劇場公開日 2018年6月15日

  • 予告編を見る

空飛ぶタイヤのレビュー・感想・評価

全303件中、241~260件目を表示

3.5☆☆☆★★★ 最近、1日に1時間は読書をしよう…と、主に映画化作品...

2018年6月19日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★★★

最近、1日に1時間は読書をしよう…と、主に映画化作品の原作を中心に読書をしていますが。その中では、抜群に面白かったのがこの原作でした。
但し、その面白さを忠実に活かすには。最低でも10回連ドラ位の量は必要でしょうか。
実際の連ドラ(未見)では5回だったらしいですが、それでもかなりの駆け足になったのでは?…と思えました。
原作を読んで思ったのは! 単純に大企業によるリコール隠しと。それに翻弄される被疑者側の、疑いを晴らす話だと思っていましたが。主人公にあたる被疑者赤松の闘いを縦軸とし、前編は販売部の沢田。後編は取締役狩野を中心とした。出世の為には生き馬の目を抜く男達の、野望満載な熱い内容。
大企業とゆう怪物の上で胡座をかき。何故大事な事を忘れ、リコール隠しへと走ってしまったのか?…と、考えさせられる話でした。

そんな分厚い群像劇を、映画にした場合。かなりの改定は必要不可欠で。おそらく、小学校での事件から発生する。PTA問題は全てカットされるだろうとは、容易に予想は出来ますが。大企業の出世争いとリコール隠し。グループ企業ゆえに付き纏う企業戦士として生き残る為のバランス感覚の有無。
そんな数多い登場人物達も。誰が残り、誰が描かれないのか?…凡そ2時間の尺に収める為にはどうなってしまうのか?…も興味深く。上手く纏まれば最高のエンターテイメントで有り。上手くいかなければ、壮大なる失敗作になるだろう?…と予想した。

結果として観客に提示された作品ですが。しっかりと押さえるべきところは押さえた、良質なエンターテイメント作品になっていました。

やはり予想通りにPTA問題は全てカット。
驚いたのは。大筋なストーリーの流れは、ほぼ原作通りになっていたこと。
この長尺な物語を、よくこの尺で纏め上げたものだと感心しました。

それでも。沢田役のディーンフジオカは、原作だと出世欲バリバリな男なのですが。映画に描かれていた人物像は、寧ろ赤松の様な正義感溢れる男に描かれていたのは、ちょっとだけ不満を覚えたのが本音。
企業内部のパワーバランスを擦り抜け。このリコール隠しを利用し、一気に次期重役クラスを狙う。そんな男だった筈なのですが…。
今人気の俳優だから…なのでしようか?但し、それによって、映画のラストシーンは原作には無い描写となり、この2人は対象的な人物で有る…と、観客には提示されている様では有りました。
まあ、エンターテイメント作品として「これも有りかな?」とは少し思いましたが!

以下、とりとめもなく…。

その他では、(原作では)後編で核となる狩野の狡猾さ。演じているのが岸部一徳だけに、どれだけの迫力で演じてくれるのか?…期待したのですが、意外にもアッサリとしていた感じが…。

真相を知り、最初に告発をする杉本。原作では、どこか腹の底が読めない人物で有り、イメージ的には濱田岳辺りが適任かと思っていたのですが。単純に正義感の強い男として描かれていたのには、やや不満を覚えるところ。

それと、これは不満では無いのですが。榎本役が男性から、女性ジャーナリストの小池栄子に変更されていた理由が不明で。これは何故だったのでしょうか?

刑事役の寺脇は、相変わらずな棒演技。
これだけ成長しない人…ってのも、或る意味凄いっちゃ凄い(ーー;)

最後のエンドクレジットでのサザンの歌には違和感しか無い(個人的意見なので他意はない)

数多くの役者達が登場するが、もしもこれを外国人の人が観るとどう映るのか?
特に、自動車メーカー側と銀行側の役者陣達は、背広でも有り。似た様な体型と相まって、1人1人の区別が付くのかどうか?がちょっと気にはなった。
ひょっとしたら天国で、山本薩夫が「こうゆうのは俺に任せて欲しいなあ〜」…なんて言っているかもね(^^;;

2018年6月17日 TOHOシネマズ府中/スクリーン3

コメントする (0件)
共感した! 3件)
松井の天井直撃ホームラン

3.0面白い‼️

2018年6月19日
Androidアプリから投稿

結末は予想通りでしたが、そこまでの展開がかなり予想をいい意味で裏切ってくれてドキドキしながら観ました。
久々にお薦めしたい映画です‼️

コメントする (0件)
共感した! 3件)
Shinobu

5.0見応えあった。いい映画。

2018年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

見応えあった。重量感ある映画。

不幸な出来事をきっかけに、大きな組織と戦っていく。
実際に起きたら、人生変わるくらい大変なことだろう。
映画だと解っててもメーカーの対応に腹が立ってしまう。

組織の中にも組織に対しての不満、不正義への不満。
そこに自分の立場という葛藤。

純粋に面白かった。
原作やドラマを観たら物足りなく思うのかもしれないが、(それはそれで楽しみ)
純粋に映画が面白かったので★5つで。
原作・ドラマ観てみたい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
abc

3.0可もなく不可もなしと言った感想です。 2時間にまとめるのは大変なの...

2018年6月18日
iPhoneアプリから投稿

可もなく不可もなしと言った感想です。
2時間にまとめるのは大変なのかもしれませんが、仕上がりも2時間ドラマのよう。
佐々木蔵之介の演技だけがズバ抜けて良かったと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
やまぼうし

4.0純粋に面白かった

2018年6月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

この作品は、原作・ドラマ共に
観てませんでした。

他のレビューには内容が物足りないと
書かれてるのもありましたが、
2時間でラストまでまとまっていて
個人的にはとても楽しめました!

脇を固めてる方も含め、
キャストがとても良かったので、
安心して物語に集中できました。

余談ですが、池井戸さんの作品、
主人公の妻はできる良妻が多いなぁ
と感じました。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
cheese824

4.0上手くまとまっていて、良かった!

2018年6月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

池井戸潤氏の原作で、半沢直樹も良かったが、こちらもアッパレ!と言えるほど上手く纏まっていて、良かった。

最後には、大企業の不正を暴き、悪代官のような役員を成敗する水戸黄門さまの如く、裁きをあたえスッキリスカッとする展開。

ディーンフジオカがイケメン過ぎて、見惚れてしまう。長瀬智也は野性的。エンドロールのサザンは世代的かとても良く、聞き入ってしまった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
クララ

4.0大企業の闇に立ち向かえ!

2018年6月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ヒューマンドラマのすべてを観たという感じ。観終わった時心地よい疲労感が押し寄せて来ました!
キャスト、内容、テンポ、どれも丁度良い作品でした。社会に対する責任を再認識させられました。
明るい前向きな深キョンに救われました。
是非映画館で🎦

コメントする (0件)
共感した! 6件)
タイガー力石

4.5それぞれの立場の正義と勇気

2018年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

「空飛ぶタイヤ」は、WOWOW版、連続ドラマが大変に良く出来ていたので、ある意味不安と期待を持って見てきました。

WOWOWの方が1時間モノの5話で出来ているので、おおよそ5時間、映画が2時間だったので、ドラマで感動した私の方で言えば、映画の方はダイジェスト版的で、本当にあの内容の良さは伝えられるのかと思っていたのですが、映画の方も十分見応えがあり、大変に良かったです。

WOWOW版に想い入れが沢山詰まっているので、比較してしまいがちなのですが、幾つかの設定を映画版の方は、削って出来ています。

また、映画版の方に足りないのは、本作品、赤松自動車の社長を中心とした人間関係がポイントだと思っていますが、映画の方では、赤松運送VSホープ自動車にクローズアップされ、WOWOW版の方の赤松運送VS警察、赤松運送VS被害者、赤松運送VS家族、ホープ銀行VSホープ自動車の表現が死んでしまっているのが残念だったかな・・・・

また、赤松社長自身も、WOWOW版は、どんどん追い込まれていくに対して、映画版の方は、少々ヒーローで終わってしまっているかな・・・

ま、それでも、WOWOW版を見ていない人でも十分にこの映画の原作の良さが分かる映画でした。

この作品って、実名でお話作れないの?と、出来もしない疑問を持ってしまいます。

ま、私の場合、WOWOW版が好きだから、配役の方にも、ミスマッチが多いかな、WOWOW版の方が良い俳優さんが演じていて良かったな・・・

しかし、最後は、やはり、ドラマでも映画でも共通の「人間の中にある本当の正義と勇気」これには感動の一言しかない。

本作品、「万引き家族」の陰に隠れてしまった勘があるが、映画を楽しむのなら、「空飛ぶタイヤ」でしょ。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
sally

4.5単純におもしろかった!

2018年6月18日
iPhoneアプリから投稿

半沢直樹以降の池井戸作品はあまり好きではなかったので久しぶりに。
とっても良かったです。
原作は読んでないけど、そりゃあ原作の方がいいでしょうが、この2時間と限られた中で飽きる事なく十分楽しめました。
長瀬演じる熱き社長、ディーン藤岡始めムロツヨシ中村蒼高橋一生佐々木蔵之介他と脇を固める俳優陣も良かったです。
内容はシリアスだけど、どうにか解決してほしい願望の中、ムロ節もちょいちょいあり、池井戸特有の組織的な事もわかりやすく、観やすいと思います。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
nt8343

3.5実話に基づいているという恐ろしさ

2018年6月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ストーリー自体は勧善懲悪のよくある感じ。
正義と自らの信念を盾に闘う男たちをカッコよく描いている。

また、巨大企業の融通のきかない縦割りな組織形態、内部での恣意的な人事も克明に描かれている。
業界を代表する大企業メーカーにおいて、データ改ざんなどが相次ぎ、企業のコンプライアンス、モラルの無さが問題視される中、「空飛ぶタイヤ」が映画化されたというのは、昨今のメーカーの在り方に疑問を投げかけるといった意義があるのだろう。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
nakado51

4.0。『半沢直樹』でもう周知の“水戸黄門”的スカッとワールド

2018年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

『半沢直樹』『下町ロケット』『ルーズヴェルト・ゲーム』の池井戸潤ワールドが描くもう忘れられつつある16年前の三菱自動車の組織的リコール隠しによる横浜母子死傷事件の待望の社会派実話映画化。ここまでの月日をかけないと民放でも描けなかったという。豪華役者陣の名演が光る作品としても締まった作品。『半沢直樹』でもう周知の“水戸黄門”的スカッとワールドも健在でお薦めです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
masayoshi/uchida

3.5まるでTBSのテレビドラマみたい

2018年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

原作は未読です。個人的にはこの2時間という枠の中で上手く纏められた気がします。物語のテンポも良かったと思います。

ただ皆さんも書かれてる通り、主題歌がサザンの曲というのはこの映画に合わないような気がします。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
canghuixing

4.0信念を貫く強い意思

2018年6月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

自分の部下を信じ、巨大な組織にいどんで行く姿はすごかった。大企業のしてはいけないことがよく出ていた。自分がトップになった時、長瀬くんようにできるかどうかと思うと胸が熱くなるものがあった。社会人の人には是非見て欲しい作品だと思います。人として、人間として、社会人としてどうあるべきかこの作品を見て考えてほしいと思います。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
橋本英雄

4.0事故か、事件か。晴れた日の午後に一台の脱輪死亡事故から始まる小さい...

2018年6月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

事故か、事件か。晴れた日の午後に一台の脱輪死亡事故から始まる小さい会社が叶わない大手に立ち向かうドラマ!目が離せないガン見映画です。社長長瀬君の演技も熱い映画ですね〜おススメ映画です。
(^_^)

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ヤオジュン

4.0有名な実話だけに、いつもの池井戸作品のドキドキ感はない

2018年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

この作品の元ネタ・・・・
三菱自動車の話は、かなり世間を賑わしたので鮮明に記憶に残ってる。

今の時代ならもっと大変な事になってたと思いますが、この作品は、SNSでのイジメが、話に組み込まれてました。

本編のサイドストーリとなる家族への余波の部分は、ドラマならいい感じで物語の進展を伸ばすのにね^^;

基本原作読まないので、日曜劇場は毎週”どんでん返し”からの”どんでん返し返し”が楽しみでしたが、この作品結末知ってるので、その部分のすっきり感も薄い。

長瀬さん・ディーンさん・高橋さんを揃えてるので、客席は”万引き家族”よりかなりいいバランスで埋まってました。

見所の一つは、時間にして数分ですが、本来なら主演しててもおかしくない佐々木蔵之介さんの存在感は凄かった!

日曜劇場好きなら是非〜☆4.2

コメントする (0件)
共感した! 2件)
eigatama41

3.5池井戸潤らしくエンターテイメント

2018年6月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

映画『空飛ぶタイヤ』を観てきました。原作は未読ですが、池井戸潤らしくエンターテイメントになっています。ただ、一つひとつのエピソードが薄い印象があります。

三菱自動車側からの相当に詳しい内部告発があったことが分かっていますが、本作のホープ自動車の澤田(ディーン・フジオカ)が車内で干されるシーンが出てきますが、会社としてこういうことができるのは、ある意味すごいなぁ、と思います。映画『空飛ぶタイヤ』を観てきました。原作は未読ですが、池井戸潤らしくエンターテイメントになっています。ただ、一つひとつのエピソードが薄い印象があります。

長瀬くんは中小企業の社長役を良く演じています。ディーン・フジオカもピッタリですが、ムロツヨシの好演が印象的です。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
エンドルフィン

3.5池井戸潤さんの物語は観てて安心

2018年6月17日
Androidアプリから投稿

せっかく面白いのに、テンポが早過ぎてもったいない。陸王とかのドラマでも時間が足りないぐらいなのでしょうがないと言えばしょうがないのですが。。。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
Reo13

3.5中小企業は泣き寝入りするべきなのか

2018年6月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

これは某財閥系企業のリコール隠しを題材にした社会派の映画だった

ある運送会社のトラックが走行中にタイヤの脱輪事故を起こし、たまたまそばを歩いていた女性がそのタイヤに当たって亡くなってしまう

そこから、
運送会社は整備不良を疑われるが、
運送会社はトラックそのものに欠陥があったと考え独自調査を開始するが、
財閥系企業の壁はあまりにも厚くて高い

そこで問われるのは
「人の命の重さ」と「正義感」だった

ちょっときれいごと過ぎるかなと、思わなくもないし
大手企業の闇はもっと深いと思うけれど
全ては金で、いろんなところで先回りしていろんな事実を揉み消そうとしてるあたりや
大手企業の中小企業に対する扱いの軽さとか
大手企業内の人間関係とか、それあるなーありそうだなー
と思うことが満載で面白かった

現実にこういうことがあったら、もっとたくさんの人が絡んでくる話になるんだろうけど
そこをあえて削って、中小企業の社長が大手企業に立ち向かっていく話にしたんだろうなと思った

そこには、日本の経済を支えている中小企業を応援したいという思いも込められていると感じた

人の思いや命をないがしろにするような企業は、滅びるべきと思う

コメントする (0件)
共感した! 2件)
とえ

3.5一人の母親の死から物語が始まり、その重さは最後まで変わらない。

2018年6月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

一人の母親の死から物語が始まり、その重さは最後まで変わらない。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
munerin

5.0しみます

2018年6月17日
iPhoneアプリから投稿

初の池井戸潤シリーズの映像化作品を見ましたが家族を持つ身と持たない身で思うことがだいぶ変わってくるある意味とても深い作品です

コメントする (0件)
共感した! 2件)
リョウタ