劇場公開日 2018年5月4日

「CMが本編のイメージ崩して勿体無い」ラプラスの魔女 ちゃこさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5CMが本編のイメージ崩して勿体無い

2018年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

おそらく期待外れと書かれている方はドラマ「ガリレオ」シリーズの痛快教授大活躍活劇を想像して入られたのではないでしょうか。

こちらの作品の教授は「私たち目線」です。

何も知らない、知らなかった普通の人が「ラプラスの魔女」の手によって巻き込まれ、悲しく痛ましいある家族の物語に翻弄されると言う主演ではあるけれども傍観者でもあるのです。

SFなのですが、実際にこういうことが有れば恐ろしい、しかしこういう能力を持ってることも悪くないかもと見ているうちに色々考えさせられます。

また、リリーさんの役どころが意外と重要で1回目うっかり流して見てしまったところも2回目見るとより深く理解でき、これは複数回見て初めて良さが分かる人もいるかもなと思いました。

これが答えだ!と結末を無理強いせず想像力のある人はより楽しめる内容になっているかもしれません。

シリーズ化されたら是非見に行きたいです。

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ちゃこ