うつくしいひと サバ?のレビュー・感想・評価
全4件を表示
前作と繋ぐもの、分断するもの
「うつくしいひと」と「うつくしいひと サバ?」には製作者、演者、舞台である熊本を通じて大きく繋がるものがあるが、一方でその間に大きく分かつものも存在する。多数の犠牲者と損害を出した、2016年4月14日の熊本地震だ。 本作品のなかでも、傷ついた人々や倒壊した家屋、寸断された道路など痛ましい場面が多数出てくる。そんななかでも、ひとびとは優しく(熊本の人は本当にあたたかく優しい人が多い)、懸命に前を向いていこうとする姿が、熊本のうつくしい自然とともに描かれている。 タイトルに「Ça va ? 」とつける意味がよくわかる。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
うつくしい
震災後の熊本。 瓦礫の山と倒壊した建物。 そのなかで生きる人たちはとても美しくて、特にコンテンポラリー・ダンスのシーンは、絶望と自然に抗うことのできない人間のうつくしさが感じられて、ものすごく引き込まれました。短い作品だけど、とても心に残るものがあって、観ることができてよかった。 そしてやっぱり高良健吾はかわいい。
全4件を表示