に歯止めをかけようとしないことに物足りなさを感じた。
(鹿殺しで脅迫されるなら、メイの自宅にだって「人殺し!」のプラカードを持った人垣ができていてもおかしくない)
だがサークル社とメイ&タイ及び反勢力が全面対決するという英雄的展開にしなかったのは、いくらグーグルに制裁金が課されたされたところで、Googleに依存し続ける現実世界を反映しているとも受け取れる。
原作のラストは知らないが、この映画のラストは「透明化するかしないか、あなたはどう選択する?」という現代人への問いかけなのだろう。
人間は建前と本音がある生き物だが、それが本音であれ嘘であれ直に接しているときに発した言葉や態度が相手に伝えたいことなのだから、それでいいじゃないか。
透明化したところで、他人の目が怖くてどんどん嘘つきになる。
そして他人の人生を確認するだけの人生に、何の意味があるの?
1%の違和感と99%の好奇心のせめぎ合い
この作品をみてSNSに自分の日常を公開することの危険性を感じた。確かにいつでもどこでも世界中の人たちと繋がれる可能性があるというのは刺激的な響きではあるし、自分の可能性を広げるチャンスのような気がする。身近な人と好きな手段で連絡をとれるのは、自分や相手の都合を考えなくてもいいという意味では実に便利だとも思う。しかし、その便利さ、というものが時に誤解を招いたり人と人を疎遠にさせると感じている。←知り合いの日常を覗き見する罪悪感は誰しも一度は感じたことがあるだろうし。
この作品は最後に理想の世界をつくってハッピーエンド、とはならず監視される世界の中で我々はすでに生きていて、その中で選択するのはあくまであなたですよ。という問題提起をしてエンディングを迎えているように感じた。←カヤックを楽しんでいる所へドローンが飛んできたから。
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