「ボス・ベイビーの見た目とのギャップ」ボス・ベイビー ねぎとろ巻きさんの映画レビュー(感想・評価)
ボス・ベイビーの見た目とのギャップ
プレミアイベント試写会にご当選して頂き、日本語版吹替キャスト登壇を一般の最前列で観る事が出来ました。ストーリーも今の社会情勢をテーマ(少子化でペットブーム)にしており、それをコミカルに
仕上げていました。突然ティムの家に、歩いて現れたボス・ベイビー。ティムの弟として迎えられたボスベイビーに、両親はティムそっちのけで世話を焼くようになり、ティムは両親の愛を取り戻そうと躍起になる。対立する二人だったが、目的が一致すると、素晴らしいチームワークで任務に挑む。そうしているうちに、本当の家族のような感情が芽生えてきたのでした。任務完了したボスベイビーは会社に戻る日がやって来ます。このシーンもぐっときます。別れがたい二人でしたが、ここでは別れを選択するのです。今までのボス・ベイビーとの記憶や写真等々は消去され、跡形も無くされるのですが、ティムはボス・ベイビーとの記憶消去を断ります。その後ティムが、ボス・ベイビー宛に手紙を送るのですが、その手紙の内容が更にぐっと来て、ほろり。再びボス・ベイビーは仕事ではなく、家族としてティムの弟として迎え入れられるのでした。犬猿の仲だった二人が、少しずつ距離を縮めていき、ティムの成長にも繋がっていく過程が良かったです。日本語版吹替キャストを知ってから鑑賞しましたが、皆さん見事上手に吹替されており、最後まで楽しむ事が出来ました。