はじまりの街のレビュー・感想・評価
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残念ながら、男のDV(や変態性癖)はどんなに弁解しようと一生治らない。
先ずは、残念ながら、男のDV(や変態性癖)はどんなに弁解しようと一生治らない。それと、この映画でも言っているが、DVを受けた男の子の何割かは残念ながら、DVを奮う大人になる。また、DVを奮わない子供の大半がマザコンになる。同じ様に変態性癖(あの芸人の様な)も簡単には治らない。
女性はそう思って、男を選ぶべきだと思う。映画はそれを良く語っていると思う。
最後が結局サッカーなのが、余り納得いかなかったし、女性の不幸を描く事が、どこか中途半端に思えた。やはり、男目線な擬似フェミニズムでしかない。春をうる彼女が結局どうなったか?その社会は男だけを癒やす組織で、男が管理する社会でしかない。全体的に全く面白くない。
そもそも、これだけイケメンの彼氏なら、いじけずともすぐに社会に適合して、女ったらしになると思う。その頃、親父のDNAが頭角をおらわすのだと思う。残念だが、事実だ。邦題でも言っている。トリノが始まりの街なんだよこの子のね。そう考えた方が矛盾無いと僕は感じた。
喜劇のはじまり
人は決断する時
最善だと思って人生の選択をする
でもそれが正解かその時には分からない
未来のことは誰も分からない
やっぱりこの選択間違ってた、、
なんて思うことは何度もある
でも視点を変えて
だから今自分はここにいる
正解だったと思うことはできるし
そうしないと悲劇の人生で終わる
人生は近くで見ると悲劇だが
遠くから見れば喜劇だ
まさにこれ
トラブル続いたり辛い思いをしても
助けてくれる人がいたり親切にしてもらったり
友達ができたり恋をしたり失恋したり
それだけでこの世に生まれた意味ってある
喜びも悲しみも生きてないと出来ないことが
生まれた瞬間からはじまっている
むしろ悲しみがないと喜びも感じることが
出来ないんじゃないって思うくらい
スーパーポジティブに考えてもいい
ちょっと気持ち悪いけど笑
休日が眩しいのは普段しんどい思いして
働いてるからなんだって
無職のメリハリのない休み期間中に
感じたことがあった
なんてことはどうでもいいとして笑
この親子がこの街に逃げてきた時から喜劇のスタート
泥沼に長靴ではまって抜け出せなくても
一歩抜け出せた時には
あ〜よかった、抜けた抜けた!
あんなに苦しかったのに
もがいていた数秒前の自分の残像を見て
バカだね〜と、一瞬で喜劇に変わる
人生ってしんどいけど素晴らしい
人生は素晴らしい
人生が素晴らしいと感じるのは、暖かい人が側にいるからなんですよね。もし、自分が幸せになりたいならば、人に優しく親切にする事が実は一番の近道なのだということを思いました。子供にとって、カルラやバーの店主の様な他人の存在って絶対に必要だし、大人にとってもよその子の存在は絶対に必要ですね。思いがけない名作でした。
青春
DVのの夫から逃げて母の友人と暮らす主人公の少年の心の葛藤と彼の周りで見守る人たちとの交流を描いた作品。新しい街で娼婦との出会いや友達の居ない寂しさ、彼のことを気にかけてくれるピストロの店主などに助けられながら生きていく少年の姿が切ない。友達も出来ないことで母親につらく当たったりするがラストでは友達にサッカーに誘われて嬉しそうに出かける彼の姿が印象的。
どこにでもある”今”
アンナは暴力亭主から逃げるため、13歳の息子を連れ、ローマから逃げ出し、バッグ一つでトリノの親友のもとに身を寄せる。
息子は全く知らない街に戸惑い、父親を恋しがるのだが・・・。
DV問題への対応があまりにも日本に似ていて驚く。
人生より素晴らしいものはない
少年の揺れ動く気持ちがバシバシ伝わってくる。過去の名作にも引けを取らない作品であり全てはこの言葉に詰まっている。
「過ちを嘆いたり、幸運を忘れたり、それでも人生より素晴らしいものはない」
2018-29
カルキン君⁈
ヴァレリア君
マコーレーカルキンと
パニックルームの時の
クリステンスチュワートを
思い出させるお顔でした。
DVキツイゎ
顔じゃなくてお腹って...
そりゃ
出てくよね...
仕事も見つかり
友達も出来たし
はじまれて
良かった‼︎
終わり方が不満。
アンナとカルラが、仲の良い友達であると判ったが、彼女たちが、知り合いになった過程、接点が描かれていない。夫の暴力に耐えられずローマからトリノへ移り住んだ母子。すぐに新しい環境に慣れることはない。その生活は、ありきたりで退屈した。ラストの2カットの「でかい気球」の場面は、なにを意味していたのか。私には理解が出来なかった。一部「R指定」にすべき場面が有り。モレッティ監督の作品に出演していたマルゲリータの魅力をもう少し曳きだして欲しかった。作品中、ビストロ役のマチューは、スパイスの効いたキャラであったと思う。
最後の展開は、雑すぎないか?もっと丁寧に描くべき。
しみじみとした名作
少年の思春期の難しさ 母のDVから逃げて来た悲しみ!なかなか仕事が、見つからない!
少年の移民の娼婦に憧れる気持ち
人生ってほんとは、なんて素晴らしいんだろうね。
ハリウッド映画にはないしみじみとした名作だとおもいます。
やはり子供は子供
この子役も素晴らしい。
この年頃の子供は、子供と大人の中間。
自分で何もできず、大きなジレンマを抱えている。
母親も大人と言うよりも、一生懸命生きている子供的な存在?
終わり方がとっても良いです。
負の連鎖から正の連鎖へ
改めて、子どもってたいへんだな、と思います。自分の力で生きていけないが故に親に依存せざるを得ず、親の都合で運命が二転三転していく。大人ならばそれなりにあがけるけど、子どもは単に翻弄されるだけですからね。
親のDV、そのため遠く離れたトリノにある母の友人宅で過ごさなくてはならなくなったヴァレリオ。突然、住み慣れた街から切り離され、友だちとも離ればなれ。これは不条理、マジでキツいですよ。そもそもDVは児童虐待ですし(暴力の目撃は心理的虐待ですよ)、心に負ったダメージは半端じゃない。淡々とした描写ですが、ヴァレリオの置かれかた状況は壮絶です。
この状況下で、学校に適応して友だち作るなんて無理無理。ただの引越しですら子どもにとってはたいへんなのにね。
公園にいる移民のストリートガールに惹かれていくのも、自分の寄る辺なさを相手に重ねて見ているからかもしれません。
そんなヴァレリオ少年が再生するには、伴走者が不可欠です。バルのマスター・マチューの存在はデカかったですね。ヴァレリオに欠けていた父親機能を果たし、ちゃんと思いを受け止めていく。自転車を直して2人が交流するシーンやヴァレリオが失恋の思いを吐露し、それを受け止めていくシーンは出色の出来だと感じました。
そんなマチューも孤独です。ヴァレリオの母を受け止めたカルラも孤独。
この映画は、少し余裕のある孤独な人が、切迫した孤独な人に手を差し伸べる作品です。カルラなんか犬を飼うようになったりして少し成長しちゃうなど、差し伸べた側にも暖かな変化がある。負の連鎖から正の連鎖へと向かっていく様子を繊細かつ丁寧に描いた、本当に良心的な映画でした。
あと、本作で気になったイタリアの生活について。
カルラがヴァレリオに対して、「13歳だからコーヒーはダメよね」みたいなことを言ったと思います。イタリアでは子どもはコーヒー飲んではいけないのだろうか?ググってもよくわからなかった。
それから、児童心理の専門家にアクセスするのに両親の許可が必要、という被虐待児に対して酷すぎる法律があることにビックリ。イタリアは閉鎖病棟をなくすなど、精神保健に関して進んでいる印象を持っていただけに驚きは大きかったです。
「逃げる」勇気が幸せを呼ぶ
夫のDVにより、古い友人を頼ってローマからトリノへと逃げてきたアンナと13歳の息子ヴァレリオ
トリノの友人宅で、心機一転、新しい生活を始める二人
夫の暴力から逃れるため、そして、息子のために始めた新生活。
しかし、息子はなかなか新しい生活に馴染めない
女性の自立と、思春期を迎えた少年の成長を描く。
DVを受けている女性や独身女性の他にも、移民の人たちの生活も描かれていて、弱者に対する視線が温かい作品だった
新生活を始めた当初は、息子が父親や友達を恋しがり、母親に反抗もしてハラハラするけれど、終わってみれば、新しい環境が彼をちょっと逞しくして、いい影響を与えたんだなと思った
もちろん、DV夫と別れた奥さんも大正解。
だから、もしも、うまくいかない毎日を過ごしているのであれば、こうして新しい土地で、心機一転、新生活を始めるのも、良いと思った
不安もたくさんあるけど、がんばっていれば、そのうちなんとかなる
舞台になっているトリノの秋の美しさも見どころの一つ
それに!久しぶりに観たヴァレリア・ゴリノは、ちっとも変わってなくて嬉かった
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