「SNSへの警鐘❗️」ザ・サークル bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
SNSへの警鐘❗️
FacebookにInstagram、Amazon等も含めて、今や私たちの生活や仕事に必要な情報、それに経済的物流もSNSのネットワークへの依存は、日々大きくなっている。特に、今回のコロナによる自粛時には、新たなSNSによる生活が生まれてきたのも事実。
そんなSNSの便利さとは裏腹の、個人情報流出やプライバシーへの侵害に怯える怖さを訴えてきます。
田舎の通販会社の派遣社員だったメイが、友人の推薦で一流SNS企業サークルに入社。前半は、サークルで力を発揮し、成功を収めていく、生き生きとしたメイの姿を映し出していきます。
しかし、後半からは、メイの幼なじみを死に追い込む事件をきっかけに、SNSによる怖さと共に、サークルの創業者の悪巧みを暴き、会社体質への反旗を翻していくストーリー。
メイ役のエマは、ハリーポッターのハーマイオニーのイメージから、随分と大人の女優に成長しました。トム・ハンクス相手に、スピーチするのはなかなか堂にいったシーン。ただ、最後があまりにもあっさり。せっかくトム・ハンクスを敵役に起用するなら、もう一捻り欲しかったのが残念。
益々、デジタル化される社会の中で、決して支配されてはいけない事を伝えたかったのでしょう。
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