アトミック・ブロンドのレビュー・感想・評価
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痛くて、重い、ワンカットのアクション
正直、あまり期待せずに視聴開始。
冒頭、傷だらけアザだらけのシャーリーズセロンから始まる。
「はい、この映画はスタイリッシュな女スパイものではなく、
美人女優がメチャクチャ殴られる骨太アクションが見所ですよ」
というあいさつのシーンだ。
女性のスパイものの場合、女優のアクションの出来が
大きく左右しますね。大半の女優アクションは、
(女優も頑張ってるんでしょうが)
カメラワーク、スタント、CG、編集などのおかげで
見応えのあるシーンになっている場合が多い。
それはそれで否定しません。
スタイリッシュな女性が入れ墨マッチョをぶっ飛ばすシーンは
スカッとするしね。
だが、このシーンはワンカットで作られている。
つまり、スタントもCGも編集も無しで
ガチンコで挑んでるアクションですよ。
というメッセージだ。
だから、打撃に重みがあり、痛さが画面から伝わってくる。
※実際はどうか分からない。頭を撃った血しぶきや、
銃声、ナイフの刺さり具合などCGや編集は使われている
と思われるが・・・。そんなことどうでもいい力強さがある。
そしてこの映画のもう一つの肝が
80年代サウンドの多用。
映像技術的にはドローンやCGなど最新の技術は使われているためか
古臭くは感じない。
すると、見る側はどうしても現在の感覚で見てしまう。
携帯電話使えばいいじゃん。ネット使えば。マイクロチップって・・・。
あ、そうか、30年以上前の話か。と現実に引き戻されてしまう。
それがこの古臭い80年代サウンドがずっと流れ続けると、
現実に引き戻されることなく、当時の感覚で見ていられる。
おそらく、当時をリアルタイムに生活してない人にも同様の
効果はあると思う。それが選曲のうまさだ。当時流行っていた曲
ばかり使っているわけじゃない。
ちょうどいいダサさのシンセサイザーミュージックを使っているため
絶妙な古臭さを感じらせる。
あまり知識がなくて書けないが、
事務所の古いマッキントッシュとテトリスのように、
小道具や背景、銃などにもその辺のこだわりは感じられる。
と、ここまで褒め続けたが、
私にはあまり刺さらなかった。
全編流れる80年代サウンドが
好きなタイプの曲じゃなかったからだと思う・・・。
ベルリンの壁を知っている世代かどうかで評価が異なるかも
まず時代背景というか、舞台として1989年のベルリンを持ってきた事が素晴らしい。
壁崩壊前後の膿んだような興奮と、無秩序で渾沌とした状況下に、各国の情報機関が入り乱れる錯乱したストーリーが違和感なく進行する。
また、取調室での報告(尋問)と言う形を取ることで置いて行かれそうになるストーリーを客観的に把握できると共に、シャーリーズ・セロンと上司の駆け引きと言う「静」の部分も堪能できる。
「いやぁ、面白いなぁ。でもこのシチュエーション、なんか観たことあるなぁ」と考えたら「ユージュアル・サスペクツ」でした。
皆さん褒めてるサントラではスージー&バンシーズが懐かしかったです。
江角マキ子みたいなのがタバコ吸って殴ったり蹴ったりしてるつまらん映画
最初から最後まで、女が男相手に暴力をふるい、男が「うぅ!」、「あぁあ!!」、「おぉぉ!!」みたいなのばっかり言ってるしょうもない映画でした。女は身長は高くてスタイルはいいと思うんですが、華奢なのでとても男を殴り倒せる感じはしないし、凄いイキって肩で風を切って歩いてるのがなんとも言えずシュールでした。オルガ・キュリレンコという女優が似合いそうなイラッとくる役柄です。キル・ビルにあこがれて作ったのか?とにかくつまらんかったです。2度と見ることはないでしょう。
1時間54分苦痛を伴いながら見た自分は偉い。流石関学生。
内容盛り込みすぎだが、良作。シャーリーズ・セロンさまさま
演出 ★★★★★
音楽 ★★☆☆☆
ストーリー ★★★★☆
シャーリーズ・セロンが見たくて鑑賞。
良作だったと思います。よくあるスパイ映画よりもよく作り込まれていたし、見所あります。
冷戦中のピリピリ張り詰めている空気感がとてもよく表現されていて、終始緊張感のある作品でした。
後半のワンカットシーンが個人的に◎
主要メンバーは覚えられるけど、登場人物が多すぎたのがもったいない。もっと絞り込めたら見やすかった気がする。主張強めのサブキャラが多い笑
アクションスパイ映画
2021年8月22日
映画 #アトミック・ブロンド (2017年)鑑賞
#シャーリーズ・セロン のアクションを楽しむ映画です
彼女と #アンジェリーナ・ジョリー って同じ歳で、アクションを得意とするところが似てる。ダブル主演とかないかな?話題性抜群で興味をそそられますよね?
魅せ方に全振り
ほぼ着いていけない。登場人物がキメ顔で抽象的なセリフばかり言うし場面飛び飛びで理解不能
オシャレでしょ?カッコいいでしょ?なシーンばかりで萎えるし飽きる。
そもそもちゃんとしたスパイものを作りたいなら潜入するのに真っ白な(ブロンド?)の髪で見てください!って言わんばかりの服を何着も着飾るかね。男の着飾りは溶け込む為。女の着飾りは注目を集める為だと思うんだけど。冒頭荷物はこれだけってその中にその服全部入ってたのか。どんだけギュウギュウに詰め込んでんだ。
つまり元々の目的がいかにオシャレなものを観客に見せるか。ってことなんだと感じた。
美男美女がタバコ吸ってりゃカッコいいと思ってるのか、やたらタバコ吸ってて安直だなぁと感じた。
ジェームズマカボイがタバコ咥えながら延々喋ってるのはなんか笑えた。
とにかくド迫力の戦闘シーンが凄い!
89年のベルリンの壁崩壊が舞台で、当時の車、当時のファッション、当時の音楽をふんだんに散りばめた、極上のアクション・スリラーです。
特に、当時のソビエト製のトラバントを使ったカースタントは、まるで本当に発砲したかのように、相手の着弾と、車列の脱落の様子が、手持ちカメラにばっちり収まっている。「ボーン・アルティメイタム」が、さらに進化したようなアクションだった。
シャーリーズ・セロンの体当たり演技も素晴らしい。ヒールのとがった部分を武器にしたり、蹴飛ばされて階段から転げ落ちる様子は、直接的に「痛み」の伝わる戦闘シーンだ。「ジョン・ウィック」と、同じスタッフが手掛けたというのも頷ける。
キアヌ・リーブス、サンドラ・ブロックなど、自分でプロデューサーも兼任する俳優は、アクションに取り組む姿勢が違う。覚悟を決めて、腹を据えている。
このスタイルの成功者は、何といってもトム・クルーズだろうけど、今後、彼女の主演作はセルフ・プロデュースの方向を歩むことになるのだろうか。
残念なのは、使用される楽曲が単調で、眠気を催すこと。確かに当時のヒット曲がいいタイミングで流れるのだけれど、最近の映画のトレンドにのっかったもので、新鮮な驚きはない。もっと厳選して、曲自体を減らしてほしかった。
「ベイビー・ドライバー」では、かなり上手に音楽を使っていただけに、一段落ちる印象だった。違いは、主人公がその曲を今聴きながら運転しているという、臨場感だろう。悪く言えば、今かかっている曲に、映画の中のつながりが無いので、そのミスマッチが何度も続くと、だんだん単調で、眠くなってくる。
アメリカではさほどヒットしなかったようなので、続編はなさそうだが、ちょっと残念。彼女がどうなっていくのか見てみたかった。
2017.10.27
時代背景は面白いが、分かりにくい人物設定
スパイのリストが敵に渡らないように奪い返そうとする話は、スパイ映画でよく出てくる話で、この映画もそのひとつであるが、二重、三重スパイの存在等、ストーリー展開をかなり複雑にして面白く仕立てている。一応はハッピーエンドのようで良かったのだが、余りにも複雑な内容で、また怪しい登場人物が多すぎて、一度見ただけではよく理解できなかった。
ベルリンの壁崩壊(1989年11月)前後が舞台となっていて、当時の車、服や踊りのファッションが実によく再現されていたのには感心した。特にバックに流れるネーナやデビッド・ボウイの曲がよくマッチしていた。実際、1970年代後半、デビッドボウイは,それまでアメリカでディスコミュージックに傾倒していたのに、突然ベルリンに音楽活動(レコーディング等)の拠点を移していた。また、1987年には、ベルリンの壁の西ベルリン側でコンサートを開催したりして、ベルリン市民にとっては人気の音楽家だったようだ。
映画は、好き嫌いが分かれると思うが、全編アクションシーン全開で迫力があった。特に主演のシャーリーズ・セロンは文字通り体当たり演技で(「モンスター」もかなりの体当たり演技だったな)、顔が本当に痛々しいほど生々しい。ただ、個人的にはこの映画やマッドマックスのような迫力のあるアクションよりも、静的アクション?の「イーオン・フラックス」や、お嬢様役、モデル風役の「スコルピオンの恋まじない」のほうが好きだ。
あと、彼女は父親が母親に殺されるという衝撃の過去を背負っているので、映画で活躍している姿を観るのは嬉しい限りだ。
期待してなかったやつ
全然期待してなかったんですよね。
ふふーん、いつものジャンルね
ふふーん、何だ、もうちょっとカラコレいじって古めかしくしたほうがいいじゃん
ふふーん、かっこいいじゃん
という感じでした。
序盤は、あれ?もうちょっと時代感出してもいいのでは?と思ったのですが、徐々に、あれいい感じじゃんってなって、いつの間にか主人公のかっこよさに惚れました。
CMだと、レズという印象しかなったのですが、これがかっこええ。
演出がかっこええのです。
あんな、タートルネックかっこいいやついましたか?
とにかく、ファッションも立ち振舞もかっこええ。
てか、脇役の本当の味方おぼっちマンくんかっこええ。
そして、アクション。見せ方が、「おいおい、お前痛そうやん」という演出で少し笑えました。笑
あーよかった。なんか、エンターテイメントだなーと思えてよかったです。
あと、ブロンドのかっこよさはエグい。
最後もGG
話がよく解らなかった。
終盤の執拗アクションは楽しんだが、何せ話がよく解らなかった。
裏切りだ何だを半分に、シャリ姐の美アクションを只楽しみたかった。
攻殻、ボーン、ジョンウィ等を混ぜて新味に欠けるのは許すが。
強い女・セロン
東西冷戦が終結を迎え、東西を隔てる壁が今まさに崩壊をしようとしていた、ベルリンを舞台にした、スパイ・アクション・ムービー。
西側に東側のスパイの機密情報を流そうとしていたMI6の捜査官が殺され、情報も紛失してしまう。そこには、二重スパイとなった裏切り者の存在も盛り込まれている。リストを奪い返し、その裏切り者を見つけ出すことを命じられた諜報員ロレーンが、体を張って大奮闘!
ローレン役のシャーリーズ・セロンが、とにかくカッコいい。強面で屈強な男達を相手に、ボロボロになりながらも、打ち負かす強さが、終始描かれている。セロンは、本作や『マッドマックス』のように激しいアクションから、ファンタジー、サスペンス、ラブストーリーまで、ホントに幅広い役柄を見事にこなす、素晴らしい女優だ。
また、ジェームズ・マカボイが『Xメン』とはひと味違うアウトロー的なスパイ役を演じているのも、新たな魅力である。
そして、監督が元スタントマンで『デッドプール』を手掛けたデビット・リーチというのも、アクション・シーンを観ると頷ける。かなり激しく、これでもかと繰り出されるアクションは、女性のアクションにしたら、かなり厳しい現場であったと思われる。
タバコ、マイクロフィルム、東側のポンコツ車、ベルリンの壁等々、当時の世相や様子もリアルに描きこんだ作品となっている。
シャーリーズ・セロンがカッコよすぎる
「モンスター」の頃から気になる女優さんだが、最近はアクションでもキレキレ。体を張った演技に惚れ惚れ。今やハリウッドでも群を抜くアクションスターになって、女性版ボンドの活躍は本家以上。
1989年のベルリンの壁に崩壊という歴史的事件と、暗躍する各国スパイを絡めたストーリ展開もよく、良質の作品になっている。ラストもなるほど感あるが、人物相関ももう少し分かりやすくか、KGBメンバーを丁寧に描写すると良かったかな。まあ、スパイの世界なのでこれもかありか。
ワンカットのアクションシーンだけでも見る価値あり
後半ワンカットの長いアクションシーンがありますが(実際にはカットを挟んでいるように見えます)セロンの動きやカメラワークなど一目でわかるクオリティの高い映像に釘付けになってしまいました。このシーンを見るだけでも価値があったと思います。
【ストーリーへの感想】
あるあるな展開、重要なリストを巡る騙し合い。 ※セロンは三重スパイらしい、じゃあ途中なぜKGBはセロンをガチで殺しに?→たぶん、パーシバルがKGBにセロンは3重スパイだよって教えたから。(KGBはセロンを二重スパイでKGBの味方だと思っていたから)
だけど、パーシバルが腕時計を奪う前からセロンはKGBを殺してるのはなぜ?
一回見ただけでは理解出来ないややこしさがありました。
【総評】
80年代の雰囲気のなか(社会情勢やカルチャーのカオス)何が真実か見ている者に混乱を与え、超絶アクションを織り混ぜていく。知的好奇心を刺激しつつ、スカッとしたい人向きの映画。 アクションが素晴らしい✨
シャリーズセロンを堪能する映画
シャリーズセロンを堪能する映画。それ以上でもそれ以下でもない。
もう端から興味ないか、観れるか、どちらかしかないでしょうね。個人的にこの人好きなので観れたほう。ただ、冒頭の評価以上のものを見せてくれることはなかった。やっぱ、かっけえな、で終わりました、はい。
あと、作中で印象的なのは音楽の使い方。なんていうんですか、これ系のジャンル。昔のフロア、ダンスミュージックみたいな。興味持ったことないジャンルなんで疎いが、たしかに聴いたことがある。一貫した選曲でクールな作品の印象づけになっている。
顔と名前が覚えきらん(^_^;)
デビッド・リーチ監督らしいハードなアクション。シャーリーズ・セロンが相変わらず美しい。
謎に満ちたストーリーだけど、結局何だったのかわからないところが…(^_^;)
ちょっと、顔と名前がイマイチ一致しないんだよなぁ~(^_^;)
見どころはアクションだけど、主人公が圧倒的に強いかと言うと、そうでもない。個人的には、ジェイソン・ボーンとまでは言わないけど、ある程度の凄みは欲しかった。
シャーリーズ・セロンを堪能
とにかく、シャーリーズ・セロンが美しい。
とにかく美しい。
というか、この映画はそれを堪能するために作られていると思う。
ストーリーは単純で、使い古されてるっちゃ使い古されてる。
でも、
とにかく、セロンの本格アクションが泥臭くてかっこいい!!!
彼女の一挙手一投足、目が離せないのです。
場面によって、変わる衣装も最高にかっこいいし、美しい。
シャーリーズ・セロン好きにはたまらない作品。
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