「不確定性ストーリー」ラプラスの魔女 かぴ腹さんの映画レビュー(感想・評価)
不確定性ストーリー
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広瀬すずの天気予報がよく当たる話。
高橋政伸が味方になってくれたなら、櫻井翔より彼に連れてってもらったほうが頼れるのでは?
豊悦、秋風羽織にしか見えない。施設で漫画描いてたし。永野芽郁と広瀬すずの違いがおじさんには難しい。赤いコート、黒澤映画にこんな配色あったような。
玉木宏、かっこいい。「本庁の連中、見返してやろう」の次のシーンが「公安の圧力で事故扱いになった」は腰砕け。本当はエピソードあったんだろうけど。
未来が予想できるなら、「ダウンバーストで心中」というより、もっといい方法あると思うけれど。
と、いろいろ楽しめました。
なによりよかったのは東野圭吾の「誰かをかばうために誰かを殺めてしまった」といういつものパターンではなかったことです。見たかいがありました。
ところで、ラプラスの悪魔は不確定性原理によって否定されています。「未来がわかる」なんかより、それが最後の解決になると思っていたので期待が外れました。
どっちかというとラプラスの悪魔より、シュレーディンガーの猫のほうがミステリーになりやすいのでは?密室殺人ものでもうやっているかな?
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