「病んでいる若者たち」リバーズ・エッジ アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
病んでいる若者たち
90年代半ばくらいという設定らしいが、今の時代としても、かなり特異な高校生たちではないか?当時こんな高校生はいたんだろうか、と思ってしまう。
同性愛者でいじめられっ子のクラスメイト一郎と、今で言う「便所メシ」をする過食症の下級生は草むらで見つけた死体を自分達だけの秘密とすることで心のバランスをとっている。
主人公ハルナと仲のいいルミはハルナの彼氏とクスリとセックスに明け暮れる。ハルナもそんな彼氏と付き合ってはいるもののそんなに好きでもない様子。
一郎の見せかけの彼女カンナもちょっと一途すぎてアブナイ。
学校も自由すぎる。タバコは吸えちゃう、校内で暴行あり、エッチもしちゃう。ちょっとありえない👎
内容的にはとても理解し難い映画。ただ、二階堂ふみ、吉沢亮、森川葵の演技力はさすが!他の子達もみんな良かった。
意外だったのは二階堂ふみがこの映画で脱いだこと。「私の男」ですら脱いでいないのに(年齢的にまだ10代だったこともあるのかもしれないけれど)。
内容的に考えると脱がない方が不自然にも思えるからいいんだけれど、、、若者の心の闇を描いて、出演者にインタビューするような演出があったりと、それなりの映画ではあると思うが、この映画で、二階堂ふみが脱ぐのはちょっと勿体なく感じた。
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