「アンビバレンツを見事に描いた秀作」めがみさま とくちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
アンビバレンツを見事に描いた秀作
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人は自我の塊の赤ん坊として産まれ社会性をもとめられ自我を殺して生きてゆく。誰しも、そのバランスをどうとるかに悩み苦しむ訳だが、この映画は二人の対象的な女性の生きざまを通じて、その葛藤を観るものに考えさせる。ラストシーンはラブの存分そのものが、アンビバレンツな心が産み出したアイドルだったのだと観客に気付かせる。してやられた感は、強烈だった。主演女優二人も監督も若い。今後の作品も楽しみ。
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