「女神の見えざる手」女神の見えざる手 しょうちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
女神の見えざる手
2017年98本目の劇場鑑賞。
目的実現のためならどんな手段も厭わない剛腕ロビイストを演じるポリティカル・サスペンス。
政治を影で動かすロビイストに焦点を当て、
銃規制法案を巡って対立する両陣営の熾烈な駆け引きの行方をスリリングに描き出す。
ロビイストとは、
特定の団体や企業、
国家などの活動に有利に働くよう根回しを行う。
本作はそのロビイストにスポットを当てた物語で、
銃規制法案という生々しいトピックを題材に、
ロビイストの知られざる実態に迫る内容となってます。
ロビイストは日本ではあまりなじみがないですが、
そんなロビイストの実態を知るきっかけとしては、
本作はうってつけだと思います。
早いテンポで繰り広げられる台詞の応酬に引き込まれます。
クールで非常なスローンを熱演するジェシカ・チャステインは見応えあります。
素晴らしいのはクライマックスで、
絶体絶命の状態に陥ったスローンが起死回生の切り札を切るシーンは、
鳥肌が立つような爽快感がありました。
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