MASTER マスターのレビュー・感想・評価
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無駄のないクールな作品
カン・ドンウォン、キム・ウビン、イ・ビョンホン。この3人がとにかくハマり役で、キャラの性格を描くシーンは少ないけど充分魅力的でした。
カン・ドンウォンは「若い時は鼻についた」と言われるのがよく分かる、内面に熱い正義を持ちつつもひたすら冷静で知的な刑事を、
キム・ウビンは快楽主義のように見えて頭がキレるプログラマー青年、
極め付け、イ・ビョンホンのクソどゲス悪人ぶりがほんと最高ww
ディレクターほんとGJ!よくこの面子集めてくれました。この3人じゃないと、キャラの説得性が生まれなかったんじゃないかなと思います。
無駄な説明台詞があまり無くて、会話がとてもクールです。
あまり観覧者が出し抜かれるようなどんでん返し展開は無いけど、イ・ビョンホンとカン・ドンウォンの読み合い。そこにキム・ウビンの「悪知恵」が絡み合い、ハラハラドキドキしっぱなしで飽きませんでした。
無駄なシーンは削ぎながらも、しかし一般市民が見ても分かるように、丁寧にストーリーは造られています。
一部の人には、無駄に思える丁寧さかもしれませんが、観覧者の窓口を広げるには必要だと思いました。
さらに、市民救済のシーンのカタルシスで一般市民はグッと引き込まれるでしょう。
私はココ無くてもいいかと思いましたけどね。
あーー、何はなくとも、カン・ドンウォンがひたすらかっこよかったーーーー笑
キム・ウビンと2人とも脚長すぎだー笑笑
汚職まみれの国から生まれたカリスマ
面白かったなぁ〜
話がとてもザックリしてて、いろいろ詰めが甘いかなぁ〜と思いつつ
これはエンターテイメントとして楽しめば良いんじゃないかと思った
マルチ商法で金を集めるチン会長が、カリスマを発揮して、次から次へと人を騙していって、まるで自分は神にでもなった気分でいるあたりがカルトっぽくて特に面白かった
それにこれは「警察の汚職を一掃する!」と息巻く若手刑事が悪に立ち向かい、理想と現実の間で挫折からの成長していく物語でもあって
それが、ベテラン俳優のイ・ビョンホンに立ち向かっていく若手俳優カン・ドンウォンの姿とシンクロしてて楽しませてくれる
詐欺師と刑事が腹の探り合いをしながら、どちらが最後まで騙し切るかというゲームの中、
最後の最後まで、二人が出会う瞬間がなく、だからこそ、そのゲームが最後まで成立してるという展開も楽しかった
でも思うのは、残念ながら、それでも韓国の汚職はなくならないという現実
しかし、その希望を捨てない能天気さも、この映画のエンターテイメントとしての面白さかなと思う
韓国に実在したペテン師の話でそのペテン師と警察の闘い。 ペテン師に...
韓国に実在したペテン師の話でそのペテン師と警察の闘い。
ペテン師にはイ・ビョンボンが扮してましたがこれがとてつもない極悪人だが変にビョンホンが様になってました。
ソファーで寝転がってスナック菓子を食べたりフィリピンに逃亡してからは白髪混じりでヒゲを生やしてフィリピン風のファッションで変に格好いい。
ストーリーも二転三転して面白い。
韓国サスペンスらしい映画でした!
ラストはペテン師の台詞が可愛げがあって笑っちゃいました^ ^
中々面白い展開
刑事ドラマを見ているようだった。
韓国映画疎いので役者さんはイ・ビョンホンしか知らなかったが、若い世代vs渋さの増したスター共演という感じなのかな。
実話を基にしているということだが、詐欺ってエグいなと思う。
綺麗に纏まりすぎているラストだが、笑いもあり面白かった。
MASTER マスター
2017年110本目の劇場鑑賞。
実在の巨大詐欺事件をモチーフにイ・ビョンホン、
カン・ドンウォン、
キム・ウビンの豪華共演で贈るクライム・アクション。
狡猾な極悪詐欺師と、
天才ハッカーとともに彼を追う刑事の攻防をスリリングに描く。
骨太でスタイリッシュで男臭い3人のキャラクターが騙しあいが面白い。
実際に発生した事件は「チョ・ヒパル詐欺事件」で、
犯罪スタイルはインターネットテクノロジーを使用するなど、
原案となった詐欺事件よりもさらに洗練されてます。
詐欺のスケールも凄すぎてついていけません。
イ・ビョンホンの極悪詐欺師はハマりすぎ。
白髪交じりのイ・ビョンホンカッコ良かった。
イ・ビョンホンも単なるアクションスターというわけにはいかない。
けっこうよかった
金融詐欺の実際にあった事件をスケールの大きな娯楽作として描いていてとても面白かった。韓国のこれまでの事件を思うと本当にこんな腐敗がありそうだ。
イ・ビョンホンが新庄剛志に見えてしょうがなかった。あんな秘密部屋欲しい。
《監視者たち》の監督作品と聞いて
《監視者たち》の監督作品なんだよ。だから観なきゃ。ハードル思い切り上げてみたけど、越えてきた。
女優さん二人がいいのね。味方と敵に一人ずつ。特に味方のオム・ジウォンが良かった。すごく明るい性格設定で、捜査してるときと、敵側を落としにいってるときの、感じが全く違っていい。
ストーリーは二転、三転して、どうするどうなるって感じ。
「この国をなんとかするんだ」って主人公は思ってるみたいで、こういう映画が作られるってことは、韓国の人は自分の国をクソだと思ってるんだろうなと思ったよ。でも、日本もだんだんそうなってくかもだから、人のこと言えない。
大体満足なんだけど、でもやっぱり《監視者たち》の方が面白かった。この話、警察があんまり騙されないのね。常に犯人の上をいく感じ。だから互角の勝負で「さあ、どうなる?」ってのが弱かった。
中盤までついていけず…
結構人間関係が入り組んでて中盤までついていけず…。チンが死んだあたりからようやく人脈整理がついてきた。どこまで事件をそのまま描いているのかわからないけど、騙し騙されがスリリングに描かれていて楽しめた。
イ・ビョンホンは何でも出来るんだねー、と。
講釈
韓国で実際に起きた事件を元にした投資詐欺の話。
この事件の知見はなくどこまでリアルかは判らないけど、最早マフィアかという程の武力と政治家を巻き込んだ権力は大したもの。
ただ詐欺に関しては演説と金額の話しのみで見事な手口や仕組みというものは見えず実感として凄さは感じない。
裏切り、騙し、見透かし、騙し返しという展開はなかなか面白かったけど、スリリングさは余りなく、みていて特に期待が膨らんだり唸ったりする様な感情を抱かない。
派手な展開もあり淡々とした感じとまでは言わないし面白くはあったけど、決定打に欠ける感じでイマイチ響かなかった。
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