あしたは最高のはじまりのレビュー・感想・評価
全25件中、1~20件目を表示
(ネタバレあり)途中まではよかったが、、
途中まではとても楽しめましたが、
母親が現れたあたりから、イライラ。。。
わざわざ子供を押し付けに来たのだから相当な事情があるのかと思っていたのですが、、
特に語られず、ただの身勝手だったようで。。
いまさら、子供を返してほしい?母親を奪う?、、、どの口が??
ふたりで病院に通っていたので、病気なのが娘なのか父の方なのか終盤までわかりませんでした←これは私の理解力不足
現実にはありえないような楽しい環境や設定は面白かったですが、
母親のせいでどうも後味の悪い作品になってしまったという感想です。
崖から飛び降りる勇気。
突然。赤ちゃんを預けられる。
崖から飛び降りるより大変。な事 大変ながらも育て愛情が深まっていく。子供がいたから人生が楽しく暮らすことができた。子供がいたから…… いつしか母親に会いたい時がくる。大切に育てても母親には勝てない。
でも。戻ってくる…… 絆がつよかった感動ものでした。
柔らかなフランス語が心地いい。
最後がなぁ、、、
主人公のサミュエル役の俳優さん、どこかでみたよなーこの人、、、と最初から思っていたのに、結局観終わってから、映画.comで俳優調べるまで、「最高のふたり」のオマール・シーだと気付かなかった!
どうりでいいなぁと思ったわけだわ。
とにかく、私的意見ですが、黒人ってなんであんなに素敵なんかしら。自分にない要素が盛り沢山過ぎて羨ましすぎる。
ちょっと踊るように体を揺らすだけで様になるし、カッコ良いし、きまる。あー素敵。
オマール・シーの眼差しが大好き。
本当に暖かくて、心が包まれてしまうような。
そんでもって、娘と離れ離れになってしまう!って時の怒りの演技と、悲しみの表現力がー。
涙なしでは観られなかったよあのシーン。
よくぞグロリア戻ってきてくれた。
ストーリーとしては、特別目新しいものではないし、
テンポも良くて、俳優も子役含めとてもよかった!
ただし、ラストが。
えー、めちゃくちゃ駆け足。ってゆぅか、なんか誰か手に負えない病気にかかってるって、中盤で匂わせてかなり長いことひっぱったわりに、真実がわかるのも、グロリアかも死んでしまうのもサラッとすぎて。不完全燃焼。どうした?配分ミスか?とさへ思ってしまう。
鑑賞するには面白いし、楽しいし、お勧めできるけれど、最後の最後はうそーんって一言もれちゃうくらいちょっと納得いきませーん。
でも90%楽しめたかな
オマールシーに泣かされる
なんかほっこり系が見たいな〜
と思い、オマールシーも出てるしこれにしよう!
と即決してみ始めました。
週末の夜とかに見たい感じの映画です。
✔︎とにかくオマールシーがいい
娘思いのいいパパすぎる!
笑ってしまう場面もあれば、
最後娘を笑顔で送り出した後部屋で泣いている姿には、泣きました。
✔︎母親。。
勝手すぎる!!
と憤りながら見ていたけれど、
これだけムカっとくるのは、ちょっと幸薄そうなあの女優さんが名演だったってことですね。
✔︎娘さん
しっかり者すぎる(笑)
「アイアムサム」の娘を彷彿とさせる・・
パパの不死身の呪文は、2回ともまんまと騙されました!
最後の不治の病設定は、ちょっと盛り込みすぎて、
個人的には逆に少し冷めてしまった感も。。
父と娘の絆にぐっとくる
プレイボーイが
生後3ヶ月の赤ちゃんをある日
はいっと渡されて、
母親はロンドンへ失踪
母親を追ってロンドンへ行くが
母親を見つけられず
一文無しからの子育てスタート
この設定からして見たくなる。
不器用ながら懸命に子育てしていく姿、
娘と父に絆が生まれていくのが心地よい
母親との再会から
急に展開が暗くなる。
母親に対して
「ありえない」
「なんて親だ」
とふつふつと怒りの感情がでてくる。
そして、最後、
病気だったのはグロリアだったのか。
すっかりサムュエルやと思ってた!
病気のグロリアだと思えば
サムュエルが必死にしてきたことに
辻褄が合って、グロリアの死に
喪失感がより生まれた。
父親の成長物語。
この作品は賛否分かれそうな気もするが、
個人的にはいい作品だなと思いました。
親子の絆
突然父親になり運良く人にも仕事にも恵まれたから良かったと。母親が突然現れ裁判するのは身勝手だと思った。愛情たっぷり注いで二人三脚で歩んできた時間は父と娘の絆を深くしていた。
娘が最後亡くなるのは残念すぎだし。いつも幸せがなくなるのか分からないと感じた。その瞬間を噛み締める。
娘があまりにも不憫
表層的に観れば酷い母親に振り回される健気な主人公の悲喜劇と言えるのだろうが、たまたまゲイの映画プロデューサーに助けられ運が良かったに過ぎない、一歩間違えればと考えればお気楽に鑑賞できるテーマではない。
誰にも望まれず無知な火遊びから生まれた子、育児放棄の果てにどういう訳か親権争い、小学生まで男手一つで育て情が移った頃に病で召し上げるとは神ではなく悪魔の所業、こんな異様なプロットを考えしかもコメディタッチで描くとは正気の沙汰とは思えない。そういう意味では無軌道な若者に向けた反面教師、毛色の変った性教育映画なのでしょうか。
血縁関係まで持ち出したのは子を失う親心を考えてのことなのだろうが残酷さの上塗りにしか思えない。娘が死んで明日から新しい最高の人生の始まりと言うタイトルにも言葉を失う、まるで厄介払いか、悪夢から覚めたとでも言うのだろうか。娘があまりにも不憫でした。
喜多嶋舞?!
オマールシーのファンです。
なので、オマールシーの魅力満載でとても良かったです。
母親が、黒人の男好きでやけに男運は良いだけの、ろくでなし。育児鬱は辛かったと思う。でも、8年放置で4年前から恋人がいたとは、ひどい!しかも育ててもいないのに突然現れて親権を主張。どこぞの喜多嶋舞みたい。
まさか、サミュエルの子でないなんて!
まさか、子供が病気だったなんて!
育児鬱の母親から放棄された子を急に手渡されて育てるも、血は繋がっていなかった、さらに子供は病気だなんて、かなり重いテーマになりがちなのに、テンポ良くとても軽快に楽しく物語が進んでいくのは、オマールシーの雰囲気あってのもの。その日暮らしの遊び人でテキトーな事ばかり言ってるけど、根っこが優しいので憎まれない、思いやりに溢れている役がよく似合う。背が高いからスタントもとても似合っていて、子供と過ごすために新しい仕事に挑戦したり、1日1日を子供を楽しませるためだけに全うしている表情がとても素敵だった。
母親がわりになってくれたゲイも、仕事の顔とプライベートの顔が全く違って、チャーミング。
子供の大きさ用のドア、バスケットゴール、滑り台で二階から降りれたり、失踪した母親については、スパイで任務を遂行中と設定して、その母親からメールが来るとサイレンが光る仕組みなど、家の中も子供の目線でワクワクに溢れた物ばかり。勉強よりも父親との時間を濃密に、楽しく過ごすことに重きを置いて暮らしているのは、父親がいい加減だからではなく、子供に残された時間が少ないから。理由がわかった時に、一気に全てに合点がいき、百点満点以上の父親だとわかる。にも関わらず、血の繋がりが認められず、ポッと出の母親とその恋人に親権を取られるという話。本当に泣いた。
子供以上に、親に子供が不可欠って、ごくありふれた家庭でも親の心理そのもの。子供によって親は随分と変わり成長させて貰える。
子供のために全力を尽くす親の姿のお手本を見せて貰えるような作品。
グロリアはいつも隣にいる。 どこにいてもいつまでも。
グロリアが、
タクシーの中の母親から去って
サミュエルのもとに戻り、
屋上で
ベルニーが母親に真実を告げるまで
サミュエルの寿命がないのだと
思ってました。
思い返せば、なっとく。
ビタミンや注射を
何故、父子一緒にするのか?
将来の成長への躾を度外視した
夢のように過ごして欲しいという
まるで、
期間限定のような、愛情のかけ方…
グロリアの笑顔は、
わがままはなく、
屈託のない無邪気さで
洗いたての白いTシャツのような
汚れのないイメージを
連想させました。
子供は鏡のように、
暮らしている
環境を写すので
いかに二人の暮らしが
素敵だったか伝わります。
印象的だったのは、
嘘の使い方と父子の言葉あそび
でした。
相手を傷つけないようにつく嘘。
母親の消息
病気の容態
母親から去る口実
取り繕う嘘。
DNA
様々なシーンで嘘がでてきます。
言葉遊びは、
パパ 不死身でしょ。
なにがあっても
娘に囁かれた父親は
生きようとする
魔法の言葉。
これは、
脚本にはないですが
本当の生死のエピソードに
使ってほしかったです。
ハッピーエンドではないですが
まとまっていて、
さわやかなラストがいいです。
だから、
好きな作品なんです。
作中の言葉やエピソードが
すごくいいです。
父が恐怖を娘が人生を教えてくれた。
明日はー
新しい1日だ
母親最悪
とにかく母親にムカついた。
自分の子どもを父親でも何でもないワンナイトの男の元に捨てておいて、8年後突然現れて幸せな2人の人生を引っ掻き回すだけ引っ掻き回す。
あーいう屑みたいな人間もいるんだろうな
とてもよかった
映画秘宝2017ベストテンで、のんさんが1位にしていて、里親映画というので見てみた。確かに素晴らしい里親映画だった。
ただ、女の子が本当に可愛らしくて頭のいい、いい子で育児の負の側面に一切触れていないのがちょっと物足りなかった。たまたまあの子がいい子だから節度ある子になったけど、だらしのない子だったらとんでもない悪い子になっていたような生活ぶりだった。
実母が、ちょっと譲ってあげると全部根こそぎ持っていくタイプのやばい女だった。立場をわきまえて欲しいし、意地汚いにもほどがある。こんなやばい女が世の中にはいるのだと、普段は普通にいい顔をしていても立場次第でどうにでもなるタイプの女には本当に気をつけなければならないという警鐘でもある、いい映画だった。
Les Intouchablesの方が良かった
全体的に感情移入はしやすく、わかりやすい内容で起承転結もあって特に転の部分では予想しない展開がありそこから先は大泣きでした。
その一方で、二人で過ごした8年間の描写はダイジェストであまり見ることができず、物足りなさもありました。またクリスティンの行動はあまりにサイコパスで、それをその都度容認してしまう態度には少し違和感を覚えました。元から実の子供じゃないとわかってたらDNA検査なんかしないしそこに対してももう少し驚きと然るべき対応があってもいいはずが、色々あったけどなんだかんだ母親みたいな扱いには戸惑いが隠せませんでした。やはり実話ベースでのデフォルメされた話の方が現実味があって面白いと思ってしまいました。個人的な趣向もありますが。
記号化された起承転結に、記号的な感動。
もはや安心印のついた「オマール・シー映画」。オマール・シー主演作なら安心して見られるだろうし、心洗われるようなほっこりした気持ちになれるだろう、なんて思うようになってしまいました。そういう意味ではこの映画はまさしく「オマール・シー映画」。善良な父親が愛娘の最高のパパになろうと奮闘し、感動的な結末へと突入する、実にいかにもな作品。分かってて観に行ったので、これでいいんです。
ただ、満足したか?というとそこまでではなかった。なんだか非常に物足らないというか、描くべき部分を描き飛ばしてしまっていたような印象を最後まで抱いていた。導入部分からしてそうだ。突然乳児を押し付けられ、しかも言葉も通じないロンドンの地で娘を育てるというのに、どのようにして乳児を育て、またそのロンドンの地で生活を送って行ったのかや、そういった過程で芽ばえる父性や人間的な成長、そして父娘の絆などといったものはすっかり描き飛ばして物語は8年後に飛んでしまう。それ以外でも、説明が必要な部分を華麗にスルーして展開してしまうので、なんだか都合の悪いところを飛ばして都合のいい分だけを描いているような印象になってしまった。
その後のストーリー展開においても同様で、親権裁判における父親としての試練や葛藤なども描き飛ばされてしまったし、ストーリーがまるで記号のよう。起=突然パパになる、承=うまい具合に成長した娘との家族生活、転=母親との再会と真剣裁判、結=悲しい別れ、という起承転結を記号的に描くばかりで、そこから生じる人間的なドラマまでは深く描き込まない。娘の病のことさえ、闘病の過酷さや病を隠して生活する辛さはやっぱり描き飛ばして記号化されてしまっている。そのくせラストにだけ感動の切り札みたいに振りかざしても、当然、記号のような感動しか生まれない。フランス映画なんだけれど、まるでハリウッドのコメディ映画っぽいご都合主義を全編に感じる作品だった。
そもそもオマール・シーは「最強のふたり」のイメージが強すぎて、本当にこういう感動系ハートフル・コメディの出演作ばっかりになってしまい、そろそろマンネリ感が出てきた。なんだか悪い意味で一時のロビン・ウィリアムズみたいになっていきそうで(名優なんだけど)こっちが心配になってくる。彼の喜劇俳優としてのポテンシャルが輝くような作品が観たいし、これまでと全く雰囲気の違う主演作も、そろそろ観たい気がするのだが。
メキシコ版のオリジナルが観たい!
元々は『Instructions Not Included(英題)』というメキシコ映画のリメイク作品らしい。
アメリカ版の予告を観てWikipediaを読む限りあまり改変がされていないようだが、日本では本編が観られないので詳しい実体はわからない。
(父親サイズと子どもサイズのドアがあるところまでいっしょ)
いずれにしろリメイクされるぐらいのオリジナル作品を観たいものである。
日本ではヨーロッパや韓国映画はさかんに上映されるが、なぜ南米やアジアの映画をもっと上映しないのだろうか。
残念である。
オマール・シーは『最高のふたり』以来、『サンバ』『ショコラ』など主演の映画はもちろん『パーフェクト・プラン』『二ツ星の料理人』『インフェルノ』などのハリウッド映画も含めて筆者も彼の出演する映画をよく目にするようになった。
『ムード・インディゴ うたかたの日々』にも出演していたらしいが、こちらは観てはいても彼が出演していた記憶がない。
個人的な見解になるが、本作も含めたシーのバディムービーはすべて演技が同じに見える。(同じようなキャラクターに起用されているとも言える)
『インフェルノ』における原作にはない腹黒い捜査官など結構シリアスな役柄も似合うと思うが、一度定着したキャラクターが災いしてなかなか他のオファーが来ないのだろうか?
オリジナルはメキシコとアメリカが舞台で不法入国するおまけまでついているが、本作はフランスとイギリスを飛行機で移動するだけ、そこはしょうがない。
映画プロデューサーに主役が気に入られて映画のスタントマンになる設定もいっしょだが、オリジナルでのプロデューサーがゲイかどうかはわからない。
ただオリジナル版では後年会う母親のパートナーは女性なので、プロデューサーをヘテロにしているかもしれない。
本当に近年制作される映画には同性愛の設定が多いと思う。
最近観た映画のうち4本に同性愛ネタが含まれている。
また本作で母親の異性遍歴を黒人にしたのも主役がシーという黒人であるからだと思われる。
DNAの都合上女の子は黒人と白人との混血児でないと成り立たない。
本作では母親がスパイとして各地を巡っている嘘をついているが、オリジナルは冒険家のような設定である。
よくできている作品だと思うが、やはり何か腑に落ちない。
う〜ん、不治の病かぁ〜。
まあ、主演の女の子の溌剌とした演技が良かったからもう言うのはよそう。
ただし申し訳ないがあらすじもほぼ読めてしまったので全く感動はなかった。
なお細かいところだが、1つ疑問に思ったところがあった。
父娘の部屋は相当豪華だが、聞き違いがなければ親父がスタントで稼ぐ月収は6000ドルだったと思う。
日本円に換算すると65〜70万円ぐらいだろうか。
あの部屋をあれだけ豪華に仕立てるのは無理に思えるし、維持するのも難しいのではないだろうか。
ロンドンの物価は恐ろしく高い。
地下鉄の初乗り料金が5ポンド近くする。日本円に換算すると700円以上になる。
世界中を旅している知人に聞いた話だが、大都市で一番物価が安いのは今や東京らしい。
日本が20年間デフレを続けた結果、日本の物価が高いというのは過去の話になったようだ。
たしかに筆者が小学生の時から30年近く経つが、国鉄からJRに変わっても初乗り料金は130円から140円のまま横ばいである。
日本国内ですら食料品などは薄利多売な都会では地方より安い場合さえある。
アメリカでオリジナルのメキシコ映画が公開されたのが2013年、本作は2016年制作の作品だからわずか3年でリメイクされたことになる。
このリメイク速度はあまりに速い。
しかも他にもアメリカ、ブラジル、トルコなど4カ国でリメイクが決定しているのだとか。
世界的にコンテンツの枯渇と売れた作品に雪崩を打つ現象は深刻なのかもしれない。
4カ国のうちあと1つに日本が入っていなくて安心したが、最後の1つは13億超の人民を抱えるお隣のあの国でした〜。
人生って本当に不公平だなあ、、、
この作品に対する感情移入は見る人によるかも。
もしあなたがお父さんで娘さんがいるなら非常に胸にグッとくる作品になると思う。
ありきたりな子供を代わりに育てて、、、親が現れて、、、。的な内容ではあるのだけれど、サミュエル(オマール・シー)が持ち前の明るさと温かさで娘を包んでいく姿が非常に見ていてじんわりとしてくる。
型にはまらない子育てであるが、それは彼なりの一生懸命で全力で、最後には大きな感動に繋がる。
始まってから子供を押し付けられるまでが早く、その子が大きく(8歳)なるまでがまたテンポよくすすむ。
それは良くもあり、もう少し2人(3人か?)の成長ややり取りを描いても良かったと思う。
今作の一番の問題(?)と言うか引っかかるのは母親の存在なのである。
この人物が一言で言うと「吐き気を催す程のクズ」であり、当初はプレイボーイのサミュエルに孕まされたと感じていたのだが、育児を放棄し、途中で男も作っておきながら8年もしてからノコノコと現れ「私にも娘に会う権利がある」と言い放つ。
どうしても娘を手放さないといけない理由があったとはいえ(劇中では描かれない)8年も放置し、その時々で自分の好きな行動を選択したどの口が言うのであろうか?
その間にサミュエルは娘(グロリア)に母は諜報員だから会えないと嘘をついて唯一のフェイスブックの画像をトムクルーズやニコールキッドマン等の俳優と加工して写したりと(涙ぐましい)努力をして娘にメールを送る。
まあこの母の存在がサミュエルの一途でまっすぐな愛を美しく描いているとも言える。
自分が親になって本当に親の大変さや子供に対する愛を感じる事が多い。
無償の愛なんてあるのか?と思った事もあるが、今なら間違い無く言えると感じる。
ネタバレになるが8歳で娘が亡くなるとはどんな悼みなのだろうか?
8歳までしか生きることが出来なかった子はどんなに無念なのだろう?
まだうちの娘は言葉を交わす事が出来ない。
今日おばあちゃんが買ってくれたミキハウスの靴の意味も分かっていないだろう。
しかしそんな娘でもこの映画を見ると胸が痛く苦しくなった。
最後はさわやかなラストであったが、どうかサミュエルに素敵な毎日が訪れるように、と感じた。
そして邦題は少しズレているなとも思った。
ベタだったけど、よかった
一緒に生活するって、お互いの事を尊重して大事にすること。
子供の事を思ってたから、子供の人生が見えてたから、幸せな時間をつくってあげたいと思う気持ちだと思う。
将来がある子供だったらまた違うのかもしれないし、父親がいなくなるのでもまた育て方が違うのかもしれない。
でもなによりも、彼女の幸せを思ってると思うから、母親の気持ちが理解できない。
親になりたいのか、彼女の幸せを願うのか、目的が違うと行動が変わってくるんだと思った
なかなかよかった。
サミュエルが勇気をもってスタントマンや子育てに奮闘する姿勢はとても一生懸命で楽しそうでした。
そしてついていた優しい嘘が消えてしまい、娘が死んでしまった最後のシーンで彼は少し笑って「明日は最高の始まりだ」といっていたのは何故でしょう。
彼は失意の中で、娘が全ての人生がなくなってしまったのに、何を思い浮かべてたのですかね?
残酷な内容だけど彼の生き様と優しく気の利いた嘘が物語を明るくしていたように思います。
親子とは
気分的に前に進めそうな映画を観たくてタイトルだけで観に行ってきました。
観終えてみるとありがちな物語でしたが、サミュエルとグロリアの親子の絆に尽きる物語だったなと思いました。
グロリアは可愛らしかったですね。
素直で明るく、よくもまぁあのプレイボーイからこんなできた娘が育ったなと。
ベルニーという母親代りがいたからというのもあったと思うけど一番はサミュエル自身が変わった事だろう。
とわいえ元プレイボーイのテクニックなのか校長先生を垂らしこむシーンは面白かったです。
グロリアが母を求めた結果としてクリスティンが登場するわけですが、クリスティンは勝手すぎるなと思いました。
自分で手放したとはいえ、その子供に会いたいという気持ちはわかる。
だけどサミュエルが暴力振るうとかならいざ知らず学校行ってなくたって幸せに暮らしてるんだから、それを壊して親権が欲しいというのはちょっと身勝手にも程があるだろう!!
そして何より遺伝子検査って、、、
それは同時期に二人と寝てるという事だろうが!
悪女にしか見えなかったが、それでもグロリアの唯一の母には違いない。
遺伝子検査の結果を見た後でも、「それでもパパはパパでしょ?」って言ってたグロリアに、そういう事を含めていい子に育ったなぁと改めて思いました。
こういうのっていつも親が勝手に決めてしまうけど、子供の意見を聴く機会はないのだろうか?
クリスティンに連れて行かれる日、グロリアが嘘をつき、サミュエルを抱きしめた時、自然に涙がこぼれました。
最後の海辺のシーンは良かったなぁ。
グロリア、サミュエル、ベルニー、クリスティン、皆んなが幸せそうに笑顔で。。。
ハッピーエンドではなかったけど心温まる物語でした。
親とは、共に生きるとは
親の役目は子どもを作ったり、産んだりする事だけでなく、育てる事だと思う。
この脚本はこの映画がファンタジーである事を強調している。だからこそ表現できる事があると伝えている。
子どもを育てることは喜びである。幸運な事である。そんな事を実感できる。
産んだ事に、又は捨てた?事に、ネガティブに囚われている母親には、見えていないことがある。それはグロリアが死んでもずっとそばにいてくれること。
邦題が??なのが少し残念。
全25件中、1~20件目を表示