「二階堂ふみの身体を張った演技と、小沢健二の歌をもってしても、岡崎ワールドを映像化するのは難しい。」リバーズ・エッジ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
二階堂ふみの身体を張った演技と、小沢健二の歌をもってしても、岡崎ワールドを映像化するのは難しい。
河原に放置された、”宝物の死体”の存在を共有することで、若草ハルナ(二階堂ふみ)と山田(吉沢亮)とこずえ(SUMIRE)は不思議な絆で結ばれていく。
山田の自らの性癖に悩む姿を始め、荒涼とした若者達の心がヒリヒリとした映像で伝えられる。
それを彩る、岡崎京子の長年の友人小沢健二の”アルペジオ(きっと魔法のトンネル)”
それでも、魔法は起きなかった作品。
<2018年2月16日 劇場にて鑑賞>
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