「アメリカをやっつけろ」ローガン・ラッキー marさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカをやっつけろ
痛快なクライムサスペンス?だけど、アメリカdisがけっこう強烈。
主人公のジミーは夢破れたうえに理不尽な解雇をされた人だし
弟は戦争で腕(前腕と手)を失った退役軍人。
どちらも社会システムみたいな巨大なもんに何かを奪われた人で、
その人たちがザ・アメリカって感じの、まさに資本主義の権化みたいなもんから金を盗む話。
レースの開会式の歌とか、レーサーのユニフォームとか、すごくザ・アメリカ。
大金を盗んで窮鼠猫を嚙むって感じなのに、
猫サイドが痛がらないもんだからWIN-WINっていう。
大企業は転んでもタダでは起きないしたたかさを持ってるとことか
ラストシーンにFBI捜査官を出してくるとことか、あそこまでキレイにオチをつけてなお
「全部うまくいくわけないけどね」 みたいな苦味を残すあたりもほんとに粋だと思う。
アダム・ドライバー、やっぱり好きだなぁ。
コメントする
marさんのコメント
2020年5月9日
NOBUさん
コメントありがとうございます!
パターソンも沈黙もヤング・アダルト・ニューヨークもブラック・クランズマンも良かったですよね!
唯一、スター○ォーズだけが自分の中で異色です…笑