「ゼロの焦点ラブストーリー」嘘を愛する女 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ゼロの焦点ラブストーリー
長澤まさみはしばらくコンフィデンスマンJPとキングダムだけでいい。と、感じてしまうほど、こうした純愛ものの主演をやる年齢じゃなくなってきてると思う。
ストーリーは実話を基にしているらしいけど、展開は殺人事件のない『ゼロの焦点』といった感じでした。ただし、プロットは優れているけど、細かい脚本にリアリティが無さすぎる気もします。ウーマン・オブ・ザ・イヤーなんてのも要らないし、同僚の叔父が探偵だなんて設定も要らない。ましてや、マジンガーZという伏線なんてのも単に一致させるだけのものだし、彼の書いた小説の中にもないのだから不要。また、人違いのエピソードも長すぎたりする。余計な肉付け、蛇足、このおかげでダレてくるのです。
一番良かった俳優は吉田鋼太郎でしょう。離婚の原因も妻の浮気だったし、長澤まさみも浮気をしたことがあると告白(独り言)するサブストーリー。高橋一生も川栄李奈と浮気してたのなら、もうみんな浮気天国で万歳!といったところか。どうせなら石田純一も登場してもらって「不倫は文化」とか言わせれば面白いのに・・・
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