gifted ギフテッドのレビュー・感想・評価
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もしかしたら「親友」っていう表現の方が近い二人。
数学について天才的な頭脳を持つ7歳の女の子と、それを知りつつもこの子には普通の子供と同じように一切特別扱いのない教育を受けさせようと、周りと奮闘する叔父との絆の物語。
姪の教育に真っ向からぶつかる独身モテ男役を演じるクリス・エバンスと、大人びた雰囲気を持ちながらも子供っぽい部分は崩さない7歳の天才児役のマッケナ・グレイスの掛け合いが観ていて本当に微笑ましい。まるでただの実在する"親子"を彷彿させます。
子供は自分の間違いを指摘され謝る。
親側も自分の非を認めて子供に謝る。
お互い間違いを犯し、お互いに許し合う。
もしかしたら「親友」っていう表現の方が近い二人なのかもしれない。
でもこうして共に弱さを認め合って初めて親子として共に成長できるんだろうなーと、観ていて感じました。
映画館全体で一緒になって笑いと涙を共有できる最近では数少ない作品です。
暖かく、良い匂いのする良作でした。
我が子は違ってました。
早熟の天才が未成熟な大人をあぶり出す
11/30レビュー『だいず』さんのイブリンに焦点を当てての考察、素晴らしいですね。
人間というのは、誰かの為に役立っていると思いたいし、そう思えること自体がその人自身の支えにもなるわけですが、その『誰か』が子どもだけの場合、自分の所有物のような過干渉や囲い込みを招き、その結果、子どもの精神を損なうということは、割と身近なところでも起きています。子どもにとってこれが一番正しいはずだという独善的な思い込みは、相手に寄り添って支えるのとは正反対の振る舞いに繋がり、結局は自己の存立基盤を子どもに依存しているだけの未成熟なオトナということになるのかも知れません。
実際に、成熟しているなと思うような人は、『お前の為にしてやってるのに分からないのか』などという叱り方を子どもにも部下にも決してしません。
子どもや部下の人間性の成長振りはあまり見ないで、成績や結果の良し悪しばかりを気にする親や上司は、子どもや部下のためでなく、自分の見栄や体裁や出世の方が結局は大事だということです。
出演者が素晴らしい
素晴らしい!
天才的な頭脳を持つ7歳の少女メアリーと自殺したメアリーの母親の弟で...
聞こえて来る嗚咽が・・・
まっすぐ。
ょぅじょ
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