「テレビドラマ化希望」ラプラスの魔女 marimariパパさんの映画レビュー(感想・評価)
テレビドラマ化希望
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三池崇史監督+櫻井翔なので『ヤッターマン』の流れからのコメディ映画と間違えました!っていうのは冗談ですが…東野圭吾ファンとして、湯川先生が科学的に現象の整合性を解く訳でもなく、加賀刑事が複雑な人間模様を深く掘り下げて推理するでもない、新たなパターンとして新境地を開いていく作品に期待を膨らませて臨みました!う〜ん、ちょっと、いや結構残念と言わざるを得ないのが正直な感想です。何度も書きましたが、櫻井翔さんがジャニーズだからみたいな偏見はありませんが、原作における登場人物の描写、それぞれの関係性の緻密な設定等々が2時間の中では描ききれなかったのかもしれません。残念です。高嶋政伸や佐藤江梨子の位置付けももう少し説明が欲しかったと思います。豊川悦司の狂気迫る熱演、志田未来の出すいい味、リリーフランキーの今回は珍しくおとなしい芝居、玉木宏の美しい声(これは違うか?)、広瀬すずの表情(特に視線)から「みんな、いい役者だなぁ」って感心させられたのが収穫だったでしょうか。今度は是非ドラマ化して長谷川博己あたりに教授やってもらいたいです。
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