「【小さくても、男であれば惚れた女のためには、嘘をも許し、尽くす物語】」はじまりのボーイミーツガール NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【小さくても、男であれば惚れた女のためには、嘘をも許し、尽くす物語】
可愛らしい少年少女の恋物語に上手く捻りを効かせて見せるフランスのほんわりコメディ。
12才のヴィクトール(ジャン=スタン・デュ・パック君)は勉強が苦手な父と二人暮らしするちょっと柔らかな顔つきの少年。
同じクラスの優等生マリー(アリックス・ヴァイヨさん)の事が気になっている。
マリーはハンサムで秀才の男の子のアプローチをそっけなくかわし、何故かヴィクトールに近づき悪戯っぽい目つきで”勉強を手伝ってあげる”と言ってくる。
ここでのヴィクトールのはにかみ、戸惑いながらも嬉しさを隠し切れない様子が良いのだなあ。
<女の人はどんなに小さくても、気になる男の人には嘘を付くんだよ。でもそれには色んな理由があるのだよ、少年。と親目線で二人の様子に見入ってしまった作品>
<2018年2月17日 劇場にて鑑賞>
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