嘘を愛する女のレビュー・感想・評価
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【彼は遠い目をして、”時々、空っぽになりたいと言った・・。”男が、”嘘をついていた”哀しき訳とは・・。】
■あの大震災が起こった時、彼、小出桔平(高橋一生)は、帰宅困難者の群れの仲、私、川原由加利(長澤まさみ)に優しく声を掛け、自分の履いていた歩きやすいスニーカーを渡して、爽やかな笑顔で歩き去って行った。
◆物語は、いつのまにか同居している、桔平(きっちゃんと呼ばれている)と、バリバリのキャリアウーマンで、”ウーマンズ・オブ・ザ・イヤー”にも選ばれた由加利との生活の僅かな齟齬が、露わになって行く中、突然の桔平の入院で、彼の身元が全て偽りである事が判明するところから、大きく動き出す。
◆由加利は、私立探偵(吉田鋼太郎:流石に良い。)とその助手木村(DAIGO:今作後、奥様と違い、映画に出ていない理由は・・、何でかな?)を雇い、桔平の過去を探しに、コインロッカーに隠されていた、桔平の書いた小説を基に、瀬戸内に足を運ぶが・・。
■感想
・全体としては面白いのだけれども、
・川栄李奈が演じた、桔平の追っかけのような、女の子の正体が良く分からず・・
・探偵さんの離婚した妻と娘の関係性が、本編に及ぼす影響(類推出来るが・・)が中途半端で・・
・瀬戸内を、過去の桔平の足取りを由香利と探偵さんが探りに回る部分は、少しロードムービーっぽくて、面白いが・・。
<主役お二人の存在感は抜群で、作品構成も面白いのであるが、イロイロと突っ込みたくなってしまった作品。
徐々に、桔平の哀しき過去が見えてきた処は、イロイロと考えさせられ、序盤、桔平が由香利に掛けていた数々の言葉の意味が氷解し、面白かった作品でもある。>
う〜ん。。
嘘を愛することで、成長はしたのか?
嘘の真相を知りたくなる
ラストシーンが思い出せない
一度観てたのに全く思い出せずに再度観始めて、「あ、これ観たことある」と気づいた。
それなのに見始めてからもラストシーンが全く思い出せずに最後まで観続ける。
5年間も嘘をつかれていたことを知ったとき、そして、その嘘の中身を知るにつけ、長澤まさみ演じる主人公の心情が切なくも変化していく様子が描かれる。
そして、高橋一生側からいえば、到底癒えないような人の苦しさが少しずつでも癒える課程を見せられているようでした。
最後ラストシーンを改めて観終えて、記憶に残っていなかった理由がなんとなく理解できた。
大きな感情の起伏を生むようなラストシーンではなかったからだ。
いい終わりだけど、今後のことは私たちが想像するしかない。
いい映画だったけど、また、数年後にはこのラストシーンを思い出せなくなっているだろう。
途中まではおもろい
タイトルが悪すぎる
長澤まさみ目当て
結末がもの足りなかったのは私だけだろうか
もっと意外性のある結末、そして最後に伏線がパズルのピースのように綺麗に嵌まっていくような結末を期待していたので、どうしても物足りなさがある。
サスペンスやミステリーとして弱いのに、宣伝するときにそこを強調するしかないようでは、企画段階から失敗していると言わざるを得ない。
ミステリーというより、お互いの気持ちを確かめる物語
突然くも膜下出血で意識不明になってしまい、その嘘を探っていく。 騙...
気持ちの余裕が必要?!
CMで宇宙隔てて愛を語るのが良かったから楽しみにしてたやつ
映画館に行くチャンスはなかった。
行かなくて良かったのかも知れないが、
この世界に浸るには、行った方が良かったかも知れない。
実話ベースだと知って驚いた。
こんな小説のような事ってあるんだ と。
長澤まさみの役は九州女だって言うのは、やってきた母親の言葉でわかるが 、九州女が わからないものをわからないままにせず とことん突き詰める というのは らしい なと、ほんと まさにらしいよなあって思う。
だから 我儘とか自己中とか思われるような行動だけれども私にはいっそ 誰だったんだろうねーで終われそうな東京女の方が歯がゆい。
高橋一成は 昔 すごくささやかな役やってた時から印象的な人だなと思っていたが、あれよあれよという間にどんどん大きな役をやるようになった。
演技に関してはお二人とも全く申し分なく
そこは堪能出来た。
ずっと探してた人が違う人だったとわかった時の
長澤まさみの笑いはもう 圧巻。
うまいです。
小説を読むように その空気感を味わうように
浸るといい作品だと思えるかも知れない。
労力も使わず 家のちょっとだけ大型のテレビで
別段お金も使わずに 見たからかな。
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