「「悪魔」に憑りつかれた2人の運命は?」ラプラスの魔女 スモーキー石井さんの映画レビュー(感想・評価)
「悪魔」に憑りつかれた2人の運命は?
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とある2つの温泉地で偶然にも起きた硫化水素による不可解な中毒死事故。
その真相を追う「地球化学の科学者」青江、「直感型の所轄刑事」中岡、
そして謎の予知能力をもち「ラプラスの魔女」と名乗る円華。
そしてこの2つの事件をつなぐキーパーソンである
「映画監督」甘粕とその息子であり「ラプラスの悪魔」こと謙人。
人間が無意識に行っている「予測」を
人為的に施術することで複雑な事象・現象すら「予知」できてしまう人物の存在は
物語をとおして人間の儚さとこの社会の行く末に警鐘を鳴らしていると私は感じた。
月並みな事しか言えないが「知らぬが仏」なのだろう。
あと何回綺麗な満月が見れるか?
私たちは「予知能力」なんかなくても無意識にうすうす勘づいている。
終末までのカウントダウンは止まることはないだろう。
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