gifted ギフテッドのレビュー・感想・評価
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家族愛に感動させられる映画だね 親子じゃなくてもファミリーだよ メ...
家族愛に感動させられる映画だね
親子じゃなくてもファミリーだよ
メアリーはかわいいね
こんなに頭良くなくても良いのにね
ギフトはカタログギフトではだめ
ほんとのギフトはカタログにはない。そんな当たり前のことをこの映画は教えてくれた。
教育を教科書やカタログで捉えるから失敗する。そんな当たり前のことを教えてくれる映画。
ほんとのギフトはカタログにはない。けど、迷った時になんとなく買ってしまうけど、もらったほうも迷う。
迷いに迷いを重ねてどうすんだ!
ギフトは想い。あいつのことを考えて買ってやろうぜ。
わたしの一番好きな映画
他の方同様マッケンナ・グレイスの演技、生まれ持った純粋さには感服するばかりですがとにかく後にも先にも最も好きな映画。
誰かにすすめるでもなくただずっと心の片隅に大切に置いておきたい映画。
日頃鬱憤募らせ誰にも愛されず腐った奴でも愛情を目の前にしてこんなに涙が出ることがあるんだな。
映画って最高。
【7歳の天才数学少女を演じたマッケナ・グレイスの可愛らしさと涙に一発でノックアウトされた作品】
7歳のメアリー(マッケナ・グレイス)が小学校に初めて登校する朝、叔父のフランク(クリス・エヴァンス)が心配そうに声を掛ける”子供らしくしなさい”という言葉に、”?”となるが、その疑問はメアリーが学校で見せる驚異的な数学の能力を見て氷解する。
何故、メアリーには両親がおらず、叔父と暮らしているのか?
突然現れた顔も知らない”おばあちゃん”イブリン(リンゼイ・ダンカン)の目的は何か?
全てを知っている隣人ロバータおばさん(オクタヴィア・スペンサー)が優しい。
フランクは大学教授への道を捨てて、ボートの修理工になりメアリーを男手一つで育てている。(理由は映画を観れば分かる)
メアリーの担任ボニー(ジェニー・スレード)もメアリーの能力に驚きながらも優しく接する。
ミレニアム問題のナビエ-ストークス方程式を効果的に物語に絡ませたり、フランクがボニーに赤ちゃんの誕生する姿を見せる印象的な場面。
<出てくる人物が全て善人であり、最後は登場人物全てに未来がある事を示す物語構成の素晴らしさと、マーク・ウェブ監督の手腕に脱帽した作品。
が、矢張り今作の魅力は小さな女優マッケナ・グレイスが愛らしい目で、喜怒哀楽を見事に演じた姿に尽きると思う。>
<2017年11月25日 劇場にて鑑賞>
なんか、考えさせられる!
まさに、いい出来!キャラクター描写が絶妙、ちょっといやらしさや性悪さがスパイスになってるようでした。引き込めれ、様々な問題が重なり合って、裁判シーンのまとまりも良かった。
ギフテッド(才能)の使い方、、、
非常にさわやかであり、スッキリとした後味の楽しめる作品であった。
よくある特殊な才能や力を子供が持っていて、、、。ってな類の今作ではあるが、しっかりと作品の骨組みがなされており自然に入り込める。
子供もメアリーもさすがの演技で大人をバカにした表情もあどけない笑顔もはっちゃけたダンスも心が張り裂ける様な涙も自然で本物なので気持ちがユラユラ(笑)
自分もまだ2歳の子供だが子育てをする中で接し方、物事の伝え方、愛し方、様々な葛藤が理解できるがその中でも揺らがないのは常に愛を持っているということ。
この作品の中でメアリーを取り巻く人の(一部を除く)全ての人が彼女を愛しているのが印象的であった。
神様からのギフトではあるかもしれないが、本人や周りの人間にとって平凡な方が幸せなのか?
そのギフトがあるがゆえに不幸になったり周囲とのバランスが崩れるのなら本当に本人は望むのか?
どちらにしてもその才能の使い方に委ねられるのかもしれない。
「子どものため」の子育てか、「自分のため」の子育てか
フランクの「5分だけでも自分の時間がほしい」は、子育てをちゃんとしているからこそ出てくるセリフ。あの苛立ち方も、土曜の息抜きも、1人で子育てをしていくうえでは、ストレス解消として、精神バランスを保つ上で必要な行為。ムリをせず、世間の理想のパパ像に縛られず、とても理にかなっている行動。さすが哲学を教えてた元准教授。
裁判になっても、母親に理不尽に詰められても、理性を保ち、合理的に動く。それでもメアリーに関しては、合理性より感情を愛情を優先させる人間性。フランクは、素敵なお父さん像を男性像を見せてくれる。こんな素敵な男がいるのだろうか。
フランクの母イブリンの“権力を持つ単細胞を怒らすべからず”というセリフも的を得ている。全体的にスマートでクレバーな感じを醸し出しながらも、洒落た映画です。
いい味出してる
子役のマッケンナちゃんの演技には脱帽です。子供ながらにあんなに人を惹きつける演技ができるなんて。
大人びてたり、でもやっぱり子供っぽかったり。
絶妙なニュアンスが素晴らしい。
また、ほかの役の方々もいい味出してる。
エルヴィン役の方どこかでみたな〜ってモヤモヤしていたら、アリスインワンダーランドとアバウトタイムのお母さんではないか〜!!
のびのび育てよ
クリス・エバンス主演のファミリードラマ。親子ではなく姪とおじという関係。天才の子供の話は映画の題材によくなるのでまたそういうストーリーかなと思って観ていたが、普遍的な生き方の話でもあった。
子役のマッケンナ・グレイスが、ニカッと笑うと歯がない笑顔の子供らしい天真爛漫さと、クールさが同居する天才っぷりで、このキャスティングだけで映画の成功は決まった。
母親役のリンゼイ・ダンカンの存在感が凄く物語に説得力を増していた。顔に刻まれた深い皺がチト怖い。
物語はハッピーエンドに落ち着くのだが、それが心地良い。見るだけで父性愛に目覚めてしまう映画でした。
ロバータ(オクタヴィア・スペンサー)が数学を教えてたのかと思った。
『ドリーム』を観てからまだ日が浅いので、数学といえばスペンサーだろ!と勝手な妄想を巡らせてしまいました。メアリー(マッケナ・グレイス)は叔父のフランク(クリス・エヴァンス)と片目の猫フレッドと暮らす7歳の少女。母親ダイアンも数学の天才であり、なんちゃらの方程式を解こうとしていたのだが、ノーベル賞を目前にして自殺してしまったという悲しい過去がある。フランクは哲学を教える元大学准教授であったが、今はボートの修理工という不安定な職に就いていた。
小学校1年のクラスで、メアリーは浮いてしまってる。なんちゃら法という暗算の極意を会得して、高度な計算もお茶の子さいさいなのだ。学校はフランクに対してメアリーを英才教育の学校に転校させてはどうかと持ち掛けるが、亡き姉の方針を固辞するフランクはあっけなく拒否する。そんなある日、メアリーの祖母イブリン(リンゼイ・ダンカン)が現れ、メアリーの才能をもっと効率的に伸ばすべきだとして、フランクと親権を争う裁判まで起こしたのだ。
裁判は泥沼化(に感じた)の様相を呈して、フランクには保険もなく住んでる家では教育の環境も整っていないとか、過去の暴行事件を持ち出される。イブリン側は証人にダメダメの実父までも登場させるが、教育を放棄した男ということで逆に印象が悪かったり・・・決着つかぬまま里親に預けるということになった。この裁判の内容がイブリンが悪者に思えてしょうがないけど、フランクの母親でもあるのだから、ことは難しい。ダイアンの自殺の原因とか、フランクが教員を辞めたことなども知りたくなった。
英才教育を受け入れると、普通の子と同じように友達と遊ぶこともできない。子供らしい感情も育たないなど、様々な問題があるけど、要は親のエゴであり、自分が叶えられなかった夢を託しているだけの自己満足。ダイアンがイブリンから隔絶されたスパルタ教育を受けてきたことが、「解けた方程式を死後に発表してほしい」という言葉に集約されてはいるけれど、それを6年間黙っていたフランクの怒りも相当なものだったのだろう。メアリーの転校話の際にも、「嫌な経験があるから」と言っていたのは姉ダイアンのことだったかもしれない。
ストーリーの裏側というか、イブリンがなぜ6年間放置していたのかという疑問とか、まだまだ親子の確執は隠されているような気もするし、単純にほのぼのとした温かいドラマで終わらせていいのか?とも感じてしまった。フレッドがぎりぎり殺処分を免れたのにはさすがにホッとした。
自分の子育てが正しかった
そう思える子育てをしよう。
こどもであっても1人の人間として対等に。正直に。
守るべきところは守って。
法廷は、相手の弱みを並べる場所なのか。
誰のために、どんな決定をするのかを見失ったら取り返しのつかないことになる。
役者の演技
2019年6月2日 自宅DVD鑑賞
出てる役者さんたちの演技が見事に主人公の叔父と祖母の親権争いの対立と天才であるが7歳の普通の1人の女の子の葛藤が見事に映画に昇華されていて、考えさせられる映画でした後味も良かったです。
全ての人に見てほしいと思えるマスト映画の一本です。
主人公の叔父演じるクリス・エヴァンスはマーベル映画のキャプテンアメリカで有名ですが、彼の演技の幅をこの映画に見ました。だがそれ以上に主人公を演じた子役の方は本当に見事でした。演技以前の話かもしれませんがスクリーンに映し出される彼女は天才の雰囲気を持ちつつ普通の少女性と可憐さを持ち合わせていて、凄いとしかいいようがありません。今まで見た子役の中でも群を抜いている存在でした。
人生の優先順位を考える
日本で言うところの芦田愛菜ちゃんくらいの名子役が良い味を出している。
数学者で自殺した女性の娘を弟が引き取り、天才的な数学の才能を引き延ばすよりも、普通に優しく相手のことを思いやることを最優先にして考える子育てをしている。
それをよく思わない祖母が親権をめぐって裁判を起こすものの、結果的には里親のもとで英才教育系学校に行くことになる。そこの生活には馴染めず、里親が勝手に片目の飼いネコを保健所に持って行ったりと不満な対応。
最終的には大学で数学を学びながらも小学校でも学ぶという両方ができ、叔父と暮らすというところで落ち着く。
自殺した実母は祖母が亡くなってから数学の証明を公表するように、と弟に託したことは母親への信頼は無かったということ。
英才教育と言いながらも自分のことしか考えていないことが露わになり、弟は大学の哲学の准教授を捨ててまで姪を育てることに専念するということを見ても、何を優先順位にして子育てをするのかがよく分かる。
とにかく、子役の演技と厳格なイギリス人的祖母、おおらかで自分の時間も持とうとする「普通」の弟の演技が明確になっていながら自然な感じで入り込めて見れた。
自己実現とは社会のクソである
めっちゃ良い映画でした。
ちょっと平常心を失ってしまった。
全ての子を持つ親はこの映画を観るべき。
どこぞの天才の話だと思って、私には関係ない、と思っているそこのあなた!
あなたは人間として終わってます。徹底的に自己反省した方が良い。
あなたはダメな人だ。この映画を100回ぐらい見て、このDVD盤を100舐め、仏壇に飾って、毎日盤についたホコリを煎じて飲んでください。それを死ぬまで続けないとダメだ。
あなたは、自分の自己実現のために、他人に対してクソを撒き散らしていませんか?
まさかと思いますが、それはあなたの大切な人に対してではないですか?
自己実現など無意味な空想に過ぎない。
一生懸命自己実現しようと思っている奴はこの社会のクソだ。自己実現などクソだ。
あなたは巷のクソ啓発本に騙されてはいませんか?
この映画が愛に溢れている所以は・・・あなたのようなクソに対してさえも、救いを描いてくれているところです。製作者の愛には、誠に敬服する。
まあ人間色々ありますよね。
というとで、非常に良くできた社会派映画でした。
本作は、現代社会の病理、民主主義を履き違えているお前ら(a.k.a クソ親)に対して送る、最高の処方箋です。
哲学
実の親ではないのに子供のためにあそこまで思えるだろうか。
自分の本職を捨て、子供のために人生を捧ぐ、それが子供のためにも自分のためにもいい事なんだろうか。
人生に正解はない。しかし、その道が自分として間違っていないという信念を持つこと。それが大事であると思った。
才能を持つ子の幸福とは
結末に非常に納得した作品。才能を持つ子が凡人たちと普通に学ぶのが幸福とは限らないのだ。主役の女の子はダコタ・ファニングを彷彿とさせる名子役だった。歯の生え変わり時期に いたずらに差し歯をした日本の芸能界が猛省すべきなのか、それともそれさえも演技の一環にしてしまうこの子がすごいのか。
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