劇場公開日 2018年6月15日

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「池井戸作品を映画にする難しさ」空飛ぶタイヤ kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0池井戸作品を映画にする難しさ

2018年8月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

原作未読、wowowのドラマも未視聴。
トラックのタイヤが外れたことによる交通事故の原因が運送会社の整備不良なのか?それともメーカーの構造的欠陥か?
巨大企業を相手に戦う主人公の姿は、他の池井戸作品同様熱さを感じた。結末もある程度予想できるが、スッキリするものだった。そういう意味では池井戸潤作品を初めて映画にしたわりにはキチンと作り上げていたのかもしれない。
でも、でも、数々のドラマや小説に涙し熱くなってきた立場から言うと若干物足りなかったのは確か。もう少し山場を盛り上げる熱さみたいなものがほしかった。
何より嫌だったのはサザンの主題歌。予告編から変な歌だなと思っていたけど、普通にエンドロールでかかってきてガッカリした。感動的なラストにするつもりがないのかなと思うくらい。

kenshuchu