カンフー・ヨガのレビュー・感想・評価
全110件中、1~20件目を表示
アスミタ役のディシャ・パタニから目が離せない
「カンフーとヨガが出会う時」と言われて、ヨガを採り入れたカンフーの新技が繰り出されるのかと勝手に想像していたが、そんなことは特になく、相変わらずのジャッキー映画……しかし寄る年波には勝てず、ジャッキーの独壇場というシーンは減った。しかし本人も監督もそれは重々承知、味方にも敵にもアジアのアクションスターから人気アイドルまで、活きのいい若手から中堅を配してアクションのアンサンブルで楽しませる。
ジャッキーの冒険のパートナーとなるアスミタを演じたインドの女優、ディシャ・パタニの魅力が圧倒的。ちょっとペネロペ・クルスに似たルックスに、アクションでも奮闘し、ラストのボリウッド映画風のダンス場面ではキレッキレのパフォーマンスを披露。ミスコン出身で、CM、音楽ビデオと活躍の場を広げ、長編映画はこれが2本目。ぜひ活動の主軸を映画女優に置いて、日本でも公開されるような国際的な企画にどんどん出演してほしい。
ラスト5分のために観るべし
テレビ放送で鑑賞。
ジャッキー・チェン自ら、インディージョーンズみたいと言うセリフもあるくらいなので、わかっててやってる。
内容には大きな期待をしないで気楽に観たらいい。あれこれどっかから持ってきたどっかで観たような映画なんだから。
元気なジャッキー・チェンが観られたらそれでいいのだ。
誰しも歳をとる。アクションが昔ほどできないのは当たり前だが、それでも小さなアクションでも身のこなしはさすが。
これでもかというほど美女とイケメンを出して絵的に華やかにすることでジャッキーの老いを誤魔化す作戦だ。
そうこう言ううち、ラストのダンス。
これだよ。インド映画の醍醐味は。
ジャッキー・チェンの笑顔たるや!
筋は単純なのでどうでもいい。このダンスを観るために最初から観るのだ。
千手観音ダンスからのチューチュートレイン的な動きも素晴らしい。
香港、中国、インドをミックスするとこんなダンス映像が生まれるんだな。
ラスト5分のジャッキーのダンスだけで気分が明るくなった。そのためだけに観てもいい映画だと思う。
タイトルなし(ネタバレ)
さすが、ジャッキー・チェンなんだけど、CGを哺乳類に使うのは止めてもらいたい。やはり、アニメーション感が拭えない。
しかし、大スターと言えどもそのサービス精神は頭が下がる。日本の役者にも見習って貰いたい。
豪華すぎて逆にチープ
この映画はほとんどヨガが出てこない。それどころかカンフーすら他の要素に押し負けてる。他の要素というのは、煌びやかなドバイの高級車や、TVセットばりに仕掛けの浅いダンジョンや、CGであることを隠そうともしない動物たちだ。
前半の氷原を探索するシーンでジャッキーが現代テクノロジーを賞賛するシーンがあるが、この映画自体が現代テクノロジーに翻弄されてる。まずカメラが解像度上げすぎ。奥も手前も同じぐらいクリアなので逆に平べったいし、CGの動物たちの人工的な質感を誤魔化せてない。動きはリアルだが、作り物感を隠す気がないのでどうしても液晶一枚隔てた客観的な目でしか見られず命懸けの窮地だと信じられない。そのくせ動物とのバトルが無駄に長い。
ツルツルの氷の洞窟やライオンと相乗りしながらのカーチェイス、インドの屋台や大道芸を絡めたおもしろカンフーのアイデアは相変わらず冴えまくってるが、本当にアイデアをカタログにして羅列しただけで終わってしまってる。面白いはずなのに面白さが死んでる奇妙さを味わった。
何よりカンフーの添え物感に拍車をかけるのがソーヌー・スード演じる敵ボスの掘り下げのなさだ。敵のバックボーンはヒロインが口で解説するだけ、本人が黄金に焦がれる切実さも、ジャッキーとの因縁もあまりナシ(そりゃ敵討ちネタとかは今まで散々やり尽くしただろうけど、それにしてももう一声欲しかった)。かといって技やバトルスタイルもいたってプレーンで無個性、気の利いた用心棒のようなキャラもいない。
映画全体に予算をふんだんに使った贅沢さを感じるが、それで撮りたかったのがこの歴史のお説教と観光案内みたいなビデオなのか。キラキラした黄金世界の豪華さに完全にカンフーが派手さで負けてる。スポ根ノリの時代ではないということだろうか、でもせめてスプレーでいいから汗のひとつも光るアクションスターたちを見たかった。導入は丁寧でワクワクする要素が散りばめられてただけに、話の尻すぼみ感もあって残念。
インドのダンスを踊るジャッキー
BS-TBS吹替版鑑賞。ジャッキーがインド映画に。 冒頭。何だ!プ...
ハチャメチャ
(笑)
カーチェースからいこうは怒濤のCGとハチャメチャ感満載。
でも、ジャッキー・チェンなら許される。
劇中のセリフにもあるが、インディージョーンズみたい。
それに、少しのグーニーズを隠し味でいれたみたいな(笑)。
それにしても、ジャッキー・チェン凄い、派手さは確かに減ったが、まだまだカンフーは健在!
ジャッキー×インド…賑やかで最高!
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替)。
ジャッキー映画の楽しさと、インド映画の賑やかさが見事な化学反応を起こしている。娯楽の中の娯楽みたいな映画だ。
インディ・ジョーンズ・シリーズのような宝探しの醍醐味あり、アクション・コメディの可笑しみありのてんこ盛り。
タイトルからてっきり、カンフーとヨガを組み合わせた新しい拳法が登場するのかと思っていたが、全くそう云うわけでは無かった。ちょっとは期待していたのだが…(笑)。
[以降の鑑賞記録]
2025/01/01:アマプラ(KADOKAWAチャンネル,吹替)
※修正(2025/01/01)
楽しいジャッキー映画
ボリウッドダンス懐かしい
ジャッキー・チェン主演のカンフーヨガを観て来ました〜結末の終わり方があっけなかったけど中国語の歌詞でみんながボリウッドダンスを踊る姿が楽しそうで自分も踊りたくなりました。ジャッキー・チェンの踊り方が可愛いかったです。
クスッと笑える、ちょっと長い
【歌って踊るジャッキー・チェン。彼のエンターテナーとしての心意気を感じた作品】
2010年「ベスト・キッド」で復活した後、2016年に2作「レイルロード・タイガー」「スキップ・トレース」で主演し(いずれも快作)、2017年に発表された今作。
手中の玉のカンフーに加え、ヨガの優雅な動きを取り入れ更にカー・アクションとインド映画の要素まで盛り込んだ王道アドベンチャー・アクションコメディー。
出演する俳優人も、インド(ディシャ・パタニ、ソーヌースード)中国(ムチミヤ、レイ、アーリフ・リー)と分かりやすく中国、インドの若手人気俳優が配されている。
ストーリーはよくある(すいません)アドベンチャーモノだが、ジャッキーが歌い、踊る場面の数々に、彼のエンターテナーとしての気概を感じた作品。
<2017年12月28日 劇場にて鑑賞>
全110件中、1~20件目を表示