スクランブルのレビュー・感想・評価
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カーグラフィック映画
本家より若者世代にシフトした「ワイルドスピード」のスピンオフ映画のようですね、本物なら博物館行きのビンテージカーのオンパレードです。
・ブガッティタイプ57Sアトランティック1937
・フェラーリ250GTO1962
・ジャガーXK120 DHC 1953
・ポルシェ356スピードスター1956
・アルファロメオ158アルフェッタ
・アストンマーティンV8 1978
・オースチンヒーレー3000 1959
・BMW327カブリオレ1937
・ACコブラ427
・ダッジシックスDD1931
・シボレーコルベットC1 1959
・フォードマスタング1967
こんな車たちが南仏の山道を走りぬける抜けるシーンは圧巻ですね。ただ、いくら48億円のブガッティとしてもクラシックですから500馬力のマゼラッティ・クワトロポルテには勝てません。何しろお宝級の車なので、壊すなよとハラハラですから普通のカーチェイスものとは関心が異なります。(後で調べたら流石にブガッティもコブラもレプリカでした・・)
ヤクザ同士の抗争をうまく利用するプロットは黒澤映画の「用心棒」に似ていますね。
凄腕車泥棒という設定だが力技でトラックに飛び乗るやり方では芸が無いでしょう。恋愛モードが多いので中だるみ、弟のガールフレンドが頼もしいのは今風の青春ドラマなのでしょう。
「敵を欺くには観客から」カモは自分がカモだって気がつかないって、観客を小馬鹿にしているカモ
原題は Overdrive.
邦題はスクランブル
車好きの人にはたまらないでしょう。
クラシックカーがくねくね山道をあんなにキビキビと早く走るわけないけどね。
最後、なかなか渋い刑事のふたり(インターポールの必要ある?)が実は味方だった。「今度は運転させろよ」なんて行っていた。え~ 反則❗
キャストがみんな超有名俳優にどことなく似ているそっくりさんで固めている感じもあり、橋はぶっ壊すし、超豪華なB級映画で、業界ウケ狙い?
アマ・デ・アルマス様は美しかったけど、ほかのアメリカ人女優でもよかったような陰りのまったくない役。ガイア・ワイス(フランス人女優)に、ここは花を持たせた感じ。彼女の役はすごく役得でした。女スリ師で、昔は毎週日曜日にフェラーリ166乗っていて、最後もモリエールを爆死させるお手柄で、マッチに書いてある暗証番号で、今度はフリントのフェラーリを頂いちゃう。
ブガッティ・アトランティック タイプ57SC?高級ヴィンテージクラシックカーなんか全然よくわからないし、4100万ドルが円だといくらなんだかもよくわからない。話が超豪華で窃盗団も大人数なのにメインキャストが? フォスター兄弟がまた見た目優男なのに強過ぎる。共感持てる身近な人物がいないから、みんな点数からいんでしょうね。ミニカーだって揃えるの大変でしょ。
多少甘いところもあるが
色々と雑な部分とか余計なの多くね?みたいな部分もありつつもまあ気軽に楽しめたかなと。
都合良すぎる展開とかまどろっこしい処とかいつどう処理したのその辺?省略しすぎじゃない?みたいな部分も多いがその辺も大味として楽しめれば勝ち。
車の見本市みたいなシーンもあったりと車好きにはそのコレクションを見るだけでも楽しめるか?
車強盗を生業とするフォスター兄弟。今回も順調に仕事を終えたはずだった…狙った車がマフィアのモノだったばかりに彼らは敵対マフィアから車を盗むように言われるが…
冒頭、兄弟の無茶苦茶な強盗を見せて、二人の関係や生業などを説明してくれる。
そこからマフィアに拉致られて、車のショータイム笑からの脅迫と取引…
さて、ネタバレありなのでまあ結論までダラッと書きますが
結論から言えば、ターゲットとした敵対マフィアからではなく、脅してきた側のマフィアから車を盗んでしまおうという計画なわけですよ。
そこに至る紆余曲折?も適度にね挟みつつ盛り上げていくわけなんですが…
簡潔に書けるあらすじは良いんですよ、この手の映画では(むしろ下手にこねくり回さない方がよい)。しかしながらムダなくだりとか説明不足感がモヤッとしたりもします。
以下
無くても良かった?シーン
ビーチでの水着シーン(サービスショット)
マフィアの依頼を果たすために、敵対マフィアに近づくために、飛行機を停めるという(最終的な結果を見れば)金の無駄遣い
銃を持った刺客との追いかけっこ
父親との思い出を語るとこ
女スリ師とのラブシーン(サービス)
もう少しは描いて欲しかったシーン
いつの間にか増えてたメンバー(描写なし)
兄弟及びメンバーの分け前的な描写
ヒロイン捕まったシーンも含め、計画の詳細など省略部分
悪人とは言え、容赦なく殺しすぎじゃね?と思う処も…
細かい処が描かれていなかったり、余計な部分も多いけど、インターポールが実は…的な展開は嫌いじゃないし、爆発やらクラッシュはそれなりにかましてくれたので、気楽に観ればオッケーな作品。
知らない人(仲間)がいっぱい出てきます 笑
「世界の名車を盗む」というテーマから、ルパン三世的なイメージをしてたけど、全然違いましたね 笑 スタイリッシュ感は全然感じられなかった。
世界の名だたる名車が見れるっていうのが魅力なんだろうけど、それだけだとちょっと弱いですよね。とにかく、出てくるキャラクターたちが魅力的じゃなかった。どっかで見たことある薄っぺらいキャラクターでした。しかも、いつの間にか、めちゃくちゃ大所帯になって、しかも大半が名前すらわからない人たち・・・。海辺の教会に集合した人の多さに笑ってしまった 笑 これじゃ感情移入もクソもないですね。最後も、モリエール邸に大集団で突入するシーンで笑いをこらえるのに必死だった。
クランプ邸を襲うと思わせて、モリエール邸を襲う展開や、モリエールとの2vs2など見どころはあったけど、全体的にイマイチでした。
カーアクションも多種多様。
これまでも様々なカーアクションを見てきた。
有名なものはワイルド・スピードだろう。
ただ、この作品は一般的なカーアクションとはここが違う。
・騙し騙されの頭脳戦。
・車を傷つけられないので、接触や爆発といった王道シーンは少ない。(いい意味で)
・スキンヘッド筋肉ゴリゴリマンがいない。
評価がなぜか低めだが、個人的には満足。
クラシックカー好きには大満足なのでは?
豪華大行列。
観終えてみるとワイスピ寄りのどんでん返しに美女もいたけど、
あんなにファミリーネタもなく、かといって静かな兄弟(特に弟)
でもなく、笑いがあるかと思えばそうでもなく、テンポも悪い。
決め手は出てくる出てくるクラシックカーの大行列が、断崖を
颯爽と走り抜けていく映像美だろうか。あれは美しすぎる光景。
しかしグダグダと盛り上がらない無駄な場面が多く、早く走れ!
盗め!イーストウッドはもっと喋れ!なんて思ってばかりいた。
ラストに至ってやっと盛り上がるが、わざと中途半端に描いた
伏線が美しく回収されてニヤリというほどにはならずガッカリ。
フレンチ・コネクションのネタ使いは分かりやすかったんだけど。
車に興味はないけれど•••••
自分とくにクルマとか興味ないけど、とにかくカッコいいです!!
出てくるクルマはもちろんですが、キャストもまぁイケメンと美女が揃っています( ̄∇ ̄)
気になる話の内容ですが、カーチェイス版のオーシャンズイレブンみたいな感じ?
相手を騙して、騙して、駆け引きの展開と派手なカーチェイスでなかなかいい味だしてますよ✋🏻
久々に面白い映画観ました💨
続編出る終わり方だったので、次が楽しみですねー。
どんなクルマが出るんだろー
B級映画でもしっかりお金をかけている
主演はスコット・イーストウッド、あのクリント・イーストウッドの息子である。若い時の父ちゃんにどことなく似ていなくもない。(あれほど大きくはないが)
スコットには異母兄姉妹が6人いるが、彼自身は婚外子のため昔は母親の性を名乗ってスコット・リーヴスだった。
親父の監督作品『父親たちの星条旗』や『グラン・トリノ』への出演時はまだリーヴス名義で出演している。
その後はやはり「イーストウッド」という知名度も響きも良い名前を選び『インビクタス』や『人生の特等席』など親父のからむ映画にバーターのように出演しているが、全く印象にない。
親父から離れて後も『フューリー』や『スーサイド・スクワッド』にも出演しているらしいが、こちらも同じく覚えがない。次回は『パシフィック・リム』の続編に出演するらしい。
さて本作はクラシックカーを全面に押し出した、それ以外はありふれたカーアクション映画である。
2人の兄弟が主役だが、異母兄弟という設定がイーストウッド家の家庭環境をそのまま反映しているようで面白い。
クラシックカーどころかほとんど車に興味のない筆者でも何台ものクラシックカーの名車が一堂に集まり、それらが動くのを目にすると感心してしまう。
内容はともかく車好きにはそれだけで溜まらない映画なのかもしれない。
車好きではないので『ワイルド・スピード』シリーズに一切興味がなく実際シリーズ作品を1つも観たことはないが、同シリーズファンなら楽しめるのかもしれない。
アストン・マーティン、ジャガー、アルファ・ロメオ、シボレー、フォード、BMW、ブガッティ、ポルシェ、フェラーリと欧米の名車が登場する。実は日産のマーチも登場していたらしいが全く気付かなかった。
なお型が残っているものはわざわざ本作のためにレプリカも数台作って走らせていたらしいから相当お金をかけていたことが知れる。
なんだろう?それでも漂うこのB級映画感。逆にB級映画でも本気でお金をかけるところがハリウッドの恐ろしさでもある。
監督のアントニオ・ネグレとプロデューサーのピエール・モレルは、本作に影響を与える作品として、スティーヴ・マックィーン主演、サム・ペキンパー監督作品の『ゲッタウェイ』、同じくマックィーン主演の『ブリット』、ウィリアム・フリードキン監督作品の『フレンチ・コネクション』、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォード主演の『明日に向かって撃て!』などの名前を挙げている。(筆者は『ブリット』のみ未観)
上記作品や、とりわけ『俺たちに明日はない』が代表するアメリカン・ニューシネマの作品群ではことさらに暴力へ傾斜していく人間の儚さが描かれていたように思うが、本作にはその要素は見当たらない。
またこれらの作品はあのベトナム戦争への反戦運動で盛り上がった時代だからこそ制作もされ説得力も勝ち得たように思える。
映画に限らず芸術(エンタメ)には確実に時代の雰囲気が入り込む。
ファンタジー作品やSF作品であっても作者がある時代に生きている以上、必ずそれぞれの時代が反映されるものである。
むしろ現代作品に過去の理念を含ませる方が難しいだろう。
一方で監督のネグレは本作を評して「現代的な映画で、若さや遊び心やエネルギーに溢れていて、とても商業的な側面がある」とも発言している。
なんだかよくわからない。
まあ、筆者が思うにもっともらしいことは言っているけれど、本音は「売れれば何でもいい」なのかな?と。
本作のどんでん返しや伏線はそれなりに楽しめる。
上記名作群から比べるとカーアクションは確実に劣るものの、こちらも最高ではないが満足はできる。
もっとも猛スピードで走る敵マフィアの車を横からバスで体当たりしてふっとばすことはまず無理だろう。
実際に撮影した際は相当緻密に計算して車もバスも動かしているはずである。
なお主役のスコットの役柄は冷静沈着な兄貴という設定らしいが、つかまった恋人に会いにマフィアの邸宅に行った際にカッとして子分を殴り倒すなど単細胞にしか見えなかった。
おいおい恋人を助けるどころかその場で射殺されるかもしれないじゃないか?
アメリカ映画には往々にしてこの手の熱いキャラクターが登場するが、これもマッチョを信奉するアメリカ社会ならではといったところだろうか。
因みにこのマッチョ思想が災いしているのか、かつてはDVで夫が妻を病院送りにするケースが年間400万件、殺された妻が年間3600人、妻が反撃して夫を殺すケースが年間500件もあったという。
しかも妻の夫殺しが正当防衛と見なされるようになったのは90年代になってかららしい。
アメリカで最もフェミニズムが盛んになった背景はこんな理由もあるのだろう。
現在は肥満の比率が全国民の40%を占める(日本の人口と同じくらい)までになってしまった最近はそこまで多くないのかもしれないが、定期的に銃乱射事件も起きていて、この映画におけるスコット役の単細胞ぶりを見せられると案外減っていないのだろうか?
なんだかんだでお金はかけているので、細部にこだわらずクラシックカーを楽しむ映画と割り切るといいかもしれない。
日本の映画業界と比較するとB級映画にもお金をかけられるところはうらやましい限りである。
カーチェイスで何故か眠くなる。
「スクランブル」字幕版で鑑賞。
*概要*
高級車ばかりを盗むのがモットーなフォスター兄弟が1週間以内にフェラーリを強奪するアクション映画。
*主演*
スコット・イーストウッド
*感想*
巨匠クリント・イーストウッドの息子が主演だったので気になり鑑賞。
話の中身が「ワイルドスピード」っぽくて面白そうだったんですが、「ワイルドスピード」に比べると、全然負けてますw 映画ならではのド派手なシーンが少ないし、フォスター兄弟以外のキャラクター紹介があっさり。特に爆破オタクのキャラクター紹介がちょっとだけw もう少し深く紹介して欲しかったな~w
一番残念なのが、カーチェイス。とにかくダラダラしていて、ずっと走ってるばかりで眠くなりました(^^; ド派手なシーンはあるとしたなら爆破だけ。
最後は「あ~なるほどね。」みたいなそんなめちゃめちゃ驚きはしなかったですね。普通でした。
総じて、普通でした。わざわざ映画館で観る作品じゃなかったです。DVDでオーケーでした。(笑)
あ、でも、ヒロインがエロかったので星0.5追加させて頂きましたw
いや~しかし、クリント・イーストウッドそっくりだったなぁ~(^^)
すっきり
「アル・カポネが銃撃用に改造した車だ」などと、ひと目でその車の伝説を語る膨大な知識を持ち、兄のアンドリュー(スコット・イーストウッド)は頭脳、弟のギャレット(フレディ・ソープ)はメカニックを担当──
それが高級クラシックカー専門の世界一の強盗団、フォスター兄弟だ。彼らにとって、どんな盗みも成功させるのは当たり前。大事なのは、誰も思いつかない〈驚愕の手口〉で、いかに美しく完璧に盗むかだ。
今回もオークション会場から搬出された世界に2台の37年型ブガッティを奪うはずだった。しかし、落札したのが残忍なマフィアのモリエールだったために、兄弟は囚われの身に。
命が助かる条件は、敵対するマフィアのクレンプが所有する62年型フェラーリ 250GTOを1週間で盗むこと。アンドリューの恋人で一流ハッカーのステファニー、指名手配中の天才スリの美女、
火薬を自在に操る爆弾オタクら寄せ集めチームで、犯罪史上最大の強奪作戦に挑むはずが、インターポールに追われ、ステファニーを人質に取られ、挙句の果てにはクレンプに計画を知られてしまう。
だが、実はピンチさえも兄弟の〈計画〉だった──!?
結局インターポールも偽物でモリエールの車を奪い去ってフェリーで逃亡する。エッフェル塔の前で次の計画を話しながらエンドになる。
兄弟の手腕を楽しむ
予告編で興味を持ったので、試写会で見せていただきました。
同行したワイスピ好きの友人は「リトルノーバディに繋がる話じゃなかった・・・帰ってワイスピ一回見る」と消沈していました。
私は、ワイスピを観ていないので、楽しめました。
名車を盗むことを生業としている兄弟が、オークションで落札後運搬される名車をスタイリッシュに盗みます。それが有名なマフィアのもので、マフィアに脅され別のマフィアの名車コレクションを盗むのを強要される、というストーリーです。ルパンみたいなものかな、と軽い気持ちで観に行きましたが、最後の種明かしパートも爽快ですし、カーアクション面もドラマパートもまとまっていていい作品でした。ワイスピと違うのは、カーアクション6割ドラマ4割くらいの構成だったところだと思います。
メインの車強奪パートも「バスが力業で来た」「爆弾犯の仕事ぶり…」「お前らも仲間だったのか」など、起伏のある展開で惹きつけられます。
ただ、実は協力者だったマフィアがどうして協力者だったのか、最後にコレクションのうちの一台を弟に進呈したのがなぜかといった部分をもう少し映像で説明が欲しかったです。
カーアクション×クライムサスペンスとしてはオススメです。
ワイスピ好きの方は、友人の反応を見た限りでは好みがわかれると思います。
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