ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命のレビュー・感想・評価
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人間の愚かさが一目瞭然で分かる映画
私的には、第二次世界大戦のドイツに関するモノであり、ジェシカ・チャステインが主演なので見てきました。 ジェシカ・チャステインって特別に綺麗だとは思いませんが、彼女の演技力は何時見てもいいですね。安定してみてられます。 また、去年から、「ヒトラーへの285枚の葉書」「ハイドリヒを撃て! 「ナチの野獣」暗殺作戦」「ヒトラーの忘れもの」など、この手の私たちが知らない第二次世界大戦のドイツ関連のモノは良質な作品が続いています。 本作品も、冒頭から嫌な気持ちになります。 人間の愚かさが一目瞭然で分かる映画ですね。 しかし、何時の時代でも世の中を困難な状況にするのは、何時もたった一人の独裁者ですね。世界法律でも作って、独裁体制は無くした方が良いと思います。 しかし、ヒトラーって不思議な人ですよね。 本当は、頭もよく、今の現代でも、ヒトラーが考えた生活の知恵が色々残っているのですが、なぜ、ユダヤ人をあれだけ嫌ったのか、内側に入れて上手く利用する方向に考えられなかったか・・・ 全編通して、戦争の悲惨さ無益さなど、現在の世界にも警告としてどんどん人に見て貰い考えて貰いたい作品でした。 配給会社さんも、もっと宣伝して、より多くの方に本作品を見て貰い、戦争の悲惨さを知って欲しいと思う作品でした。
中高生とかに見て欲しい
こういう話があったんですね。 過激な描写は少ないし、動物園という親しみやすさから、学校の先生が子どもたちに向けて見せてあげてもいい作品だなと思いました。 動物園とか街並みとか、あれは全部セットなんでしょうか。 かなり気合の入った作品であることがわかりました。
主人公が美しかった!!
非常に苦しい状況で主人公は聖女のようでした。旦那さんもタフガイで男らしかったです。300人を助けたとの事ですが、映画だと通算20人くらいだとしか思えなかったので、もっと違った伝え方があったと思います。マッチポンプのイスラエルが表彰していて気持ち悪かったです。ダニエル・ブリュールの演技で、人妻がエロいというのは伝わってきました。
人道を貫くことの険しさよ
ナチスの狂気が 猛威を振るうワルシャワ その最中にユダヤ人たちの命へ 自らの動物園を利用して 手を差し伸べる夫婦。 立ち向かう勇敢さが胸を打つ。 コルチャック先生の生徒たち まっすぐに見上げる純真な瞳が心に残る。
観て欲しい
174本目。 23日24日が休日出勤だぁなんだで、映画観れず欲求不満。 でも今日から休みと言う事で、まずはこれから。 正直、戦争の犠牲になるのは人間だけじゃないんだなと、胸が痛い。 改めて考えさせられる作品だし大作もいいけど、価値は人それぞれだけど沢山の人に観て欲しい作品だと思う。 中学生位の女の子二人組が観てたのが嬉しかったな。
実話と言うのに驚き
戦争映画なので当然悲惨。 幸せシーンは有るけども、 辛い現実場面が大半。 友人から始まり、 赤の他人のために助力する。 真似しようとも到底できないであろう事をやってのけた人間がいるということに驚愕。 ヘック役の人は常に嫌な感じの役な気がする。 出てきた途端にこの人は。。。と勘繰ってしまった。 あまりスポットライトは当たらなかったが、従業員のおじさんがやたら格好良かった。
戦争の怖さ、人が人ではなくなる。
怖い、重い。 歴史である程度は分かっているユダヤ人の虐殺迫害。 辛い。しかも一部のユダヤ人を、救う人達の話なのにも関わらず…。 普通の人も普通ではなくなる。 沢山の人達が虐殺された過去はぜったいに消せないけども、戦争で同じ過ちは繰り返してはいけないと改めて思う。 世界情勢が荒れているいまだからこそ。
感動。
実話に基づく作品ということで、とても心に響くストーリーでした。 アントニーナ役のジェシカ・チャスティンが素晴らしかったです。 「女神の見えざる手」のスローンとは全く似ても似つかないキャラクターで、表情から全然違う。 同じ女優さんが演じているなんて驚きでした。 このような作品を観ると、本当に戦争のない平和な世界を望んでやみません。
眉間にシワが寄ります
ハッピーエンド?ではあったと思います。
もっと暗い感じで終わるかと思っていたので
気分はそこまで悪くないです。
実話に基づいたお話ということなのですが
本当にあんなに上手に事が運んだのかなーと少し不思議です。
夜中にみんな出てきて優雅に食事とか・・・。
沢山の動物が出てくるんですが
その撮影方法が気になりました。
重たい
ドキドキしてました
この映画の評価が低いのはポーランド語風な英語で喋ってると言うのは多いですが
私はなんとも思いませんでした
ハリーポッターが日本語を喋ってるのと一緒ですね
違和感がMAX
私は感動しやすくてすぐ泣くタイプですけど
この映画は自分に対して少し重たたかったかもしれません
見るの苦しんでました
涙も出ません
戦争は怖いものです。
ドイツ軍も日本軍も同じものです。
戦争起こった時はやれることだけやり尽くし
殺されるのも一瞬
その国に対しての恨みなどは
現代の私達の心に残し続けているのです。
「彼らの目を見ると、心もはっきり見える。人間と違って。だから動物好きになったかも」
正にその通り。
最後
動物の話は少なかったが
「人間動物園」という演出ですね
ユダヤ
本日2作目のナチ関連映画。 あんなに美しい日常が第二次世界大戦ワルシャワで無残に変わって行く様子。 恐怖だ。 監獄実験さながら人間の怖さを感じた。 ただ夫婦の尊い思いを感じて涙。最後に号泣。 すごくいい映画なのに私が見た時4人くらいしかいなかった。。残念。 やっぱ映画館いいなぁ。
感動のストーリー
『シンドラーのリスト』『杉原千畝』と同じく、感動の実話。 第二次世界大戦時のユダヤ人迫害からの救出の話しだが残虐シーンは少ない。 『世界ふしぎ発見』で取り上げられていたが、もっと宣伝して多くの観客に鑑賞させるべき良作なのに宣伝が少なくて残念です。
この夫婦を通じてしか表現できなかったメッセージに乏しい
邦題では「ユダヤ人を救った動物園」だけど原題は「Zookeeper’s Wife(動物園飼育員の妻)」。邦題でも「アントニーナが愛した命」と妻の名前を冠した副題が続く。そこで思うのだけれど、果たしてこの映画”妻”にフィーチャーする意味があったか?と。
何せ物語を見れば見るほど、行動を起こして活躍したのは夫ヤンなのでは?と思えてくる。それはジェシカ・チャステインの演技力をもってしてもだ。さすがにヤンが嫉妬に駆られて口にしたように「安全な場所で男と戯れていた」とまでは思わないにしろ、アントニーナが寮母さんの役割を優雅に演じている間に身を危険にさらして一番行動していたのはヤンだったのは明らか。むしろ、この映画で主役となるべき人物はヤンであり、この映画が描き飛ばした彼の空白の時間(彼が死亡したと思われた1年間含め)こそが本来のドラマなのではないのか?という思いが浮かんできた。いや恐らく、実際のヤンとアントニーナは二人で力を合わせてナチスの監視下で恐怖と危険と隣り合わせで活躍した夫婦だったはずだ。しかしこの映画はアントニーナを贔屓目に見て事実を切り取っている感が否めない。女性監督・女性脚本家・原作も女流作家・主演女優(チャステインは製作総指揮も兼任している)・・・みたいに女性が力を合わせて!的な作品って時々こういう違和感があるから気を付けたい。これでは今まで男がやって来たことの二の舞じゃないのか?と私なんかは思ってしまうのだけれど?
物語としては、ナチスが猛威を振るっていた時代の恐ろしさやおぞましさがしっかりと描かれていて、また民間人から歴史を切り取った物語としても十分に満足できる仕上がりではあった。とは言えその一方で、この二人の夫婦を通じてでしか描けなかったものや、この映画でしか表現できなかったメッセージといったものは特に見当たらず、テーマを同じくした過去の作品が多数ある中で、更に一歩踏み込んだものがなかったのは大いに残念。ナチスを描く上で見覚えのある光景から抜け出すものはあまり感じられず、パワフルな史実をありふれた英雄談に留めてしまったのは惜しかった。
2017-98
奇しくも、今日はシャンシャンのデビュー日だったはず。 「パンダって、目の回りの黒いの取ったらただのクマでしょ、かわいくないよ」とか言うかわいいこと言わない母親に育てられたので、あまり興味がないわたしはこちらの動物園へ行きました。 ジェシカ・チャンスティンは、ケツアゴ界のホープだと勝手に思っていて、映画ファンに好まれそうな映画に出てるイメージ。 期待して見た割には、期待を越えなかったなぁ……。 舞台はポーランドなのに、なぜか英語でしゃべってる。 まぁそれ言ったらハリウッド終わりなの重々わかってます。 でも『空海』(予告編だけだけど)、中国語喋ってるし。 それに、ポーランド人の友達や、ポーランドに旅行したときに思ったんですが、若い人たちは英語話すけど(訛りは、劇中の感じです)、50代くらいから結構通じないんですよね。 そういうの見てるから、違和感だったんだと思います。 あとは、駆け引きを描くのは女性ならではの苦悩を現してるのかもしれないけど、それよりか、 逃がしたユダヤ人たちとの再会シーンのほうが見たかったかなぁ。 それって日本人的な感動パターンなのかな。 父親のいなくなった家で母親を強く支える息子と、動物園スタッフのおじいさんがいい味出してたと思います。
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