「総集編というよりリメイクですね。」劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ momotoさんの映画レビュー(感想・評価)
総集編というよりリメイクですね。
クリックして本文を読む
テレビシリーズではみぞれ、あすか、れいなの3人が描かれていましたが、今作ではあすか1人に絞られた作りになってます。
(なのでみぞれ、れいなファンにとっては不評かもしれません)
新カットの多くは演奏シーンプラス、テレビシリーズの内容にプロローグ、エピローグが追加された形になっていて、単なる総集編とは言えない満足感がありました。
その分、他キャラの成長過程が省かれたまま、他キャラの名シーンが唐突に現れるので、群像劇としてのカタルシスは低く、(特に全国行きが決まったときの感動や、部長のソロ演奏や演説)テレビ未視聴の方には、何故このキャラがここでこんな台詞を?という疑問が湧きそうな部分はありました。
とはいえ、テレビシリーズを補完するようなカットが多いので、視聴済みの方にとっては、描かれていなかったシーンが満載で、確実に楽しめる内容になっているのではと思います。
円盤を揃えた後の総集編映画には手を出さないのですが、
今回の映画はテレビシリーズ、映画の両方を揃える価値がある作品だと思います。
コメントする