劇場公開日 2018年3月30日

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「未来的世界観が素敵」ヴァレリアン 千の惑星の救世主 きーとろさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5未来的世界観が素敵

2020年7月27日
iPhoneアプリから投稿

楽しい

興奮

世界観がとても素敵で、衣装や美術、人間以外の種族のユーモラスさなど、映像がエンターテイメント性に溢れていました。
同じリュックベッソン監督作の『フィフス・エレメント』の世界観はまさに混沌としているサイバーパンクという感じでしたが、本作はもっと未来的で洗練されていて、とても好きでした。

序盤のアイゴン・サイラスの場面辺りは謎の未来装置がポンと出てきたりして、どういう仕組みかよくわからなかったりしましたが、その後は大抵は見ていればわかるようになっているのも良かったです。

デインデハーン目当てに見た部分もあったのですが、普通におもしろい作品でした。独特の雰囲気を持っていて好きなんですよ彼。彼の出演作を字幕で観るのは初めてなので、意外と声が低くてびっくりしました。本作のチャラい役も悪くはなかったですが、もっと影がある役の方が似合いそう。
正直ヴァレリアンよりローレリーヌの方がキャラとして立っていたように思います。クールで強くて聡明で格好良かった。
気になったのはバブルの扱い。魅力的なキャラクターなのに、ちょっともったいないというか、残念に感じました。

ストーリーはなんとなく先が見えてしまいましたが、世界観がとてもいい作品でした。

きーとろ