「誰が誰を何のために騙しているのか判らなくなってくる。この映画はシャーリーズ・セロンのファッションとアクションを楽しむための映画だと思った。」アトミック・ブロンド ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
誰が誰を何のために騙しているのか判らなくなってくる。この映画はシャーリーズ・セロンのファッションとアクションを楽しむための映画だと思った。
Movix堺で映画「アトミック・ブロンド」(Atomic Blonde)を見た。
劇場公開日:2017年10月20日
2017年製作/115分/R15+/アメリカ
原題:Atomic Blonde
配給:KADOKAWA
昨日の朝は「バリー・シール アメリカをはめた男」を見た。
今日はシャーリーズ・セロンを見よう。
シャーリーズ・セロンは冷戦末期、ベルリンの壁崩壊直前の1989年の東西ベルリンで諜報活動をする英国の諜報員。
そこでは英国、米国、ソ連など各国の諜報員が跋扈していた。
ストーリーは入り組んでいる。
2重スパイなどもいて、
シャーリーズ・セロン、ジェームズ・マカボイ、ジョン・グッドマン、ソフィア・ブテラたちがお互いに騙し合う。
誰が誰を何のために騙しているのか判らなくなってくる。
しかし、個人的にはストーリーはこの際どうでもよくて、
この映画はシャーリーズ・セロンのファッションとアクションを楽しむための映画だと思った。
とくに東ベルリンでシャーリーズ・セロンが2人の男と格闘する場面では、シャーリーズ・セロンがボコボコに殴られる。
一方的に殴られているわけではなく相手も相当なダメージを受けているのだがシャーリーズ・セロンは2人の男たちに容赦なく殴られている。
ここはひとつの見どころである。
音楽も懐かしい英国のロック音楽が終始使われている。
冒頭の曲はニューオーダーの「ブルーマンデー」
終劇の曲はクイーン、デヴィッド・ボウイの「アンダープレッシャー」だった。
その他、デペッシュ・モードやNENA、ザ・クラッシュ、フロック・オブ・シーガルズ、スージー・アンド・ザ・バンシーズなど自分が大学生のときによく聴いた曲が満載だった。
上映時間は115分。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。