「深夜アニメでちょうど良い話?」ラプラスの魔女 ゴトーさんの映画レビュー(感想・評価)
深夜アニメでちょうど良い話?
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人から感想を求められて、何とも答えに窮する映画。
東野圭吾という作者の作品という事以外情報を入れずに映画館に行きました。
殺人なのかも知れない出来事から物語が始まると、普通は推理物なのかと思っちゃうと思うのよ。でも物語が進むにつれの話の構成要素に、現代医学を超えているホニャララとか、それが政府主導のホニャララとか、って明らかにリアルっぽい推理物とは違う要素で「これはもしかしてXメン的なSFなのかね」と思うに至りました。テイストとしてはProduction I.Gが作ったの深夜アニメとか、CGのテイスト等も含めて海外ドラマっぽい内容なんじゃないかという印象でした。
出演している役者さんも実力派の人たちばかりで豪華でしたが、櫻井翔くんが謎解きをする訳でもなく只の学者さんで、彼があのポジションである必要があったのかは疑問です(ナビゲーターなのかな?)。
トヨエツの怪演だけがぶっちぎりで記憶に残りましたw
東野圭吾氏は「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった。そしたらこんな作品ができました。」とコメントしているそうですが、思い切って深夜アニメ用に作品プロットを組み立ててみたら、案外彼の今までにないヒットが生まれるかも知れませんね。
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