デンジャラス・プラン 裏切りの国境線のレビュー・感想・評価
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ラストの戦いは中々でしたが・・・それだけ
貧乏で欝々とした不満をためていた主人公が、ひょんなことからメキシコの犯罪集団に加わることになり・・・というストーリー。
クリントイーストウッドの息子さんが主演のアクション映画。ハンサムですが、良くあるハンサム顔なので、覚えられるかどうか。
洗脳者として、若者や子供を言いように使うリーダー。少しうすら寒い状況ですが、非現実的とは言えないのでしょうね。色々な事件を見ていると。
映画としては地味過ぎて高い評価は難しく感じますが、それでも、ラストの主人公の戦いは緊迫感があって良かったと思います。
ダーティジュニア
行き詰まりの人生を送るアメリカ人青年ミッチは、友人に誘われ心機一転メキシコへ。バーでトラブルに巻き込まれるも、それがきっかけで自警集団にスカウトされる。“キャプテン”と呼ばれる退役軍人の厳しい訓練下、頭角を現し、やがてメキシコ麻薬カルテルとの抗争に巻き込まれていく…。
主演はクリント・イーストウッドJr.、スコット・イーストウッド。
最近は大作話題作にも顔を出すようになったが、本作は出始めた頃の主演作。
ふとした瞬間や横顔など、改めて父親を彷彿。
荒野で銃を構えた姿や、弱きを助け反骨精神ある雰囲気は尚更。
冒頭、「親父なんて居ない」という台詞は何だか…(^^;
無論偉大過ぎる父親頼りだけなんかではなく、本作は本作でスコットの渋さこそ魅力。
酷暑地帯故、上半身裸になって肉体美サービスが多いのも女性にとっては堪らないかも。
B級であり、もっとバリバリのアクションかと思いきや、
アメリカ~メキシコ国境の麻薬戦争の現状や社会派のドラマも描き、スリリングさや恐ろしさも。
その殺伐とした作風は悪くないが、思いの外淡々として盛り上がりに乏しく、もうちょっとアクションの見せ場を出しても良かった気もする。
作風的には思ってたより真面目で悪くなかったが、作品的にはまあまあだった。
いずれスコットがレジェンドになった時…
お宝作品になる…かもしれない。
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