リバーズ・エッジのレビュー・感想・評価
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善し悪しが分かれてますね
個人的には好きな作品でした。
ドラッグ、父親が分からなくなるようなSEX、過食症、というような若者達の葛藤を描いた作品がそもそも好きですが
変わり者すぎる吉沢亮とこれまた変わり者の過食症の女の子、好きでもない男と付き合っているまたまた変わり者の二階堂ふみ。
キャラクターそれぞれに個性があり1人1人興味深いキャラでした。
原作未読ですがさすがCUTiEに連載されていただけありそれぞれのファッションの個性も楽しめた。
にしても、二階堂ふみの演技大好きすぎる
吉沢亮はお顔が美しい。
遺体が森川葵だと分かった時のあのなんとも言えない顔が印象的でした。
この世にはびこる全ての歪み
もう一度見たくなる
ストーリーが無い致命的映画
タバコ吸いすぎ映画
ヌードが注目される二階堂ふみ!しかし、タバコ吸い過ぎ・・・
今年は『愛と仮面のルール』、『伊藤くん A to E』に続き、タバコ吸い過ぎ映画が連発しています。この映画の中でも二階堂ふみは20本くらい吸っていたでしょうか、しかもポイ捨ても多すぎです。火事にならないかと心配する間もなく、序盤でマンションの上から火だるまになった人間が落下してきました。スクリーンサイズも4:3のスタンダードサイズという今どき珍しいもので、行定勲監督と思えなくてビックリいたしました。
主要登場人物6人のドロドロで歪んだ人間関係。しかも全員高校生です。舞台設定は93年らしいのですが、彼らの家族というのはほとんど登場しません。ちょうどバブルの崩壊の時期で、家族の絆までもが崩壊しているような雰囲気でした。売春、ドラッグ、セックス、死体愛好家、摂食障害、ゲイ(売春込み)、など普通でない若者たちが織りなす暗い群像劇。家族が出てこないので、ドキュメンタリー風インタビューという形でストーリーを補っていました。
若草ハルナ(二階堂ふみ)の彼氏である観音崎(上杉柊平)はハルナ以外にも、誰とでも寝るルミ(土居志央梨)ともドラッグ、セックスを楽しんでいて、欲求のはけ口があるにもかかわらず学校ではゲイの山田(吉沢亮)を裸にしたりしてイジメを行っているという、とんでもない男。さらに山田と下級生の吉川こずえ(SUMIRE)は死体愛好家。そんな山田に純粋に付き合っているカンナ(森川葵)がいるという構図。
ルミは妊娠したために相手が誰かはわからなかったものの観音崎に中絶費用を要求。そして観音崎はルミを絞め殺す。しかし、ルミは息を吹き返して自宅へ戻ったときに、ぽっちゃりの姉と言い争いになり、逆切れした姉によってズタズタに切り刻まれる。一方、カンナは山田と仲の良いハルナに嫉妬して、マンションに放火しようとして自らが火だるまとなって転落。この終盤の勢いは凄まじいが、火だるまの様子は台詞だけで解決されている。凄い映画となるためには、この部分を描いてもらいたかったところだ。こうした厭世観たっぷりな内容というのも、やがて訪れる世紀末思想の反映なのかもしれない。
漫画のままで良かったんじゃない
見終わった後に怒りに似た感情さえ覚える近年では類を見ない酷い映画、、、そもそもこれ映画か⁈
漫画のままでいいんじゃないの?
始まってすぐに画面がスクエアであることに違和感を感じいつの映画かと調べたら2018年2月だと#
比率4対3のブラウン管の時代演出なんだろうが、あくまで型の表現であって、映画は生もの。画面の中の生きた表現を感じとって演出の中に入り込んでいくのだが、スクエアであるがために最後まで入り込む事が出来なかった。
行定監督が意識してやってるのかもしれない。若者の他人を受け入れない頑な表現だとしたら、その意図はある意味成功しているが、二階堂ふみさんが、見せる演技力に引き込まれそうになる度に、共演者の演技力の無さと、チープな演出やセリフで画面の外に追いやられてしまう。
最近の邦画は観ていて気持ち悪いものばかり。気を引こうと暴力とSEXと同性愛にドラッグに殺人とあらゆる調味料を加えてドロドロに煮詰めたが、淡白で味気ない。
堤枝監督の万引き家族は、生々しさやリアリティを追求して評価されたが、この映画は若者のリアルさを追求しつつ、形ばかりの薄いエッセンスだけを詰め込み軽薄な表現になった、あるいはそうした。そんな感じの映画です。褒められるとこ一切なしなしの動画。
痛々しいほどの1994年の青春
二階堂ふみの裸!それだけの映画
暗い
今やる意味
ひと昔の今更感
1990年代はトレンディドラマもマンネリ化してきて、バイセクシャルだの薬物だの禁断の愛だのネクラだのマザコンだの拒食症だの自殺だのがドラマで流行っていた頃。
変わり者目線が流行った頃だ。特に日本で歴史が動いた訳でも無く。バブルが弾けて経済以外に何かを求めていた時代。
そんな当時の遺物を今更映画化した所で、取り柄になる所も無く誰得映画と化していた。
多分私と同じ年代の物語。共感もしない。
当時のTVドラマの方がまだマシレベル。
懐かしいとも思わず、二階堂ふみと無名女優が裸になりお馬鹿さん状態。
いい演技も無し。
う〜ん。つまらない。
周りの映画は進歩してんだから退化する様な映画作ってんじゃねぇ!と言いたくなる作品でした。
縁に立つということ
若い頃、誰しもが自分の行いの縁に立ったことがあるのではないか?
これ以上やったらまずい、と思いとどまったからいま平凡と生きているが、その縁をも越えてしまったら、おそらく今はないだろう。
登場する10代の若者たちは皆、様々な縁に立っている。それは身近にあることだらけで、映画に入り込みやすい。
同性愛、過食嘔吐、愛のないセックス、様々な問題の縁で生活していた若者がその縁を越えてしまって、過去を後悔する。主要な6人のそれぞれの縁が描かれているので、ストーリーはテンポが良いが、内容が内容だけに重苦しい。
ただその日々の生活をあえて淡々と描くことでメリハリが生まれ、まとまりがいい作品になっていたと思う。
また、スタンダードサイズであることも考えられているなぁと感じた。
学校生活という閉鎖された環境や、縁にたって周りが見えていない、という印象を受けた。
ああ、こういう人良くいるよね。と思ったらその人に見せてやりたい映画だった。とても良い作品。
減点したのはセックスシーンが下手だったことかな…
あえてそうしているのか?本番しちゃえばいいのに笑
実存的不安を抱える若者達の青春ストーリー
懐かしさと切なさと、いろんな気持ちがごちゃ混ぜで、観てきました。 ...
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