「前半の難しさに屈してはいけない」女神の見えざる手 SHさんの映画レビュー(感想・評価)
前半の難しさに屈してはいけない
正直難しい。英語とロビー活動、それとアメリカという社会を熟知していないと、ついて行けそうにないくらいの前半。特異な裏話を小難しく語られるだけの映画なのか!?という思いとともに、何度も意識を失った。それでも、嘘でもいいから分かったフリをして見続けていると、後半、怒濤の嘘連発で泣いてしまった。
公聴会とか銃規制とかロビー活動そのものさえもアメリカの異質な事柄だと感じるし、そのことを逆手にうまく嘘を積み重ねた見事なフィクションだと思う。
ミス・スローン、最後の台詞に不思議と涙が止まらなかった。
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