「肉を切らせて骨を断つという言葉を思い出した…」女神の見えざる手 瑞さんの映画レビュー(感想・評価)
肉を切らせて骨を断つという言葉を思い出した…
アメリカ議会におけるロビイストの活動は聞いたことがあるが、ここまでエゲツないとは知らなかった。その影響力の大きさ、議員の操り方など思いもよらない話ばかりで、画面に釘付けになった。しかも、冒頭の主人公の言葉ではないが、
敵側のウラのウラをかき、スパイ活動みたいな方法までとられて進めて行く。本当にびっくりするしかなかった。リズは勝つためには手段を選ばない人で、共感することはできないが、その非常なまでの戦略にはおそろしさを通り越して、すごすぎるとしか言いようがない。銃規制問題というタイムリーな話題で、先の展開が読めず、とにかくめちゃくちゃおもしろかった。
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