ローガン・ラッキーのレビュー・感想・評価
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なんとも人を食ったお話
今回で観たのは2回目。
初回は睡眠不足で
ヒラリー・スワンクはうろ覚え
何が何だかわからないまま
劇場を後にした次第。
今回はばっちりスッキリ
いろんな意味で気が晴れました。
みんなかっこ悪くて
そのダサさが笑いを誘う。
特にアダム・ドライバーが秀逸。
南部の郷愁を誘う雰囲気と
少女の歌うカントリーロードに
じんわり心がほぐされました。
オーシャンズ11を超えた爽快さ
そこまで期待してたわけではないが、想像をはるかに超えて面白かった。
本編2時間があっという間に感じる疾走感、80年代を感じさせるような音楽、随所に散りばめられた小ネタ。娯楽映画としては完成度が高すぎるものではないか。
007シリーズでおなじみのダニエルクレイグは今回はなかなかハジけており、こちらまで楽しい雰囲気が伝わってくる。ホワイトハウスダウンでのチャニングテイタムのように、強盗という主軸に家族の問題が絡んでくる。そしてアダムドライバー、演技力がすごすぎる。戦争で腕をなくしたことで現状に満足しているわけではない。ほかの登場人物と比べて楽しんでいるわけではないが、なかなか笑わせてくれる最高のキャラを最高な感じで演じてくれた。
ローガン一家のいままでの不運を消し去るような今回の一大事件。嫌なことがあってもいつかはいいことがあるよという励ましのメッセージもこもっている。映画的な深みではなく、元気をもらえるような映画。
年間ベスト、普通に入ります。
追記:リトルミスサンシャインシーンが最高です。
全員おバカちゃんで最高!
バカ映画
埃っぽい70’sムードが印象的な男臭くてスマートなピカレスクアクション
元アメフト選手のジミーは典型的なレッドネックの建設作業員。突然解雇を言い渡された上に、元妻が遠くの街へ引っ越すと聞かされ、最愛の娘サディとも会えなくなると絶望していたが一念発起、イラク戦争帰還兵の兄クライド、美容師の妹ミリー、服役中の元金庫破りジョー達とストックカーレースのサーキットにある地下金庫から現金を強奪することにする。
段ボールで作ったサーキットの模型と冷蔵庫に貼った箇条書きのメモだけで荒唐無稽な計画を淡々と実行する様がなかなか軽快、全く予想しない展開で観客を一瞬ホロっとさせてからシフトチェンジして一気にエンディングまで駆け抜ける爽快さにまいりました。
カントリーとブルースばかりの劇伴で全編埃っぽい70'sムードながらあくまで現代劇、チャニング・テイタム、アダム・ドライバーにダニエル・クレイグと結構豪華なスター映画ですがそんな香りが全くない男臭くてスマートな作品でした。
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