「タイトルなし(ネタバレ)」ヴァレリアン 千の惑星の救世主 よねさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
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700年後の未来、世界連邦のもとで数千種の異星人が交流する世界。特別捜査官コンビ、ヴァレリアンとローリーンは上官の命令で700年の年月をかけて宇宙ステーションから進化した超巨大浮遊都市アルファに治安維持目的で派遣されるがそこには大きな陰謀が隠されていた。
フランスのコミック、いわゆるバンド・デシネが原作だそうですが、監督・脚本がリュック・ベッソンなので徹頭徹尾偏差値が低く、どこかで観たような造型の異星人やモンスターが無数に出てきてセンス・オブ・ワンダーは微塵もなし。リアーナのポールダンスを延々観せられる等無駄なサービスも伴って展開もダラダラでシャレも冴えず、これと言ってサプライズも効いてないので何度も睡魔に襲われ、SF活劇としては全くの低レベル。しかしながらカーラ・デルヴィーニュ扮する相方ローリーンが途方もなく美しく、デイン・デハーン扮するヴァレリアンが彼女にフラれたり、命を救われたりするツンデレラストーリーとして背筋を正して鑑賞し、目ヂカラがハンパない元モデルを好んで登用するベッソンの選球眼の確かさに感動するのが正しい作法と理解しました。
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