ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンスのレビュー・感想・評価
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1970年代のロンドン発パンクを知る
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ヴィヴィアン・ウエストウッドと言えばイギリス発のおしゃれなデパートブランドの一つという認識だったが、この作品で、当のデザイナーご本人は生き方からして筋金入りのパンクだということがわかり、とても驚いた。
ファッションショーでよく目にする、どこに着て行くんだろう?破れてるけどいいの?のような過激な洋服を初めてショーに載せたのが彼女であり、それは、ロンドンでパンクムーブメントの一環としての反体制のメッセージを込めた洋服作りが、結局は体制は強固で何も変えることができなかったため、パリコレに出してメジャーになる路線に切り換えたからだった。
しかし、イタリア、続いてフランスではアーティスティックな洋服として大好評を博したのに、本国イギリスでは長い間理解されず冷遇されていて、BBCに出演した時の映像には引いた…。
現在は大量消費文化にNOを叫ぶパンクな運動家である彼女。カッコ良すぎる。
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