「いかにもアメリカらしい本格派社会派作品」女神の見えざる手 素子さんの映画レビュー(感想・評価)
いかにもアメリカらしい本格派社会派作品
作品の展開が非常に早く、現実世界の世論変化の速さを実感させる。主人公の銃規制法案に共感を感じつつも、手段の強引さに疑問も感じる場面も少なくなかった。大規模な演出による世論操作に対する個人攻撃、最後まで信念を曲げないヒロインのラストの秘策は実には爽快を感じるも、現実では未だ果たされない銃規制法案成立が劇中で成立する点など、現在のアメリカ社会に疑問を投げかける作品となっていて、非常に良かった、間違いなく今年の傑作映画
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