「☆☆☆★★★ とりあえず、とりとめの無い感想を。 これは、今の時代...」女神の見えざる手 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
☆☆☆★★★ とりあえず、とりとめの無い感想を。 これは、今の時代...
☆☆☆★★★
とりあえず、とりとめの無い感想を。
これは、今の時代だからこそ問われているタイムリーな政治的なテーマを扱いながらも。エンターテイメントに特化させた良作ですね。
とにかく主人公のキャラクターが、過去のハリウッド映画の歴史に残るキャラクター達と肩を並べる程に強烈無比な人物でした。
扱っている題材は違うものの。中盤までのせめぎ合い等は、『キングの報酬』に近いものが有りました。
終盤での聴聞会に於ける主人公の告白!
「お!ハリウッド伝統の感動スピーチがここで訪れるのか?」と思いきや!
が!しかし…。
この先はまさに現代的なるエンタメ性に溢れた場面になりましたね。
残念だったのは、最初の聴聞会の場面で、既に議長がジョン・リスゴーだと観客には丸わかりなところ。
どう見たって「絶対に何かあるよな〜」って思ってしまいますからね(-_-;)
もう一つ気になった場面として、映画冒頭近くに聴聞会が開かれる。
その際に主人公を見つめる部下の女性。
彼女はこの作品には欠かせないキャラクターなのですが。一旦此処でこの部下の目線になる。
…なるのだが観客に提示される場面には彼女は存在しない。
最後の最後に実は…と、ミスリードだった事が観客には分かるのですが!
観終わると、このミスリードが最後に効いて来る…のは理解するのですが。どうしても、その部下目線からの演出・編集にある種の違和感を感じてしまう。
主人公の強烈なキャラクターを象徴する言葉として、〝ある4文字″が使われていた。
最初は夜のお供からの特技とゆう言葉。
それを次の場面ではまるで男勝り…的な意味を持って使われていた。
2017年11月23日 TOHOシネマズ/新・みゆき座
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