「なるほどこういう映画なんだ」ラプラスの魔女 まつおかさんの映画レビュー(感想・評価)
なるほどこういう映画なんだ
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予告ではサイコロの目を当てる能力や竜巻の映像。未来を予測できる、ミステリーの新境地などのパワーワードに特殊な能力を持ったものによる竜巻など自然現象での殺人がつぎつぎと発生していきそれを同じ能力を持ったものが推理していく的なド迫力の映像とぶっ飛んだ展開を楽しむミステリーだと期待していたのだが、
鑑賞後の感想はこういう感じか、、、
つまらなかった訳ではないし、予想外に展開していくストーリーに魅了されたのだが
思ってたんと違う!
竜巻は過去にただ起きてしまっただけで殺人に利用されたわけではなかったし、最後のダウンバーストも映像の乱れで描かれなかった(豊川悦司と福士蒼汰の親子の緊迫した対峙を敢えて下手に撮り映画の中で映画を撮ってる演出からの映像の乱れってのは良かった)のでちょっと期待はずれ
ラプラスの悪魔の能力に焦点を当てるならもっと犯行理由は未来を知って今の社会に絶望したとかで連続殺人が起きていくとかでよかったし
映画監督みずからが悲劇な人生を作ろうとするほうに焦点をあてるなら変な能力などなくてもよかったのになあ
2つのことが同時に起きてるせいで2つともの衝撃が薄くなってしまってると思う
1つの映画で2つのことを楽しめると見るべきなのかもしれないが
ときたまバイノーラル録音が使われていたのは面白かった
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