「号泣」gifted ギフテッド ジョーカーさんの映画レビュー(感想・評価)
号泣
人生で一番泣いた映画かもしれない。映画の完成度がどうかは置いといて、声が出るのを必死に堪えるくらい泣いた。
主人公フランクは姪のメアリーと愛犬フレッグとしあわせな暮らしを送っている。ある日、メアリーは学校で天才的な恵まれた才能、“ギフテッド”を持っていることが発覚する。その才能で特別な教育を受けさせ、偉業を成し遂げてほしい祖母と、頭脳は関係なく普通の人生を送ってほしいフランク双方の気持ちを考えるだけで、ただ才能を持ち、難しい問題に挑みたいメアリーの気持ちを考えるだけで胸が締め付けられる。
ワンカットワンカットがとにかく美しいのも純粋に好き。フランクの職業がボート修理というためか、海辺でメアリーが遊ぶシーンや父親の手を繋ぎながら体を登っていくシーンなど余計に綺麗で癒される。
後半のあるシーンで泣いてしまったのだが、そのシーンのメアリー役のマッケンナグレイスやフランク役のクリスエヴァンスの演技に泣かされたと言っても過言ではないほどの心に突き刺さるものだった。そこに感動する挿入曲を入れられたら号泣するしかない。
とにかく、完全に個人的な好きが詰まってる映画で一生大切にしたくなるものだった。ありがとう、マークウェブ!!!!
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