アトミック・ブロンドのレビュー・感想・評価
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【東西冷戦下 1989年のベルリンを舞台にした、モノ凄く痛そうな7分半のファイトシーンも印象的なアドレナリン全開のスパイアクション映画】
"ガン!””ドカ!” というごつい音が大スクリーンから響いてくる。
シャーリーズ・セロン扮する女スパイ、ロレーン・ブロートンの痛そうなファイトシーンの数々が凄い。(実際、当時のインタビューを読み返すと生傷が絶えない現場だったそうである・・。)
又、ジェームス・マカヴォイ扮するMI6のベルリン支局長デヴィッド・バーシバルとの諜報合戦も面白い。
・ソフィア・ブテラ(デルフィーヌ:フランスDGSEのスパイ:ロレーンとの妖しい関係も魅入られる)
・ジョン・グッドマン(カーツ・フェルド:CIAエージェント)
・エディ・マーサン(スパイ・グラス:東ドイツ国家保安省 シュタージ) 等々、存在感溢れる脇役も魅力的。
諸外国のスパイ達の騙し合いの面白き物語にも大変満足した”デヴィッド・リーチ監督”作品。
<2017年10月20日 劇場にて鑑賞>
カッコいい
主演のシャーリーズ・セロンが街を歩く姿は、まるでパリコレのモデルさんのようなのに、突然始まる派手な格闘シーンは観てるこっちが痛くなりそうなほどにリアルな迫真の演技。
殴られ投げ飛ばされボコボコにされて、美しい顔がどんどん痣だらけになるわけだが、それでも最後は逆転勝利する強さに萌えるw
腕っ節の強さはバイオハザードのアリス以上かも。
まぁ、とにかくクールでカッコイイ。
予告編に魅せられて、何の予備知識もないままの鑑賞だが、任務の報告をするシーンと回想シーンが行ったり来たりするのと、登場人物の相関関係がイマイチ理解しづらかったので、事前に公式HPなどで予習しておくべきだった。
映画は変な先入観を持って観たくはないので、原作未読の場合は基本的に予習無し、レビューも読まないのがデフォだが、この手のスパイ物は、相関関係などある程度の予習は必要だ。
迫力満点で臨場感のある映像は文句なしだが、劇中に流れる妙にPOPなポップスだかロックだか、これがいただけない。
あくまで個人的な感想だが、せっかくの緊張感やスリリングな雰囲気には合わないと思う。
クラブのシーンは別にしても、もっと重厚な音楽のほうが合うと思う。
それでも、もう1回観に行きたいと思わせる作品だ。
体感時間"90分"!
いや…もうセロンが良かった。ボッコボコにされているのに、一ミリ単位もガッツと本気にブレーキかけてないんだもん。とにかく迫る敵は殺すし、敵も敵で本気で来る。ぶん殴られた敵の顔とか意識や身体はヨレヨレなのに、それでも敵は一切合切足は止めずに殺しに来る。
確かこれが7分ほどの話題のアクションパートだけど、そんな7分ワンカットのキリングタイムはそこだけじゃない。とにかく敵もセロン嬢もゾンビみたいにフラフラしてるし、マジで殺してんじゃないか!?と錯覚するほど、とにかく連打。かの有名な『ダイ・ハード』の巨漢ヴィランのカール以来の…いやそれの倍以上のハイライト場面やった…。
一番は冒頭の追われる男が男に殺られ、死体が水に捨てられてすぐに、セロン嬢の登場場面!氷水風呂内からセロンが浮上してくる場面は大傑作『ファム・ファタール』の水の意味合い以来のベスト!これでもうこの映画を降りませんと誓ったもん(笑)。
要はそういう映画です。
濃厚なラブシーンも裏切裏切らパートも絶品。ですがセロンとアクション場面を教えてあげれば十分です!
体感時間"90分"の極上活劇コースだもん!
複雑すぎる
リストをめぐる諜報員たちの騙し合いが描かれています。
組織と諜報員が、多く複雑かつ理解するのは一見で難しいのでは。
アクションシーンがかなり泥臭くみえたのは私だけでしょうか。
あと、音楽とセロンの美しさが印象的な映画でした。
わりと泥臭く一生懸命なセロン姐さんでした。 ラストでビックリさせた...
わりと泥臭く一生懸命なセロン姐さんでした。
ラストでビックリさせたいがための無理やりさはあったけど、ほどよくオシャレで良かったかな。
これはスクリーンで観たかった。
映画館で見れずじまいだった本作、結論から言うと最高でした。
分かってはいたけどスパイを演じるシャリーズ・セロンがとにかく美しすぎる!
時に妖艶に、時に猛々しく、様々な彼女の魅力が詰まった本作は、彼女のキャラクターひとつ取っても見るに値する名作と言って良いでしょう。
更にジェームズ・マカヴォイもまた素晴らしかった。
食えない男を演じたら彼の右に出るものはいないでしょう。
そのジェームズ・マカヴォイ×シャリーズ・セロンがタッグを組んでのスパイアクション。
面白くない要素が全く見当たらない。
セリフの掛け合い、ライティング、BGM、それら全てが合わさって冷戦末期の時代感をクールに彩っていたのも好感度高し。
中盤の大見せ場。
ワンカット長回しのアクションシーンは本当に凄まじかった。
それとシャリーズ・セロンのレズビアンな濡羽も美しすぎました。
最高。
ガチンコアクション
とにかくシャーリーズセロンのアクションが半端ない。
最初から最後まで、満身創痍になりながらもカッコイイ!怒りのデスロードといい、この人凄いな。ストーリー自体は、目新しいものではないけれど、アクションで全編持ってく感じ。
加えて、音楽が何気に良い。
甘さと辛さ
とにかくシャーリーズ・セロンの美しさを堪能するための映画。
ストーリーが駄目ってわけじゃないんだけど、
どうしても目がいくのは彼女の美しさと、アクションの迫力。
ロボットみたいな無類の強さを常に発揮するわけではなく
人間らしさというか女性らしい、
ある意味ウェットな一面も垣間見えるのがバランスとして良かった。
ここまで書いてみてやはり思うのは、
印象に残っているのがシャーリーズ・セロンの存在感ってこと。
やはり良くも悪くも、役者の魅力を発揮した作品なのには間違いなさそう。
そこそこな感じ
冒頭のデビッド・ボウイのキャットピープルからトキメキ、シャーリーズセロン の美しさが目の保養にはなったけど、ストーリーはありきたりな感じ、アクションは、まぁ、体当たりで身体張ってるのはよくわかったけど、スパイ映画ならもう少しスマートな感じがいいな、と思います
とくに007の女版とかいうなら、もう少し…
ドイツ、ベルリン、デビッド・ボウイに浸りたくなった
体当たりセロンは良い
CMの美しい姿ばかりのイメージから、一転してアクション満載のスパイ役に。汚れっぷりもなかなか見ごたえありました。ストーリーよりも、彼女のアクションが頭に焼き付けられます。スタイルの良さもあり、アクションも映えます。女性の強いものシリーズとしては、みてもいいのでは。
カメレオン女優
スパイ作品は途中から訳が分からなくなるので、何回も巻き戻して見ましたが、スパイというものの存在自体が簡単に理解できないものだから、話が複雑になるのかな。「裏切りのサーカス」もそんな感じだった。
ラストが一番ややこしくさせる。話が理解できた時にはとてもスッキリしたが、一発で分かる人いたら凄い。日本人には特に難しい。
その話の複雑さ、痛快さよりも、シャーリーズセロンの役への作り込みの凄さが一番目を惹くのではないか。
「マッドマックス」でのフュリオサや、「ヤングアダルト」のメイビスなど、彼女のなりきりぷりには畏れ入る。今回も役作りにはかなり入れ込んでいて、同時期に「ジョン・ウィック2」で訓練していたキアヌリーブスたちと訓練していたらしい。
シャーリーズセロンの作品だけ追っかけて観ても面白いと思う。
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