ウォー・マシーン 戦争は話術だ!のレビュー・感想・評価
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どんな話?と聞かれても、説明が難しい映画
どんな映画?と聞かれたらどう答える?
「戦争映画」ではない。絶対に。
「伝記映画」半分当たり。でも「誰でも名前ぐらい聞いたことのある人物」ではない。
「コメディ、風刺映画」これも半分当たり。でも笑えるワケじゃない。
この実在の将軍のことは知らないし、解任された報道も知らない。
この実在の将軍を通して、「米国のアフガン政策」というか「米国自身」を描いた映画、なのだろう。
でも、「先が読めない、ドコに向かうか分からない作品」なので、それは困るな。
どうせなら、ラストの講演会を最初に持ってきて、
「私はなぜ解任されたのか?」と、
解任された事実を示しておけば、解任の原因を振り返る展開にでき、観客が迷わずにすんだだろう。
それにしても、ブラッド・ピットの演技が???で、全然役にあってなかった。他の俳優にやらせた方が良かったのでは?
本当の事と仮定ですれば、こう言った輩と間接的に戦っているのだと思う。テロリストと言われる武装勢力の人達は。
本当の事と仮定ですれば、こう言った輩と間接的に戦っているのだと思う。テロリストと言われる武装勢力の人達は。
ベトナム戦争も含めて、『武装勢力を一掃する』と侵略戦争を言い換えている。
戦争を個人の話として、出来るだけしないほうが良いと思う。例えば、プーチン大統領を抑えても、戦争は終わらないという事。
統一教○を信じた重要人物がフェイドアウトしても、何一つ変わっていないし、それが当たり前。争いや平和は個人の力では抑えられない。
この主人公が語る事は、日本に於ける大東亜共栄圏だし、アメリカが語るベトナム戦争、湾岸戦争、プーチンが語るウクライナ侵攻と全く同じ。
10−2=20!
9.11テロの犯行集団を撲滅するためにアフガニスタンに乗り込んだ多国籍軍だが、特に成果のないまま8年が経過。新しく大統領に就任したオバマ氏は撤収を望み、イラクで功績のあった大将にその難しい仕事を任せた。彼はストイックで部下からの信頼も篤いが非常な自信家でもあり、現地に民主主義を根付かせことも正しくやれば可能であると信じていた。同時に軍人としての戦果も求めたため、手始めに、無理だし無視すべきだと言われた砂漠地域の掌握に乗り出す。そのためには兵士の増員が必要であり、自分達で声をあげるPR作戦を実行する。一方、民間人の中に潜むテロリストを掃討するのは難作業であり、一般人の犠牲も兵士の犠牲も出てしまった頃、広報活動でも失敗し、手柄空しく現地を後にする。
冒頭の語りで、成果がなければ替えればいい、とあって何かを批判しているっぽいなと思いながら見ていたら、司令官チームを追いながら、実はこんな困難で判断の難しい作業を軍に丸投げの大統領(civilian)を批判しているのだと気づいた。
取材をしていたローリング・ストーンズ誌の記者は、沢山の人に話題にして欲しかったからと言っているが、司令官達は記者を信頼して普段通りの様子を見せ、腹を割って話したのに書き方があれではひどいと思った。
ブラピ氏の演技は作り込んだ声音が逆に耳に引っかかって聴き取りにくいのが残念だったけれど、この作品をプロデュースした心意気は買う!
あとはティルダ姐さんが、それっぽいドイツ人にしか見えなくて、すごいなと思った。
パンチがいまいち…
弱い風刺映画。ブラピの歩き方や話し方、彼の周りの部下たちもコミカルに描いているが大笑いするほどではなく、かと言ってマイケル・ムーアばりに強烈に政府批判してもいない中途半端な感じ。長年にわたりアフガニスタンに駐留し、現地の人々の反米感情は高まるばかりだが、具体的な成果も挙げられず、後戻りもできない、泥沼状態の中、新たに送り込まれた新指揮官の奮闘を描く。いくら輝かしい軍歴があった指揮官としても、兵士同士が戦う戦争ではなく、兵士と区別できない現地の住民と戦う戦争を指揮するのは難しい。そもそも侵攻したことさえ過ちだが、完全に撤退時期を逸したものであり、政治家がもっと早く主導すべきだった。
コミカルなブラピ
ブラピがこだわりの強い軍人の役をやっているが、走り方、喋り方、表情まで全てがわざわざ作っている感じがして滑稽。カッコイイブラピが見たいのに、ストーリーもコミカルで、うーんイマイチ。。。ブラピの無駄遣い(笑)
これもアフガニスタンの戦争
いつどうやって撤退して良いかわからなくなってるアメリカが描かれているように思えました
ブラッド・ピット演じる主人公の言ってる事はアメリカ側の考え方、それはそれで間違ってないしそういう存在のアメリカがいる事も世界には必要な事かもしれません
現地の人達に侵略者ではなく手助けする軍隊として思ってもらう、ドイツの女の人が主人公に言っていた事、心に残りました
好きな作品
あまり評価が高くないようですが。
アメリカという国、優秀だが英雄になれない一人の男を愚直に描いています。
放題は確実に誤り。派手な戦闘シーンも強烈なキャラもでないから宣伝に苦労したんだろうけど。
Please leave now. 結局まだやってる。
この作品が2009年の話。んで、2018年の今もまだアメリカはアフガニスタンから撤退してません。何だかんだで引き際が見出だせずズルズルと居座ってます。
何なんでしょうね?アメリカって。戦争してないと兵器産業が儲からないからとか色々な説がありますが、もはや勝ち負けの見えない戦闘状態に辟易してるのも間違いないでしょうし、現場に送られる兵士はホントに大変だと思います。
アフガニスタンの一般市民はもっと悲惨ですよね。武装勢力が勝手に家に入ってきた上にアメリカ軍から爆撃受けて家族を殺されたり。もう何も助けになっていないという現状。まさしく泥沼です。
普通に日本で暮らしてるとアフガニスタンの問題とか全然関わってこないので、ぶっちゃげ忘れがちですが、たまにこういった作品を観ると現在進行形で進んでいる悲劇を思い出します。
ま、作品自体はブラピの変な走り方とか、謎の邦題とか、気になる所はありつつもそこまで面白いかと言われると少々微妙でしたが。ただNetflixがブラピ主演で映画作ってしまえる程大きくなってる事に改めてスゴいなっと思います。
走り方が頭から離れない
昨年の5/23のレッドカーペットに参加して、やっと鑑賞しました。ブラピご本人はもちろんカッコ良くて素敵でした。
しかし本作のブラピは、癖のある走り方に話し方で、右眉が上がったグレン将軍。本人と全く違う〜この走り方が頭から離れないわ。
激しい戦闘シーンや緊迫感はありません。グレン将軍の真面目で礼儀正しく、部下に優しく尊敬される人柄が魅力的な作品でした。
アフガニスタンの紛争に興味を持たせてくれた
完全にスルーしていたアフガニスタンの紛争に興味を持たせてくれた。この映画では、マクマーン大将1人が理想を掲げて暴走していると言う風に描かれているが、マクマーンはアメリカという国そのものを象徴しているんじゃないかと思った。
話術が活かされていない
オープニングとエンディングに"ジョンスペ"が流れてチョイ役に豪華キャストで特にラストが。
コメディ色が強い皮肉った感じかと思えば意外に社会派の戦争ドラマな作りでB・ピットの演技は些か滑稽にも取れて誰かモデルがいるのか?
なんとなく「イングロリアス・バスターズ」と「アメリカン・スナイパー」を思い出した。
こういうのはジョージ・クルーニーだけで十分
Netflixが宣伝攻勢をかける本作。退屈…兎に角ブラピ(とベン・キングズレー)の露悪的な演技に辟易。ブラックコメディというには皮肉も弱いし笑えず。戦争が空虚なこともアメリカが反省しないことも知ってる。わざわざ映画にするような実話だったの?
ブラピの近作だと『ジャッキー・コーガン』もアメリカ金融危機を皮肉る作品だったけどそういうのはジョージ・クルーニーだけにしてくれよ。友達同士で似たようなことするなよ
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