嘘を愛する女のレビュー・感想・評価
全64件中、1~20件目を表示
ミステリーに重きを置いて男の心情を軽視したのが失敗ありきたりな作品になってしまった
愛した人の経歴が詐称されていた
よくある話で、どこかの国のスパイだったりそういえば50回目のファース・トキスの主人公は、スパイだったって嘘を口実に女と別れるプレイボーイだったね
ミステリーというよりヒューマンドラマだなあ
ただ、真相は目新しくもない
ああ、そっち系に行ったんだと感動しなければならないんだろうが、それもなく
となると作品自体を否定してしまうんですが、映画としても浅いかな
男の感情を第三者的に表面的にしか描いていないからかな
ここからはネタバレはいります
育児ノイローゼで妻が無理心中
知り合いで同じ境遇の人がいました
彼は逃げたりせず、職場を辞めることなく数年後に再婚し今は幸せに過ごしています
どちらが偉いというのではなく、思うのは
人生には思いもよらない事が起こるかもしれないという事です
何も無く平々凡々と一生を終えるだろうと思っていても、ひとつ狂うと人生が逆転してしまう
自分にもありました
降りかかる不幸に嘆くより
驚きの方が大きくてあきれてしまって
客観的にしか感じれなかった
無ければこした事は無いけれど
起こってしまった事は受け入れるしかありませんよね
ていうか、生きていくとはそういう事です
過去があって今がある
生きている限り、そうやっていくしかない
今を大事に生きていこう
順番がきたら自分も過去になる
まさかのロードムービー的な・・・
主人公の長澤まさみが高慢ちきで嫌な女
ただお母さんを見てると最初からそうではなかったはず
嘘、事故、小説、悲しい過去
大切な人のホントを知りたくて嘘が納得できなくて
辿っていく瀬戸内のロードムービー
一緒に巡るのは探偵の吉田鋼太郎
吉田さん濃いわぁ笑
メンヘラなのかストーカー気味の川栄李奈
出てくる女が微妙に痛い
一番恐ろしいのは・・・
奥さんの育児ノイローゼからの最期の笑顔
中盤から爽やかなシーンが続くので
ちょっと気持ちが良くて
津嘉山さんもお年を召されてそれが余計に味になってる
最後のきっちゃんへの病院での叫びのようなシーンは
あたしはいらなかった
一筋の涙はさすが
実話を基に着想
鑑賞後に知り、驚きました。
食品メーカーの商品開発部門で働くキャリアウーマン由加利を長澤まさみさんが、同棲する彼桔平を高橋一生さんが演じる。
五年間生活を共にしながらも相手を欺き続ける事は、マイナンバー制度も有り、かなり難しそう。。
探偵が依頼人と共に行動する事ってあるのでしょうか?
高橋一生さん、ミステリアスな役が似合いますね。
長澤まさみさんの脚が美しい。
役者さんってすごいなって感じます。
作品的にもう少し伏線と深みが欲しいと感じました。
その部分で-1ポイントだと考えています。
それぞれの土地の風情や雰囲気、方言や地域の人々の特徴が心地よかったです。
私的に長澤まさみさんのファンなので好みでした。
以上!
なかなかの満足感
当たり前のように恋愛をしていた相手が、名前や生年月日も嘘だった。。。その先を知りたいと思うのは自然だと思うけど、先を知って幸せがあるとは限らない。
支えられてるのは由加利だと思っていたが、実は桔平の方が支えられていたという結末が素敵だった。
ちょっと
高橋一生が嘘をついていた理由が、あまりにもありきたりすぎて拍子抜けしました。もっとひねりが欲しかったのと、展開に色々無理がありました。偽造免許証や偽造社員証は、あの程度の事でわざわざ作るものなのでしょうか?
wowowにて
wowowで放送されていたので初鑑賞。
当時映画館の予告ではかなり気になっていたのですが、
映画館に観に行かなくてよかった。
キャリアウーマンのオンナが、震災の時に優しくしてくれたオトコを家に連れ込み、家で飼う。(言い過ぎ)
彼は親に会うことに乗り気ではなく、
親との約束をすっぽかして帰ってこない。
だがその夜中に警察が家を訪ねてきて、彼が意識を失って病院にいると。
しかも、彼の身分証などは全て偽造だと。
そこから、愛していた彼は一体誰なのかと、
探偵と一緒になって彼の情報を探し、過去まで遡っていくストーリー。
彼が書いた小説(?)をヒントに瀬戸内を巡るんだけど、
その際ずーーーっと彼は目を覚まさないまま。
彼と彼女の、嘘をつき、嘘つかれ、何が本当で何が嘘かっていう、精神的に頭がおかしくなるようなバトルを期待していたのに、
そういうのは全く。。
ただただ探偵と一緒に彼の過去を、(調べて欲しくないのだろうに)勝手に探して、解決して勝手に満足する映画。
まぁ泣きべそなので、すぐに釣られて涙は出てしまうのですが、空っぽで見てました。
元妻が幼児を溺死させ、自分はトラックに轢かれるっていう場面はゾクっとしましたが、それ以外はサスペンスって言っていいのか分からない程なものでした。
最終的に彼は目を覚まし、ハッピーエンドでした。
灯台
飛行機にて鑑賞①
思っていたよりも、ミステリーは薄かった。
長澤まさみさん演じる主人公が
変わっていくストーリーだと感じました。
自分にとって大切な人の存在について
知ったり、気がついたりする機会は
その人によって違って、
いつ何が起こるか分からないものですね…。
深い。幸せの形は人それぞれ
内容が薄い等の少し批判的なコメントも見られましたが、私の周りに似たような経験をした子がいました。実際にあるんですよね。名前、住所、生年月日の偽造カードを持っていて一体何者なのかわからなかったって事。実際はもっと犯罪レベルでしたが…。
一時相談された事ありますが、もちろん手に負えず。自分だったらどーしてたかなってずっとモヤモヤを抱えたままだったので、この映画を見てみました。
5年間交際していた相手の事を知っていた気になっていたけれど、実際は何も知らなかった。気づかなかった自分へのイラつきと裏切られていたショックで取り乱す様子や、葛藤。
桔平が自分のせいで招いてしまった事故。
仕事に追われて家庭が疎かになり、そのせいで家族を守れなかったという暗い過去。
私も一歳の息子が居るので、このシーンは特に辛かった。こんな事があったら自分が幸せになる資格ないって思いますよね。2人の命を守れなかったのですから。幸せを感じれば感じるほど思い出してしまうだろうし。
なんかどっちにも共感してしまう。
けど、その暗い罪を一緒に背負って彼と生きていくって決めた女性の覚悟凄いなと思います。
私的には1人1人の人間の生き方を考えさせられる映画でした。だいぶ重たい内容です。
けど〈覚悟〉ってこうゆう事ですよね。
最後に、育児ノイローゼ最近多いですよね。けど赤ちゃんを子供を犠牲にするのは親として本当にやめて欲しい。そこまでなる前に周りを頼って!児童館や一時保育もあります。お母さんもたまには気分転換必要ですょ。それでも難しいなら手放すのも親の務め。命だけは守って。と母親、子供にまで感情移入してしまいました。
医者を愛する女
彼氏が漁業・工場勤務かもしれないとなったら、1人でテンション下がりふて腐れて車待機。
しまいには探偵のおじさんに八つ当たり。
実はちゃんと元医者でしたー!ってなったら
「彼の妻です!」ってw
「嘘」っていうか、「医者」だよね?(笑)
主人公が愛しているのは。
タイトル詐欺です。騙されました。。
単に、イケメンの医者候補生をゲットして調子に乗ってたら、医者嘘かも!ってなり、結局医者なら結婚すっぞ!家庭持ってた?医者なら関係ないぞ!ってだけの薄い話でした。
愛してる人がいきなり知らない人になった時
自分ならどうするか、知りたいか知りたくないか、考えながら見た。
ここまで極端じゃなくても、一緒にいる人のことを果たしてどこまで知っているのかってところはきっと誰でも思っていて。
でも、なんだかんだ言っても本質は、この映画でいうところの、人混みで具合悪くなって助けてくれたとか、靴貸してくれたとかそういうところにしかないのかもな、と思った。
逆に、嘘をついて愛する人と生きていくってどんなだろうとも想像した。小説書いたり、夜の公園行っちゃいそうだなと思った。
そっくりさん、いい味出してた!しかもいい人。
長澤まさみ×高橋一生のアンサンブルが凄かった
予告を観て、面白そうだなと思い鑑賞しました。東日本大震災発生時、駅でパニック障害を起こしていた由加利を助けてくれた桔平という男性。二人は5年間同棲しますが、ある日、刑事が訪ねてきて免許証も桔平という名前も職業もウソであることを知らされます。 これを機に、貝原という探偵と共に桔平のついた嘘を探すため奔走します。
前半は謎解き編、後半は桔平の過去が描かれるドラマとコンパクトな作品でした。
長澤まさみさん、高橋一生さんの演技力の凄さに感服しっぱなしでした。一生さんの謎めいたオーラの意味が分かった時は衝撃でしたが、監督があまり存じ上げない方だったので有名な方が撮るともっと重厚な作品になったと思います。
一緒にこの謎解きを体験できました。
まず、面白い設定に惹かれて鑑賞したこの映画。
主人公と一緒に、「どういうこと?!」「騙されてたの?」と不安に襲われながら、物語が進んでいき、じわじわと謎か解けるまで…
見終わったときには、じんわりと広がる深い感動を味わえました。尺が長いと感じる方もいらっしゃる様ですが、わたしには丁寧な進み具合で良かったです。
ラストは救われるかたちでホッとしました。
地元の広島が出たのも意外でした。最近はそんなにあからさまな方言使わないよねーなんて思いながらニヤニヤ(笑)
高橋一生さんの役が、やっぱり雰囲気あって素敵でしたね。そんな素敵な人が出逢い系を使ったというエピソードなど、唯一ショックです。浮気がお互い様なんてこと、絶対に有り得ませんからね。廃
好きな作品のひとつになりました。
実話ということなので、
実際のお話、どこまで忠実なのか知りたいです。
宣伝作った人が上手い
ミステリーサスペンス物ということで、ラストにかけてどんどん面白い展開なのかなと予測してましたが、そこまで衝撃な展開もなく、騙されたー!!!みたいな展開もなく、筋書きはしっかりしてる小説を読んだような感覚の映画でした。
しっとりとしたかんじ。
身元不明の高橋一生さんは人殺しとかした人かな?って予測してましたが、過去に結婚していて、育児ノイローゼの妻が、子供を水死させ、自ら自殺。
それが理由で、高橋一生は別の人になりすましてひっそり生きていました。
東京に来たのも漠然とした闇から逃げるためだったのでしょう。
そんな中で長澤まさみに出会い、嘘をつきながらも本気で彼女を愛してましたね。
パソコンをロッカーにしまってまで隠れて小説を書いてたのは何故なのでしょうか。
川栄との出会いも、出会い系サイトという、誠実とはかけ離れた出会い方で、長澤まさみさんと付き合ってる時に、出会い系サイトで川栄さんとやりとりしてますよね。
長澤まさみさんが、高橋一生さんと抱き合ったあと、仲良く話してる時、時々空っぽになりたくなるというセリフを長澤まさみさんが言っていましたが同じセリフを川栄さんにも高橋さんは言ってるし、出会い系サイトをしてまでやりとりしたのは、何も知らない誰かに気を使わず吐き出したかったのでしょうか。
耳の後ろのホクロは、おお。って思いました。
小説は全て前の嫁へではなく、長澤まさみさんへでしたね。
意識不明が続いてる中でラスト、目を覚ましたところはよかったーーって思いました。
悪者と言うか嫌な人が一切出てこない映画でした。
だから変なムカつく!とかモヤモヤするこの人!みたいな感情が生まれなかったので、見やすいは見やすい作品でした。
ハラハラドキドキするサスペンス感はゼロでした。
ミステリー感もそこまでありません。
ある意味で期待を裏切る題名では予測できない内容でした。
めちゃくちゃ面白いとまではいきませんが、見て良かったです。
宣伝ではもっとサスペンス感やミステリー感が滲み出てましたが、本編は全然出てないので先入観を捨ててみることをお勧めします。
意識不明の中、人の前の家にまで上がり込んで色々物探して探ってってやってることヤバイですけどね。笑
5年も一緒にいた自分のパートナーが本当は身元不明で名前も違くてってなったら、そこまで人は調べてしまうかもしれませんね。
押し付けがましい愛を見せられた感じでした。
長澤まさみさん酒癖やばいし浮気するしよく5年も一緒にいましたね。笑
半歩先のトレンドを『作る』のが私の仕事
映画「嘘を愛する女」(中江和仁監督)から。
ストーリーとか、スケールの大きさから考えると、
テレビドラマでも良かったかな?という印象をもって
鑑賞を終えた。(汗)
メモした台詞を眺めても、この作品を思いだすに足りる
インパクトなフレーズがなかなか選べなかった。
そんな中、なぜか、キャリアウーマン役の長澤まさみさんが、
作品冒頭に、企画の仕事をしている女性らしい台詞を言い放った。
「今はどこの企業も調査調査と慎重になっていますが、
私は市場調査を信じすぎちゃダメだと思うんです。
今価値があるものじゃなくて、半歩先のトレンドを『作る』のが
私の仕事だと思っています」
この「半歩先」の距離感が、私にはしっくりとハマった。
「一歩先」ではなく「半歩先」。
最先端すぎでもいけないし、みんなと同じペーズでもない。
その「半歩先」を上手に見極め、企画として仕立てていくか、
それが、一番難しいんだけどなぁ。
P.S. (何度も繰り返された表現ではあるが・・)
「夕方になると、太陽が灯台の上に来て、
まるでロウソクのように見える。
そして夕陽を浴びた灯台は、その光を溜めて夜の海を照らす」
嘘から知った秘めた想い
駅のホームで具合が悪くなった所を、由加利は一人の男性に助けられる。
そんな出会いでその男性・桔平と同棲を始めて5年、彼がくも膜下出血で昏睡状態になる。
しかし、それがきっかけで信じられない事が発覚。
彼の全てが嘘だった…。
“夫は誰だった?”という実際の新聞記事から着想。
ミステリー風味のラブストーリー。
名前も偽名。免許証も偽装。
研修医という肩書きも嘘で、医師免許も偽装。
身内は無く、友達も一人も居ない。
あれよあれよと明らかになる彼の素性は、存在していない人間のよう。
何故、今まで気付かない?
無理もない。
誰が愛する人の事を疑おう。
彼の事を信じ、全て受け入れていたのだから…。
動揺を隠せない。
今までの愛は嘘だったのか。
キャリアウーマンとして順調だった仕事にすら身が入らない。
彼の本当の事を知りたい。
探偵を雇って彼の事を調べ始める。
知らなかった彼の一面を知る。
彼は密かに小説を書いていた。
それは、瀬戸内海で暮らすある家族の話。
これは創作か、それとも…。
真意を確かめる為、瀬戸内海へ。
そこで辿り着いたのは…。
彼は何者か。
謎が謎を呼び、少しずつ少しずつ判明していくミステリー的要素は興味惹かれる。
それ以上に本作は、アダルトなムードのラブストーリーだ。
それを醸し出しているのが、長澤まさみと高橋一生のカップリング。
それにしても、長澤まさみはいつの間にやらこういう作風も似合う大人の女になった。少女の面影はもう昔。
ほんのり色気漂ういい女っぷりと魅力をたっぷり堪能。
高橋一生もミステリアスに。
吉田鋼太郎、DAIGO、川栄李奈ら個性的なキャスト。
中でも吉田鋼太郎は、さすがの存在感とユーモアももたらす。
瀬戸内海で辿り着いた彼の過去。
ありがちと言えばありがち。
実話ベースとは言え、ちと捻りやインパクトに欠けた。
吉田演じる探偵の別れた家族とのエピソードはちと蛇足感。悪くはないのだが。川栄の役所もユニークだが、本当に必要だったかと問われれば…。
また、賛否分かれそうなのは、長澤演じる由加利の性格。
まあ、自己チュー。
シビアなくらい仕事一筋。桔平も心配するくらい。
協力してくれる探偵にも配慮や礼に欠ける。
ホント、終始振り回され、関わった周りの人たちの気苦労を察する。
そんな自己チュー女の自分自身を見つめ直すまででもあるのだけれど。
相手の隠したい秘密や過去を知ったって、何もいいもんじゃない。
彼の悲しい過去を知り、何が出来るか。
でも、小説に込められた彼の想いは知って良かった。
彼は再び愛せる人と出会い、もう一度歩み出そうとしていた。
私の愛も、彼の愛も、嘘ではなかった。
あなたは、愛する人の事を知っていますか…?
悲しい過去を嘘で隠しても、それを受け止め、秘めた本当の想いと共に、愛する事が出来ますか…?
ラブサスペンスでは無い
ラブサスペンスと作品紹介にあったので高橋一生の過去がもっとドロドロしているのかと思った。。
ちょっと拍子抜けしたけど二人が幸せになれるといいなと思える終わり方でした。
長澤まさみスタイルいいな〜
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