「役者たちの作品に対する想いが強いと感じる」リバーズ・エッジ だーやま。さんの映画レビュー(感想・評価)
役者たちの作品に対する想いが強いと感じる
高校生は心も身体も半分大人であり、半分子どもある。
今を生きることの必死さと、将来の夢や不安を抱える彼らの葛藤が生々しく描かれていて、ちょっと背伸びをし過ぎた高校生の物語という印象。
ただ単にエロさやバイオレンスな作品という印象を強く出さないようにしていると感じた。
最後はスッキリもしないし、かといってモヤモヤする訳でもない。個人的にはこの先の彼らの人生がどのようになっていくのかを考えてしまう。
20年前という時代設定もあり、フッションや家具や家電などが時代に合わせていて違和感がなかった。
山田は渋谷系男子の代表的な見た目で、主題歌がオザケンなのも納得。
役者たちは皆若いのに身体を張った演技で、この作品に込める想いの強さを感じた。
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