「スタートダッシュからの失速からのコースアウト」ラプラスの魔女 ほいすさんの映画レビュー(感想・評価)
スタートダッシュからの失速からのコースアウト
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始まりとなる物理的に不可能な死に方は説明も丁寧かつ歯切れがよく、つかみはオーケー。
だが、そこからすべてのシーンが冗長でイライラする。最後の廃墟が顕著でさっさと吹っ飛べよと何度思ったか。
登場人物全員が頭良いってのもあまり伝わってこず、「天才が二人も味方側にいたらどうなの?」と思ってしまう。肝心の主役の櫻井翔が童顔のためか、知的さが感じられず話の説得力がいちいち弱い。無造作ヘアで髪型バッチリの教授とか細かな役作りでも爪が甘すぎる。他の映画で印象の良くなかった玉木宏が声のとおりが良く、刑事役としてけっこうハマっていたのは発見でした。
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