あゝ、荒野 後篇のレビュー・感想・評価
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主演は菅田将暉だと思うが、 ラストシーンのせいで主役はヤン・イクチュンになったと思う。 出演している役者たちそれぞれにちゃんと見せ場があった いい脚本だと思った。
動画配信で映画「あゝ、荒野 後篇」を見た。
菅田将暉
ヤン・イクチュン
木下あかり
モロ師岡
高橋和也
今野杏南
山田裕貴
河井青葉
前原滉
萩原利久
小林且弥
川口覚
山本浩司
鈴木卓爾
山中崇
でんでん
木村多江
ユースケ・サンタマリア
岸善幸は「二重生活」(2016)でも監督をしている。
新次(菅田将暉)は芳子(木下あかり)の部屋を訪ねた。
もぬけの殻だった。
なぜ何も言わずに姿を消したのか。
図書館で破水した恵子(今野杏南)を
救ったバリカン(ヤン・イクチュン)はそこで愛情を見つけた。
劇中では芳子(25才)と恵子(28才)の
それぞれの濡れ場があったのだが、
セツ(河井青葉36才)までもが
そういうシーンを演じたのは意外だった。
生き別れた芳子とセツが再び出会えたのかどうか
劇中では描写はなかった。
その方が余韻があっていいと思った。
裕二(山田裕貴)と新次、
新次とバリカン、
それぞれのボクシングの試合のシーンは迫力があった。
どちらの試合もどちらが勝ってもおかしくないような
実力で描かれていた。
終盤は驚いた。
主演は菅田将暉だと思うが、
ラストシーンのせいで主役はヤン・イクチュンになったと思う。
出演している役者たちそれぞれにちゃんと見せ場があった
いい脚本だと思った。
木村多江(46才)が美しいと思った。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
完全版も観てみたいです。
孤独な魂のぶつかり合いを見た
『あゝ、荒野』
20180323@アミューあつぎ映画.comシネマ
圧倒的なラストに言葉を失う、けど涙が溢れて止まらない。
2人には、この結末しか選びようがなかったのか…
選んだわけではない、必然的に辿り着いたのかもしれない…
2人の抱える孤独は想像を絶するもので、半端な心の触れ合いでは埋めようのない空白は、強い絆と友情を極限まで高めた。
本気で向き合う、それは強い痛みを伴う。
それでも、出会ってよかったと、魂は震えている。 >>>
二本立て一気見
観れてよかった
#あゝ荒野
#菅田将暉
#ヤンイクチュン
#寺山修司
時代背景のシンメトリー
けんじ
【生と死の狭間。そして、恩讐の彼方に見えたモノ。前編とトーンは異なり、ボクシングシーンの迫力が圧倒的な作品。】
■感想
ー 作品構成の些細な瑕疵と、それをカバーするボクシングシーンの凄まじさ。ー
・前編で、多数の登場人物の複雑な人間関係を描いておきながら、後編ではその殆どが生かされていない点にやや、苛苛する。
但し、新宿新次(菅田将暉)が、劉輝を下半身不随にした裕二(山田裕貴)と”念願”の対戦シーンや、ラストのバリカン健二(ヤン・イクチュン)との対戦シーンの迫力で、全て良しとする。
・特に、それまでアニキと新次に慕われ、親友だった健二が、”自分の道を切り拓こう”と新次たち海洋拳闘クラブと決別し、別のボクシングジムに移籍することを決意するシーン。
”どうやら僕は貴方のグローブを交えたいらしい・・”
・試合前、新次は”アイツ、俺と繋がろうとしている。その手には乗らねえ・・”と吐き捨てるが・・
・そして、新宿新次とバリカン健二のファイトシーンの凄まじさ。
それと並行するように描かれる社会奉仕プログラム法(徴兵制度)への反対デモ行進のシーン。
ー 意味深である。バリカン健二のモノローグとのシンクロニシティであろう。自分たちの生死を掛けている様々な人々の姿。ー
・バリカン健二が、新宿新次にパンチを浴びる数を数えながらのモノローグ。
”ミンナ、ドコヘモイカナイデ・・。ボクハチャントココニイル・・。”
”ボクハ、トウトウ、”憎む”コトガデキナカッタ・・”
その二人の姿を見て、涙を流しながら、それぞれ肩入れしている方へ掛ける人々の“激烈な”言葉。特に、新次の母、京子の言葉。
そして、バリカン健二はマットに沈む・・。
<2018年1月14日 様々な賞の受賞記念としての特別上映で、鑑賞>
<2021年5月 2日 別媒体にて再鑑賞>
続けて後編2021年3月末日に視聴
1番びっくりしたのは、新次の母(木村多江)の
「殺せー!」って叫ぶ所。
夫の仇の息子とは言え。そう来たかと驚いた。
しかし
そもそも新宿がね。
2021年はちょっと違うなあって思う
新宿新次もね
今どきしんじって 和牛の水田信二くらいしか思い浮かばない。
それでも前後編通して、見応えありなのは
役者と 縦筋のボクシングシーンに手を抜いてないところ。
(だとしてもこんなブン回す大振りな試合は見た事ないけど)
ボクシングには全然詳しくないんだけれど、死んだ夫が大変なボクシング好きだったから大きな試合は必ず録画して見ていたのを思い出す。
違和感の最たるものはデモ行進。
現代でデモに参加するのは左寄りの反日集団のイメージ。
1966年に書いた寺山修司も
2021年がこんなとは思ってないだろうなあ。
だが、あの時代に反政府反日だったおじさんおばさん(特に作家さん)は今もまだこういう思想であり続けている。
菅田将暉の演技もさることながら
でんでん とユースケサンタマリア がいい。
最後のちくわのおじさんの潤んだ目もなかなか良かった。
菅田将暉の本気がすごい 【繋がる】
W主演のお二方が特に凄い
全編から後編、2日かけて見ました。
全編、夢中で観る。
後編、先が読めない。最後は、え、死んじゃったの??
コロナ禍で自粛中、ヒリヒリする映画ばかり観て、少々辛くなってきました💦
不器用なケンジ、新次と戦うことでしか繋がれなかったのだろうか?
スポンサーの人はケンジの事が好き(性的にも)だったのか?
この手の映画のセックスシーンは本当に男目線で身勝手なシーンばかり。まぁ、そこは掘り下げる必要は無いのかもしれないけど。
芳子はなぜ姿を眩まして、また前のような生活に戻ったのか。
男性のレビューを読むと泣けたという方が多いので、男性にしかわからない何かがあるのかも。
でも最後までどう終わるのか読めなくて夢中になってみました。
俳優さん達は素晴らしい!!
ユースケは歳を重ねて素敵な俳優さんになりましたね。
木村多恵さんと不倫のドラマで共演していた時も凄いと思ったけれど、本作も良かった。
昨日は遅くまで観てしまったので、今日は眠いです。
レビュー書くのって難しい。
ボクシングシーンだけ…⁉️
人間同士の関わり方を考える
ボクシングシーンは最高
正直、前編のほうが面白かった。
後半には因縁対決があったので、どうなるかなと思ってみては見たものの、ここでぐっとくるってことはなく。
主人公の2人が、それぞれに涙するシーンは印象的。
健二は手紙を書きながら、きっと生まれて初めて自分に正面からまっすぐに付き合ってくれた新次から離れて、去っていくことを考えて泣いてた。大切な相手だからこそ、繋がりたいのに繋がろうとしたらそれは対新次の場合は戦うことでしかないように思えた。
新次は、彼女が姿を消し、アニキ姿を消し、そして、自分の居場所となったジムが消されるとなって、涙が溢れてた。どうしようもない物悲しさと、虚しさと、寂しさが伝わるシーン。菅田くん、泣いても綺麗なのね。
ボクシングはそもそも好きなスポーツなんですが、あそこまで血がダラダラでて、レフリーも止めないスタイルには少し違和感。でも映画ですから。よりドラマチックにしたらあぁなるよな。
ラストシーン、アニキと交えて、アニキが死んで、そのあと部屋で1人何かを見つめる新次の姿。その先にはどんな景色がうつっていたんやろう。
涙を流す前に 眠ったふりをした ああ今夜このまま 朝まで眠ってしま...
ボクシングシーン圧巻です。後編で2人の体もだいぶ締まってた。 全編...
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