サバービコン 仮面を被った街のレビュー・感想・評価
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キャスト素晴らしい
試写にて。
コーエン兄弟のタッチが正直苦手だったためか、ジョージクルーニーのおかげで緩和されてとても自分好みの作品になっていた。
人がバンバンと死んで行くのに楽しすぎる!気づけばスクリーンに夢中になっていて爽快感さえ生まれてる。
マットデイモンもジュリアンムーアもめちゃめちゃ良かった。絶妙にキモい感じ。絶妙にアホな感じ。中毒性がある。
オスカーアイザックも出番はあまりなかったものの、オスカーアイザックらしい役で楽しい。
そんな反面考えさせられる構造になっていて、鑑賞後も楽しい。
コーエン兄弟作品が好きな人なら展開が読めてしまうかもしれないが、楽しい映画なので是非!
テーマが古い?
ブラックユーモア
白人こわい
ダークキャッスルな。
ボルチモアから…
1950年代アメリカのとある新興住宅地サバービコンに初めての黒人一家が越して来た後に起こる出来事。
二つの話が同時に起こり展開して行くが、一方は唐突に始まりエスカレート、一方は別にこの町じゃなくても良い内容だったりストレートで捻りもない。
二つの話が絡んで行くのかと思いきや…その為だけ?
モヤモヤ感が残る作品は嫌いじゃないけれど、ストーリーもイマイチだしこの作品の残すモヤモヤ感には面白味を感じられなかった。
ここからはレビューと関係ないひとりごと…監督が脚本がキャストが誰だからみた、はわかるけど、誰々だから面白い?
今作に限らず、つまらないものはつまらない、合わないものは合わないと言えなかったり、何でも高評価点のレビューの数々に疑問を感じる。
トルゥーマンショーを彷彿とさせる
たくさんの人に見てもらいたい~
本当に、マット・デイモン?
最後にしっくり
スパイスが足りない
ジョージ・クルーニーの監督作品で、コーエン兄弟の脚本で、主演をマット・デイモン、ジュリアン・ムーアと大変豪華で、何とも別の映画を撮った方が良かったんじゃないか位に思える本作品。
本作品を一言で言うと、「甘みもなければ、苦みも酸っぱみもない映画」と表現した方が良いかな・・・・
題材もいいし、内容も単純なんだが、今ひとつスパイスが足りないかな・・・
「あっ」と言うシーンはありますが、しかし、淡々と話が進むだけで・・・
子役のノア・ジュープ、本作品がデビューになりますが、結構いい感じで将来が楽しみな演技力だったな・・・
ま、監督、出演者が違えば、本当にB級的な作品であり、内容ですね。
当初、タイトルの「サバービコン」の意味が分からなかったのですが、映画が始まれば意味が分かり、本作品テーマとは違いますが、実際に起きた人種差別も本作品に盛り込まれていますが、ある意味、人種差別と本作品の内容がどう結びつくのかちょっと意味が結びつきません。
本来なら、人種差別の面を絡ませて、本作品の内容を脚色して作って貰えれば面白かったかな・・・
最高だぞ!コーエン兄弟
映画『サバービコン』は1957年当時ペンシルベニア州レヴィットタウンで起きた人種差別(実話)と、コーエン兄弟の未発表脚本(保険金詐欺殺人事件)をジョージ・クルーニが同時進行で映画にした意欲作。1987年銀座テアトル西友『ブラッドシンプル』を皮切りにコーエン兄弟の新作が上映される度に前売り券を買っては観て来た私の見解を申せば、本作からはどこをどう切ってもコーエン兄弟の匂い痕跡しか残っていない。ジョージ・クルーニらしさとは一体どんな映画なのだろう?それが感じ取れないでいる。そもそも監督の役目とは脚本を映像化する仕事であるはずだ。であれば監督としては百点満点!期待を裏切らず素晴らしい映画に仕上がっている。しかし俳優・プロデューサー・監督と才能を発揮する氏の個性とは一体何なのか?先輩である同業者クリント・イーストウッド監督作品はイーストウッド印として確立出来ている。さてジョージ・クルーニらしさとは何ぞや?※当時の庶民の文化を再現した美術セットは最高です。それだけでも観る価値あり!
エスカレートしていく暴力の連鎖
そこで何が起きているのか、じっくりと考えさせられる社会派作品
クスッと笑えるところもあるけれど、思った以上にしっかりと社会派だった
ジョージ・クルーニー監督作品
1950年代後半のアメリカ
「理想の街 サバービコン」にやってきた黒人一家と
彼らを追い出そうとする町民による暴動
そして、その一家の裏で暮らすガードナー一家に起きた事件…
彼らの身に次々と起きる暴力的なできごとの発端には「人と融和できない者は邪魔者」「邪魔者は消せ」という身勝手なエゴがある
では「融和できない人」とは、どういう人を言うのか
肌の色や髪の色が、みんなと同じならいいのか
素直に人の言うことを聞けばいいのか
そして人々の「邪魔者は消せ」という思いは、段々とエスカレートしていく
この映画では
街で起きている黒人排除運動と
その裏の白人一家で起きていることを並列して描くことで
実際に起きた差別問題をより身近な問題に置き換えて考えさせるように作られている
最後に希望が描かれることが救いだけれど、果たして、その希望は身を結んだのかと考えると
その歩みのノロさにため息をついてしまう作品だった
この映画をつくる意味
日本公開前に機内で鑑賞
コーエン兄弟とジョージクルーニー監督の作品。
計画的に作られた白人の住宅地に黒人が引っ越してくる。
まだ偏見のある時代で、嫌がらせや抗議活動が起こり、それが過熱して明白な差別へと進んでいく。
それと並行して隣の家では、事故で車いすになった母・父・小学生の子どもと、母の妹との幸せそうな家族。
そこに強盗が入り、車いすの母が殺される。だがそれは叔母と父が結ばれるための依頼殺人だった。
プライドが高く子どもにも一線を画す父と姉を殺されても冷徹な叔母。でも保険調査員がちょっとした罠に見事はまりウソがばれるという小心者な部分も。
表面は気品高く住宅地の共同体に属して協調性もあるのを装い、裏では自分たちの願望のためにしか動いていない人たちの集まりであるブラックユーモアたっぷりの作品。
ちゃんとした結論出さない終わり方も嫌いではない。
大量の睡眠薬(だと思われる)を食べ物に仕込まれて、それから覚めた後の父はどうなるのかを想像するといろいろなことが想定されるがそれがまた面白いかも。
それに構わずTVに集中する子どもの最後のシーンがこれまたシュールでいい感じ。
それで終わり?
要するに保険金殺人だけど、奇抜なトリックも無いし、隣家の怪しそうな黒人が絡むのかと思いきやそれも無し。
最後も、それで終わりなの?って感じだし、日本のTVの2時間サスペンスドラマの方がまだまし。
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